machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

宮中(みやなか)ダムを見てきた

2009-09-20 | Weblog
バイクで十日町の信濃川の宮中ダムを見てきた。
JR東日本信濃川発電所は不正取水問題で現在発電が停止している。
宮中ダムで堰き止められた信濃川の大量の水は再び轟々と水煙を上げながら信濃川本流を流れていっていた。写真で観ると渇水期のダム下流の信濃川は小川のようだった。ほとんどの水は発電のために地下のトンネルを通って下流の三つの発電所に送られていた。

大正時代に宮中ダムは着工し昭和14年に千手発電所は運用を始めた。昭和26年に小千谷発電所は完成した。

水力発電は安全で経済的で化石燃料を消費しない環境に良い発電方法。
今年の夏は涼しかったので、電力不足による停電にはならなかったが危機的ではあったそうだ。取水量にデータの改竄があって悪質だったので発電停止となったわけだが、国益を考えると残念だ。地球資源の無駄遣いももったいない。

早い再開を望む。

この発電所は大正から平成まで工事が続けられてきて、私とも因縁が深い。大叔父は鉄道省・国鉄の技術者として生涯をこの事業のために働いた。妻の本家の長男はこの工事で若くして死んでいる。
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