2009年8月26日のブログ記事一覧-ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



先週の土日(8/22&8/23)はミューズは大変な賑わいでした。やはりマエストロ福田の人気は凄いですね。普通ならこれだけのギタリストをサロンで聴けるということはありませんので、間近に聴けると言うのも大きな魅力ですしね。
福田先生には定期的にマスタークラス(公開レッスン)をやって頂いているので、お客様も顔馴染みの方が多く、福田先生も親しみを持ってお話しながら演奏を進めて頂き、ミューズサロンならではの雰囲気のコンサートだったと思います。

プログラムは第1部は、タレガ没後100年を記念して7月25日に発売になったアルバム『オダリスクの踊り』から珍しいタレガ作品を含め、名曲を演奏頂き、第2部はレンゴンディ、バークレー、テデスコのこれまた珍しい、しかも難曲を演奏して頂きました。よくぞこれだけの難曲を並べたものだと思います。しかも長年弾き込んだ曲ではありませんから、マエストロと言えど大変だったと思います。

<第1部>
【タレガ作品集~没後100年を記念して】
・ヴェルディ「椿姫」による幻想曲(F.アルカス原曲)
・タールベルグの主題による演奏会用エチュード
・アラビア風奇想曲
・アルハンブラの思い出
・グランホタ(F.アルカス原曲)
<第2部>
・G.レゴンディー:序奏とカプリス Op.23
・L.バークレー:ソナティナ Op.52-No.1
・M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲 “パガニーニへの讃歌”Op.85
そしてアンコールではE.グラナドスの詩的ワルツ集より2曲、タンゴアンスカイなど重かった2部の口直し的曲で楽しませて頂きました。

日曜日は11時から6名が受講されました。
小学5年から50歳代まで幅広い年齢層でしたが、技術的アドバイスから音楽作りのアドバイスまで聴講していてもとても勉強になる一日でした。
受講者と受講曲は下記の通りでした。
・金田栞奈 タランテラ/テデスコ
・中子拓矢 大序曲/マウロ・ジュリアーニ
・鷲見雄史 序奏とロンドOp.2-2/D.アグアド
・長縄広紀 ロンドOp129/M.カステルヌオーヴォ=テデスコ
・伊藤兼治 カヴァティーナ組曲/A.タンスマン
・折戸雅尚 プレリュードとフーガ、アレグロよりアレグロ/J.S.バッハ

この二日間は昼夜共に福田ワールドにどっぷり漬かることが出来、楽しい時間でした。何しろ福田先生は音楽的な知識だけにとどまらず、世界中を飛び回っている人ですから、音楽界の事から、食べ物の事、文化の事など話しのネタは尽きることがありません。引き出しを一杯もっていますから、話をしていても飽きることがないんです。しかも純粋におどけられる人なので小学5年生の栞奈ちゃんも打上げ終了して『あぁ、楽しかった!』と言えるんですから。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )