うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

宮古島に来ています。

2006年03月28日 16時21分24秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日から Reef 琉球大学サンゴ礁生物研究会の春合宿で宮古島に来ています。
昨晩、有村海運の「フェリー飛龍」で那覇新港を出港、時化のため、かなり揺れましたが、今朝4時、定刻に宮古島平良港に到着しました。レンタカーにて早速宮古島東端の東平安名崎に日の出を見に向いましたが、空はどんよりと曇っており、雨混じりの強風が吹きつける、あいにくの天候で、結局日の出は見えませんでした。本来ならば、ほぼ360度に広がる太平洋の海原から太陽が昇る様がダイナミックに見えるそうなのですが、残念・・。

卒業写真展の搬入でした。

2006年03月20日 16時20分13秒 | うちなー日記(沖縄編)
昨日帰ったばかりですが、今日は早速写真展の搬入でした。
午前9時、サークル棟前に集合、先輩の車に分乗して会場である、沖縄市のショッピングモール「プラザハウス」に向いました。
実は、以前観光で沖縄に来た際に、プラザハウスに立ち寄ったことがあるのですが、今日はそれから4年ぶりのプラザハウスです。
プラザハウスの裏の関係者駐車場に車を停め、裏口から店内に入りました。
今回写真部が卒業写真展を開催するのは、プラザハウス内Gエリアの展示スペースです。Gエリアは、プラザハウスの北側にあたり、お土産屋が並んでいるスペースの奥に展示スペースがあります。雰囲気は良いところですが、少々お客さんに気付かれにくい場所であるのは否めません。
さて、どれくらい観客は来るのか・・?
昨日まで展示スペースを使っていた団体の片付けが終わっていなかったため、その片付けが終わるのを待って搬入を始めることになりました。
時間があったので、昨日プリントを注文した作品を引き取りにいくことにしました。ちょうどそこに連絡が入り、修理に出したバイクの修理が終わったので、私の都合の良い場所で引き渡したいとのことで、写真屋のある、天久新都心で渡してもらうことになりました。
先輩に天久まで乗せてもらい、カメラのキタムラ新都心店にて出来上がった作品を引き取ったのですが、プリント代が予想以上に高く、5枚(4つ切りノビ1枚、6つ切り4枚)で6500円もしていました。ちょっと高いなあと思いつつ、バイクの受け渡し場所まで歩いて移動すると、ちょうど修理店の車が来たところで、首尾よくバイクを引き取ることができました。結局、バイクの修理費用は8000円で、こちらは予想よりは安く済みました。ベルトを取り替えたのに加えて、緩んでいたブレーキの調整、洗車までしてくれていました。
何度か礼をして、早速バイクでプラザハウスに戻ります。那覇市天久から沖縄市のプラザハウスまでは18kmほどの道のりでしたが、修理から帰ってきたマイバイクは快調に走ってくれました。
プラザハウスにつき、展示室に入りましたが、部員が誰もいません。どうしたのかと思っていると、電話がかかってきて、昼ご飯を食べているということで、私も途中から合流しました。700円のランチ食べ放題で、マッシュポテトを食べ過ぎて少々気持ち悪くなってしまいました(料理自体は美味しかったのですが・・)orz。
昼からは、いよいよ搬入を始めました。私はさきほど受け取ってきた作品の写真を既に大阪で買って持って帰ってきていたパネルに


