2009年5月21日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先日の日曜日(5/17)は伊東福雄さんと篠原正志さんお二人の『フリーバーズ』コンサートでした。
フリーバーズとは、自由に羽ばたく鳥と言う意味で名づけられたそうで、1985年に結成され、来年は25周年になると言う、息の長い二重奏団です。お二人ともGLC(ギター・リーダーズ・クラブ)に深いかかわりを持っており、伊東さんはGLCの立ち上げから関っている方ですし、篠原さんは現在GLCの会長をなさっています。皆さんもGLC学生コンクールと言うのをご存知ですよね。今年で34回目になるそうです。GLCはギター音楽の普及と若い世代の育成を目的とした、ギタリストや教育者有志により結成されている非営利団体で、フリーバーズのお二人も学校での演奏など、普及活動を積極的に行っています。そんな関係もあり、今回のプログラムもギターを初めて聴く人達にも楽しんで頂ける内容でした。有名曲や楽しく聴ける曲を盛り込んで頂きました。

お一人お一人がソリストとして活躍されている実力派ですし、もう長年のコンビを組まれているので、とても息の合った素晴らしい演奏を披露していただきました。また、お二人のお喋りがとても面白いんです。日常会話もシャレがバンバン出てきますが、ステージでも全く変わらず、何度も会場の笑いを取っていました。やはりこの辺りも普段から普及活動としてのコンサートを数多くこなされているお二人ならではなんだと思いました。そういう意味ではお二人ともエンタテイナーですね。

因みにプログラムは下記の通りでした。
【第一部】
・ランクラージュマン・・・・・F.ソル
  カンタービレ 主題と変奏 ワルツ
・ロマンス・・・・・・・スペイン民謡
・恋のアランフェス・・・・J.ロドリーゴ
・アルハンブラ宮殿の想い出・・・F.タレガ
・スペイン セレナータ・・・・J.マラッツ(篠原ソロ)
・3つの小品・・・・・I.アルベニス
   プレリュード タンゴ マラゲーニャ
【第二部】
・ブエノスアイレスの四季より 夏 ・・・・A.ピアソラ
・サーカス・ミュージック・・・・・・・・C.ドメニコーニ
  アルゼンチンのナイフ投げ、スペインのギリシャ馬乗り
    鑞人形館、ダック レース、アンデスの蚤芸
      ウラルの不思議な声とドンコサック
        氷上の消防隊、鍵穴を通って消えたヨギ
          さようならと奏でるオーケストラ
・ブラジル民謡「この道」・・・・・・I.サビオ(伊東ソロ)
・アンド アイ ラヴ ハー・・・・・・・・・ビートルズ
・フール オン ザ ヒル ・・・・・・・・・ビートルズ
・「森の聲」・・・・・・・・・・・・・・・・・井上勝仁
      ボールドウィン  夜鳥





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