(本頁は「2017年8月6日、焼石のお花畑復活(5)」の続きである。)
東焼石岳への分岐点に到着した。
この付近は六月に来たときは素晴らしいお花畑だった(こちら)。
八月のお花畑は初夏に較べると、色合いは地味だが、花の量は多いかもしれない。
お花畑は復活していた。
今、咲いているのはトウゲブキやギボウシ。
それにハクサンシャジン、ハクサンフウロ、クルマユリ、セリ科などが混じっている。
バックは焼石岳。
(右上)主にトウゲブキ
コバギボウシ
トウゲブキとコバギボウシ
(右上)イワショウブ
ギボウシの仲間はコバギボウシだけかと思っていたら、オオバギボウシも生えていた。
オオバギボウシ
再びコバギボウシとトウゲブキ。
こちらのバックは東焼石岳。
本シリーズの冒頭頁(こちら)に掲げたお花畑にやってきた。バックは焼石岳。
(右上)ハクサンフウロ
このお花畑、他の山では鳥海山南面の八丁坂のお花畑(こちら)に似ていると感じた。
姥石平に向かう途中の風景。
途中でオクキタアザミも咲いていた。
ウゴアザミ
(右上)オクキタアザミはアザミ属ではなく、トウヒレン属。
この花は鳥海山と羽後朝日、焼石岳の三山だけに生えると聞く。
一部の場所でハクサンイチゲが二度咲きをしていた。
ハクサンイチゲとハクサンフウロ
トウゲブキとハクサンイチゲ
(右上)ハクサンシャジン
姥石平の分岐点に再び到着。その後はひたすら下山していく。
姥石平下部の草原から東焼石岳を振り返る。
銀明水まで下りたらまた霧が出てきた。
銀明水下部の湿原
下山時の中沼。奥の黄色はトウゲブキの群生。
今回の焼石岳は雲や霧がかかって景色はよく見えなかったが、花は種類、量ともに豊富だった。
以上。