二つの講座 - ミューズの日記
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先日の日曜日(2/3)は午前と午後に二つの講座が開かれました。
一つは中川祥治さんによる「ソルフェージュ基礎講座」、もう一つが藤井敬吾さんの公開レッスン。ある受講者から「こう言った事は他でもいろんな所でやってるんでしょうかね?」と質問があり、胸を張って答えました。「こんな事をやっているギター専門店は他にはありませんよ。」その時はチョッピリ鼻が高くなっていたかも知れません。

「ソルフェージュ基礎講座」は先日が第1日目であと5回シリーズで行います。楽譜を読むのが苦手な人、初見演奏が出来ない人、そんな人達の為の講座です。本来ならギターのレッスンの時間に少しずつやっていくのが理想なんですが、現実にはなかなか難しいですからね。尤もミューズの講師にはレッスンの頭5~10分くらいを利用して実践している人もいますが・・・。次回は17日(日)です。2回目から参加も可能ですので、ご希望の方は是非ご参加下さい。

午後は藤井敬吾さんの初級者から中級者を対象にした、ミューズ講師陣による公開レッスン最終回。第1部で3人のモデル生徒さんを前にして75分ほど基礎的な事についてのレクチャーがあり、第2部では3人の方が個人レッスンを受けられました。
第1部は用意した資料に沿ってレッスン。
1.右手の正しい置き方
2.左手の正しい持ち方
3.スタッカートの練習
4.スラーの練習
5.親指スラーの練習
6.かえるのうた

藤井先生は本当に教え方が上手ですね。いつも感心して拝聴しています。例えば一つだけご紹介します。一人の受講者に1弦の5フレットから6,7,8フレットに半音ずつ指を置かせて、もう一人にその1弦8フレットを押さえている左手の小指を引っ張らせます。最初は簡単に小指が外れてしまいます。次に先生が生徒の姿勢と左手の形を直してからもう一度引っ張らせます。するといくら強く引っ張っても小指が外れないんです。ここで先生は如何に姿勢と押さえ方、手の形が大切かを証明して見せる訳です。いかに小さな力で、脱力した状態でしっかり押さえることが出来るかと言う事を。
かえるのうたでは如何にソルフェージュ、音楽基礎力が大切かを3名のグループで実践して見せます。ここでは暗譜の仕方にも言及されました。
聴講された方も大いに勉強になったのではないでしょうか。嬉しかったのはミューズの講師が3名も聴講に来て勉強して行ってくれた事です。

そして3人の個人レッスンは全員が偶然にもタレガの曲で受講。先生の得意な作曲家でもあり話はどんどん膨れて終了時間は約1時間ほど延長してしまいましたが、全員が最後まで聞き入っていました。

どう言う訳か、これから3月・4月・5月と毎月公開レッスンが入っています。これだけ毎月続くのはミューズ始まって以来ですが、絶好の機会ですので是非皆さんも受講又は聴講をされる事をお薦めいたします。
3月1日(土)福田進一(受講者決定済み)
4月20日(日)稲垣 稔(まだ受講枠あり)
5月17日(土)大萩康司(まだ受講枠あり)

また、公開ではありませんが、パヴェル・シュタイドルのプライベートレッスンも2月28日に予定しています。まだ時間など詳細は決まっていませんが、ご希望の方はご連絡ください。


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