2009年11月25日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先週の土日(11/20,11/21)はミューズが大萩ファンで埋め尽くされました。
名実共に人気ギタリストNo.1ですね。ただかっこいいと言うだけのアイドルではなく、演奏が素晴らしい。以前から師匠の福田進一さんも大萩さんの音楽性を高く評価していましたが、益々演奏家としての実力に磨きが掛かってきているのを実感しました。小さなサロンで聴くと、微妙なニュアンスも非常に良く聞き取ることが出来ます。大きなホールで演奏する事が多い方なので、ダイナミックレンジはとても広い演奏をする人ですが、音量の変化、音色の変化、歌いまわしの変化などがとても良く伝わってきました。
使用された楽器は10年前に購入されたと言う1962年のブーシェ。10年のお付き合いで楽器も大萩さんの楽器になっています。彼の気持ちが楽器にとてもよく伝わっていました。ゆったりと、たっぷりと歌ってくれました。大萩さんの音色は本当にきれいですね。

プログラムは下記の通りでした。
・11月のある日/レオ・ブローウェル
武満 徹 編曲集「ギターのための12の歌」より
・ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡
・イエスタデイ/ジョン・レノン/ポールマッカートニー
・アルハンブラの想い出/フランシスコ・タレガ
・ショーロス第1番/エイトル・ヴィラ=ロボス
・老いた賢者
・風の道/アリエル・アッセルボーン
・羽衣伝説~山入端博の旋律による~/藤井敬吾

公開レッスンは今回は5人が受講されました。大萩さんも公開レッスン形式で教えるのに慣れてきたんでしょうね。初めての時に比べると聴講者にも随分とレッスン内容が分かりやすく伝わって来ました。

レッスン終了後は受講者と共に打上げ。丁度月1回のレッスンに来ていただいていた藤井敬吾先生も合流して楽しいひと時を過ごすことが出来ました。レストランが貸切状態になったので、前回同様演奏が始まりました。トップバッターが受講者の金田栞奈ちゃん。彼女は受講者の一人、大西さん製作のラコートで演奏。可愛い栞奈ちゃんにラコートがピッタリ合って絵になるんです。つい写真を撮ってしまいました。ギター好きな仲間の飲み会には、このギター演奏のひと時がなんとも言えない至福の時となりますね。
山下 高博

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