沖縄に戻りました。

2006年03月19日 23時19分26秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日、久々に沖縄に戻って参りました。
昨晩、近鉄バスの夜行バス(2階建て)で大阪を出発し、今朝、熊本の植木インターに到着、そこから程近い、親戚の家に挨拶し、朝ごはんと昼ごはんをご馳走になりました。その後、昼頃に熊本空港まで送ってもらい、12時55分発のANA467便(B767-300使用)にて沖縄に戻りました。今日も天気は良く(まあ良い日を狙ったのですが・・)、多少強風の影響で揺れたものの、快適なフライトでした。今日もスカイメイト利用だったのですが、春休み期間中なため、割引率が低く、この前の沖縄から伊丹までが15850円だったのに対し、今日は熊本から沖縄まで16500円かかりました。窓際を希望すると、最後尾のリクライニングが出来ない席ならば空いているとのこと・・。その席にしました。
熊本空港離陸後、しばらくすると、鹿児島上空にさしかかり、錦江湾に浮かぶ桜島がはっきりと見えました。喜入の石油備蓄センターの巨大タンク群、指宿から枕崎に至る海岸線とその先端にそそり立つ開聞岳を眼下にして、進み、東シナ海にさしかかると、屋久島・種子島、トカラ列島、徳之島がよく見えました。その後、沖永良部島、与論島上空を通過すると、沖縄本島最北端、辺戸岬のあたりで着陸態勢に入り、高度を下げ始め、雲に入りました。今日は北風だったので、那覇空港へは南からの着陸で、沖縄本島を縦断して、一度南方海上に大きく迂回した後、旋回して着陸コースに入りました。窓からは、大きなサンゴのリーフが見え、沖縄に来たという実感が湧きます。瀬長島を過ぎ、ついに那覇空港に着陸。飛行時間は1時間20分でした。10分ほど早く到着したのですが、なんと使用する予定の駐機場(33番スポット)に、別の飛行機がいて、使えないため、しばらく誘導路上で待たされることとなりました。最初、4分ほどと案内されていたのですが、結局10分ほど待ち、別の駐機場(31番スポット)に定刻に到着しました。
手荷物を受け取り、到着ロビーに出ると、「めんそ~れ、沖縄」の看板が迎えてくれました。久々の沖縄は、やはり暑く、すでに汗はだらだら・・・。リムジンバスの車内でも、クーラーが入っていました。
寮に帰ると、懐かしい臭い(ホテルみたいな感じ)で、ほっとしました。

その後、1時間ほど休憩した後、写真展に出す作品をプリントするため、那覇市天久新都心にバイクで向ったのですが、国道330号線を走行中、西原インター付近で突然タイヤがロック!なんとか事故らずにすんだものの、路側帯をバイクを押して歩き、ひとまず近くの複合商業施設、バークレイズコートの駐車場に停めて、今後の行動を考えました。写真は、今日中にプリント注文しなければ明日の搬入に間に合わないし、バイクもすぐに直さないと今後の行動に支障が出ます。とりあえず、iタウンページの携帯サイトで付近のバイク修理店を探したところ、出張修理をしてくれる店があったので、すぐに電話しました。こちらの故障状況(エンジンはかかるが、タイヤがまわらない)を説明すると、恐らくベルトが切れたのだろうとのこと。引き取って、明日修理してもらうことになりました。これでバイクの方はなんとかなりそうです。一段落したので、タクシーで天久に向いました。
カメラのキタムラ新都心店に着き、プリントを注文すると、明日の正午に出来上がるということで、なんとか写真展に間に合いました。良かった、良かった。
その後、バスで寮に戻り、ようやくゆっくりすることができました。

思えば、今日はとてもハードな一日でした。バイクが故障したときは、「なにやってんだか・・」と思わず思ってしまいましたが、とりあえず一通り予定をこなせて、本当に良かった、良かった。
写真は、飛行機から撮った、桜島です。噴煙があがっています。


大阪を散策しました。

2006年03月13日 16時18分13秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日は、カメラの部品を買いに大阪に行きました。3月にしては珍しく雪が降り、
昼過ぎ、日本橋に電車で到着。日本橋(にっぽんばし)は、大阪のアキバとも言われ、関西随一の電気街として有名です。また、アキバと同じく、最近ではフィギュアやDVDなど、オタク文化も盛んです。実は、私は一度メイド喫茶というものに行ってみたいと思っていました。あわよくば、日本橋で入れないかという期待もありました。
堺筋沿いに並ぶ電器店を見てまわりましたが、カメラ専門店は少なく、あっても、私が所望する部品(ミノルタマウントの×3倍エクステンダー)はありませんでした。まだメイド喫茶にも入っていませんでしたが、ひとまず日本橋を離れ、難波のビックカメラまで歩きました。
ビックカメラ2階、カメラコーナーを物色しましたが、エクステンダーはあるものの、ミノルタマウントはありませんでした。コニカミノルタ、この3月でカメラ事業から撤退することが決まっており、色々と品薄になっているようです。仕方なく、心斎橋のカメラのナニワまで歩くことにしました。
御堂筋を歩くこと15分、そごうと大丸の間の路地を入ると、カメラのナニワがありました。ここは、カメラの専門店で、大阪でカメラといえばここです。そして、ここでも探したのですが、どうしても見つからないのです。キヤノンとニコンのレンズはあるのですが、ミノルタのレンズがありません。向かいの中古専門館も見ましたが、見つけられませんでした。仕方がないので、カメラ屋を探しながら梅田まで歩くことにしました。
大阪の街は、ミナミの難波から、キタの梅田まで、約4kmを御堂筋という大通りが貫いています。毎年行なわれる御堂筋パレード(関西では生中継される)でも有名な通りです。心斎橋から、船場、本町、道修町、淀屋橋と歩き、梅田に着くころには日は暮れていました。梅田は最近、再開発が盛んで、ヨドバシカメラやヒルトンプラザが最近でき、また、これからも梅田貨物駅跡再開発やサンケイビル建て替え、阪急百貨店の改築など、話題にはことかかないエリアです。
最後の望み、ヨドバシカメラに入り、カメラコーナーを探すと、これまでの店よりも段違いに広く、商品数も豊富です。そしてついに、ミノルタマウントのエクステンダーを見つけました。残念ながら、×3倍はありませんでしたが、少し安い×2倍があり、ひとまずそれを買うことにしました。また、ついでにサークルで使う、デジカメ用の防水ハウジングも買い、今日の目的を果たせました。
結局、初めて御堂筋をミナミからキタまで歩きとおしたのですが、たまには都会の真ん中を散策するのも楽しいもんですねぇ。

