神様の仕業

与謝野馨経済財政担当相は２０日の記者会見で、福島第１原発事故について「神様の仕業としか説明できない」と述べた。その上で「神様の仕業とは自然現象だ。人間の予想や知恵をはるかに超える津波が起きたのは自然現象であり、あたかも原子力事業者が事故の発生原因まで責任を負わなければいけないという言動があるのはおかしなことだ」と指摘し、過剰な東京電力批判に疑問を呈した。

「仕業」とは「現代語では、多く人にとがめられるような行為についていう」。例「あいつの―に違いない」

電源が失われればメルトダウンするような危険な「核エネルギー発電」を利権で目が暗んでやり続けた人間の愚かさこそ事故の原因だ。
津波でなくても、たとえば戦争で攻撃され電源が失われることもある、単純な電気の供給不足で失われる事もあるだろう。
事故によって膨大な放射性物質を撒き散らし大地と海と空を汚染させた原因は地震や津波ではなく、非常事態に対処してこなかった人間にある。

この事故を責任転嫁するようでは万物の霊長とは言えない。人間は地球の主人面して鉱物資源・植物資源・動物を自由に奪いこき使っているじゃないか。
人間には責任がある。神様がバカ息子に泣いてるよ。