(本頁は「2025年4月1日の男鹿・前編」の続きである。)
赤い鳥居をくぐった五社堂境内には、オウレンが咲き残っていた。
キクバオウレン
他にはキクザキイチゲ。
(右上)フキノトウ
五社堂遥拝殿前の広場はカタクリが花筵のように群生する場所だが、
この日、咲いているものはまだホンの少しだった。
五社堂遥拝殿
五社堂の裏の雑木林に行ったら、
シュンランは蕾だったが、
(右上)フクジュソウの花は終わるところだった。
ナニワズはまだ咲き残っていた。
折角来たのだから、福寿草の群生地(仮称:福寿草山)も訪ねてみた。
今年は昨年に比べると、フクジュソウが少なく、疎らな感じだった。
天候不順のせいだろうか。
いずれにしろ今年は不作年、裏年だった。
フクジュソウ
(右上)数は少ないが、カタクリが咲き出していた。
キバナノアマナ
ミチノクエンゴサク
(右上)アズマイチゲ
スプリングエフェラルではないが、ネコノメソウの仲間。
アオイスミレ
ここにはヒロハアオヤギソウやキツネノカミソリの若葉が多かった。
これらの花が咲くのは初夏や晩夏だ。
以上。
エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)? のブルーの斜面が圧巻で
いちどお目にかかってみたいと思いました。
フクジュソウはこれで裏年ですか。贅沢すぎますね。
>こんにちは... への返信
コメントありがとうございます。エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?は「前編」をご覧になられたんですね。
長楽寺山門付近の群生は昔からみごとだと思っておりましたが、
たしか昨年やっと地元メディアでも取り上げられるようになりました。
フクジュソウは最近では2022年が豊作年でした。
↓頁参照。どうか較べてみて下さい。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/12a9351e7c85b57aeb9cbe18c970f147
今年は三月もそうでしたが、四月になってからはこの日(4月1日)を除いて毎日のように雨降りが続いております。
こんなに天候不順が続く年も珍しいですね。
凄いですね!
フクジュソウの群落地ですね!!
>こんばんは。... への返信
コメントありがとうございます。
本群生地は秋田ではたぶん最大規模と思われる群生地です。
フクジュソウの他にはアズマイチゲや四月下旬以降に咲くニリンソウの群生もみごとで
これらは秋田では間違いなく最大規模でしょうね。
フクジュソウは一時期、園芸目的の盗掘でだいぶ減ったようですが、
孫子のためにもどうか守ってあげたい自然のひとつです。