今日のバレンタイン・ポップス・ギター・デュオ・コンサートは満席でした。
演奏者お二人の人気振りが窺えます。高岡誠さんと佐々木響士朗さんのコンビですが、お二人は非常に対照的なギタリストです。先ずそれぞれの音が全く対照的です。高岡さんは非常に繊細で多彩な音を出されますし、佐々木さんは甘く太い音を出されます。演奏も高岡さんはテンポや音色を多彩に変化させて歌う人ですし、佐々木さんはカチッとした正統派の演奏スタイルです。そんな対照的なお二人のデュオも変化があって面白い演奏でした。
デュオは全てドレミ出版の「ポップス・ギター・デュエット」から名曲を23曲、そして高岡さんのソロで沖縄の歌を2曲(芭蕉布/普久原恒勇、島唄/宮沢和史)と言うプログラムでとても楽しめる内容と演奏でした。
この曲集は非常に簡単にアレンジされており、初級者の副教材にも使われているものですが、演奏次第でこれだけ楽しめるんだと証明してくれましたね。決して難しい曲を演奏するばかりが人に感動を与えるものではないと言う見本を見せて頂いた感じです。
是非皆さんも発表会やワンコイン・コンサートなどで演奏してみてください。
<デュオの曲目>
茶色の小瓶 / アメリカ民謡
聖者の行進 / アメリカ民謡
大きな古時計 / H.C.Work
イフ・ウイ・ホールド・オン・トゥゲザー/ J.Horner & W.Jennings
別れの曲 / F.F.Chopin
ムーン・リバー / H.Mancini
エデンの東 / R.Rosenman
鉄道員 / C.Rustichelli
シェルブールの雨傘 / M.Legrand
風の丘 / 久石 譲
紅花 / 星 勝
アマポーラ / J.M.La Calle & A.Gamsel
ベサメムーチョ / C.Velazquez
美女と野獣 / H.Ashman
チム・チム・チェリー/ R.M.Sherman & R.B.Sherman
追憶 / M.Hamlisch
雨にぬれても / B.Bacharach
マリア・エレナ / L.Barcelata
エストレリータ / M.M.Ponce
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン / B.Howard
G線上のアリア / J.S.Bach
パリの空の下 / H.Giraud
イパネマの娘 / A.C.Jobin
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アンコールは、オルフェのサンバと星に願いを でした。
またやって下さいね。
また、アンコールの曲名を追記していただきありがとうございました。