写真は日本橋のメインストリートの様子です。


村上和雄先生に会いました!

2006年03月05日 16時16分37秒 | うちなー日記(沖縄編)
私は3日からとある合宿に参加しています。その合宿の中で、村上和雄先生の講演会のプログラムがありました。合宿に参加する前には、そのような講演があるとは知らず、とてもびっくりしたのですが、私が村上先生の講演を聞くのは、これで3度目(高校時代、昨年の沖縄平和祈念堂にて、そして今回)ということになり、これも何かの縁かもしれないと思いました。
今日が、その講演の日だったのですが、いつもの講演は、長くても1時間弱でしたが、今回は1時間半もあり、生い立ちの話も聞くことができました。
それによると、先生は京都大学農学部出身なのですが、どう考えても京大に入れたのはマグレだったとか、京大は別名「狂大」とも言われ、変わった先生が多く、そんな環境になじめず、農場で泣いてばかりいたとか、なかなか興味深いお話でした。相変わらず先生のお話は面白く、全く眠くなりませんでした。
後半の方では、高血圧の要因となる物質、「レニン」の発見に至るまでの話や、先生のライフワークである、「科学と信仰(倫理)」についての考えも話されていました。
現代の生命科学は、倫理に関わる問題が多く、例えば、クローン技術やヒトES細胞、遺伝子組み換え技術に至るまで、世界中で様々な議論がなされています。私も、将来はそのような分野の研究をしたいと思っているので、その「科学と信仰」の問題についてはかなり興味があるのです。
先生は、科学者と宗教者は似ていると考えているそうで、アプローチこそ違いますが、どちらも普遍の真理を追い求める者であるということをおっしゃっていました。
ところで、私はこの機会になんとかしてサインを貰おうと思ったのですが講演会が終了すると、合宿は班行動で、しかも私が班長だったため、次のスケジュールのためにすぐに会場を後にしなければなりませんでした。まあ、縁があれば今度会ったときにでもサインは貰おうと思いつつ、会場を離れました。
その後、2時間ほどして、移動中に商店街を歩いていると、前方から見覚えのある人影が歩いてきました。黒いコートに身を包んだあの人は、まさしく村上先生ではないですか!(((゜д゜;))) なんたる偶然・・・。すぐさま先生にかけより、「私は先生に憧れて、大学で生物の勉強をしているのですが、サインを頂けますか?」と話しかけました。すると、にこやかな顔で、「ああ、良いよ」との返事。最初に写真を撮ってもらい、握手までしてもらって、手持ちのスケジュール表の裏にサインしてもらいました。また、少しばかり話したのですが、曰く、「ぜひ私を越えてください」とのこと・・・。今、日本で最もノーベル賞に近いといわれる人に、そんなことを言ってもらえるなんて・・!もう感激でした。
実は、村上先生は、講演会場へはリムジンで来られていて、帰りもそうする予定だったのですが、少し商店街を見ながら駅まで歩こうと思われたようで、その途上だったそうです。実に運良くお会いできたのでした。

やはり、私は村上先生と何か縁があるようです。っていうか、そこまで言われたら、勉強頑張らないといけませんねぇ・・。