また見つかった、
何が、永遠が、
海と溶け合う太陽が。
独り居の夜も
燃える日も
心に掛けぬお前の祈念を、
永遠の俺の心よ、かたく守れ。
人間どもの同意から
月並みな世の楽しみから
お前は、そんなら手を切って、
飛んで行くんだ……。
――もとより希望があるものか
立ち直る筋もあるものか、
学問しても忍耐しても、
いずれ苦痛は必定だ。
明日という日があるものか、
深紅の燠の繻子の肌、
それ、そのあなたの灼熱が、
人の務めというものだ。
また見つかった、
――何が、――永遠が、
海と溶け合う太陽が。
『地獄の季節 ランボオ作 小林秀雄訳 <岩波文庫>』より抜粋
思い切りニヒリストですけど、ランボオって真の無頼派なのかもしれません。
また見つかった、
――何が、――永遠が、
海と溶け合う太陽が。
このフレーズが、かなりクール。
イカレテル、イカシテル。
しかも同じフレーズをサンドイッチしてるとこが憎い。
また見つかったのかよ。
しかも、永遠かよ。
海と溶け合う太陽かよ。
さまぁ~ずの三村風にランボオに突っ込みを入れたくなるのは私だけ・・・?
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月並みな世の楽しみから
お前は、そんなら手を切って、
飛んで行くんだ……。
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立ち直る筋もあるものか、
学問しても忍耐しても、
いずれ苦痛は必定だ。
明日という日があるものか、
深紅の燠の繻子の肌、
それ、そのあなたの灼熱が、
人の務めというものだ。
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――何が、――永遠が、
海と溶け合う太陽が。
『地獄の季節 ランボオ作 小林秀雄訳 <岩波文庫>』より抜粋
思い切りニヒリストですけど、ランボオって真の無頼派なのかもしれません。
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――何が、――永遠が、
海と溶け合う太陽が。
このフレーズが、かなりクール。
イカレテル、イカシテル。
しかも同じフレーズをサンドイッチしてるとこが憎い。
また見つかったのかよ。
しかも、永遠かよ。
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