来週月曜日(12月6日)に学会発表の申込締め切りを控え、我が研究が佳境を迎えているため、ますます以て忙しい毎日を過ごしております。何この慌ただしさ・・。まあ、前期に割とのんびり過ごしていた反動でもあるのですが、TA(ティーチングアシスタント)3つ掛け持ちも相まって、12月前半にかけて大変忙しい日々が続く見込みです。去年は8月が大学卒業や大学院入試などで多忙でしたが、今年は今が最大の踏ん張りどころのようです。
さてさて、夏休みから延々と続けてきました8月初めの「ねぶた旅行」の補完ですが、すっかり時間も経ってしまい、間もなく冬休みというところまで来てしまいましたよ・・。もうちょっとサクサクと補完を進めるべきでしたねぇ。
ここでもう一度この旅のおさらいをしておきましょう。
8月6日(金曜日)の夜、レポート6種同時提出を果たした私は、夜行急行「はまなす」で青森へ向かいました。翌7日の朝、青森駅に到着、少し青森駅周辺を散策した後、この日1つ目のねぶた・ねぷたを観るため、普通列車で弘前へ向かいました。(今ココ)
ちなみに、先にこの後の行程を書いておくと、午前中に弘前ねぷたを観賞後、特急「つがる」で青森へ戻り、青森ねぶたの最終日昼間運行を観賞しました。そして青森駅前の銭湯で汗を流して休憩後、普通列車で五所川原市へ向かい、夜の五所川原立ねぷたを観賞。その後臨時の特急「つがる」で秋田市へ出て、駅前の東横インで一泊。翌朝、秋田新幹線「こまち」、東北新幹線「はやて」、特急「スーパー白鳥」を乗り継いで函館まで戻り、五稜郭や旧市街を観光した後、特急「スーパー北斗」で夜遅くに札幌に帰着。通常の週末2連休をフルに使った旅でした・・。
前回、7日午前7時半に弘前に到着したところまで書きました。今回はその続きから始めます。
道端にスタンバイされていた「弘前ねぷた」の山車。
弘前駅から旧ダイエー前の通りをしばらく歩いていたら、このような山車が何台か停めてあるのを見つけました。本物の山車を見て、この後のねぷた巡行への期待感が一気に高まりました。
ねぷた運行ルートの案内看板。
弘前ねぷたは、一週間に渡って毎晩運行されます。ルートは日によって異なりますが、基本的に弘前城近くの商店街を通るように設定されています。
土手町通りの店舗の軒先には、このような「雁木」の様式が見られます。これは雪国の知恵で、買い物客が雪道を歩かずに済むようになっています。弘前市のお隣の黒石市には、今も木造の昔ながらの雁木が保存されており、私も以前見に行ったことがあります。
というわけで、7年前の8月15日に撮影した黒石の雁木の写真です。
同様の様式は、雪深い新潟などでも見られるそうです。
ねぷた運行開始まで時間があったので、商店街を散策しました。弘前城近くまで歩いて往復したので、喉がカラカラに乾き、自販機でジュースを買いました。この自販機、一時期流行ったラーメン缶仕様なのに、肝心のラーメン缶がない・・。
ねぷた巡行開始!
パトカーの先導の後に、広報車、じょっぱり大太鼓、そして山車の順に続いています。
・・・その4「弘前ねぷた本編」へ続く。・・・