うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

寒いです。

2008年11月28日 02時23分36秒 | うちなー日記(沖縄編)
今(午前2時)、大学から帰宅したのですが、原付で走っている間、ものすごく寒く感じました。
現在、沖縄上空には寒気が入り込んでいるそうで、夜半から朝にかけて急激に冷え込む予報が出ています。
最低気温は15度と予想されています。これは、本土から見たら暖かい数字ですが、沖縄の感覚では真冬で、強烈な北風とあいまって、身体が芯から冷やされる気温なのです。

ここ数日の冷え込みで、植物も真冬と勘違いしてしまったようで、那覇市や本島北部の八重岳では、例年1月がシーズンの緋寒桜(ヒカンザクラ)がすでに咲き始めているとニュースで流れていました。

いよいよ、今日の朝からコート通学になりそうです。

トヨタフェスタに行ってきました。2

2008年11月17日 00時35分13秒 | うちなー日記(沖縄編)
会場内にずらりと並んだ新車や中古車、シートベルト着用衝突体験車、環境対策展示などを一通り見た後、皆でお目当ての試乗車コーナーに向かいました。

今年の試乗車は、ヴィッツ、パッソ、bBといったおなじみの車に加え、ハイブリッド車の充実が特に見受けられました。
プリウスはもちろん、エスティマハイブリッドや、ハリアーハイブリッド、さらにクラウンハイブリッドまで揃っていたのには驚きました。
一昨年はマークX、昨年はマークXZiOがあったところから察するに、その年に発売された車を目玉に持ってきているようですが、今年はクラウンのモデルチェンジが行われ、5月にハイブリッド仕様が発売されたので出展してきた模様。
学生にとっては、普段運転することなぞ考えられない車種に試乗できる貴重な機会です。

最初に試乗したのは、プリウスでした。

トヨタフェスタに行ってきました。1.5

2008年11月16日 20時48分43秒 | うちなー日記(沖縄編)
フェスタ会場の展示棟入口には、毎年お馴染みのピカチュウカーがいました。
相変わらず可愛い奴です。ちゃんと公道も走れます。
ちょっとこれで街を走ってみたい衝動にかられますね。

こちらはイストがベースになっているのですが、近頃はラクティスベースの新型もあるのだとか・・。全国のイベント会場で好評だそうです。

トヨタフェスタに行ってきました。

2008年11月16日 20時14分03秒 | うちなー日記(沖縄編)
この週末、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、「秋のオールトヨタフルラインアップフェスティバル」が開催されました。
私も一昨年、昨年に引き続き、昨日今日と、二日連続で行ってまいりました。

昨日は研究室の先輩、後輩たちと5人で昼過ぎから会場入りしました。
ちょうど川満先生と泉&やよい(どちらも沖縄では有名なタレント)がF1展示車両の前で実況インタビューをしていました。
さすがに実走行車ではないそうですが、精巧に再現されており、やはり格好良かったです。子供限定でシートに座ることができました。

「よしもとばなな」が来校しました。

2008年11月07日 22時44分51秒 | うちなー日記(沖縄編)
三時くらいに遅めの昼ごはんを生協で食べた後、食器返却口の横に置いてあった「琉大21世紀フォーラム」の案内チラシに目を留めました。
このフォーラムは去年から始まり、数週間に一回程度の頻度で開催されており、学内の教職員や外部のゲストが代わる代わる講演するという内容のものです。
大体は、学内の研究者の研究紹介となっており、チラシを見ても普段ならそれほど気にも留めないのですが、今日は違いました。

「発表者:よしもと ばなな(作家)、ブルース・R・ベイリー(日本ロレックス(株)代表取締役社長)」と書かれていたのです。

よしもとばななといったら、結構有名な作家じゃないですか・・。たしか昔高校の教科書で読んだ記憶があります。
なんでそんな人が琉大に?相方のロレックスの社長とはどんな関係なのか?いくつかの疑問が頭をよぎり、かなり興味が湧きました。
しかも、開催は今日の午後5時15分から・・・!
というわけで、チラシを見たのも何かの縁、講義も入ってなかったので、講演を聞きに行ってまいりました。

会場は法文学部の新棟2階215教室、いわゆる大階段教室で、琉球大学の中では最も立派な教室の一つで、先週のCOEワークショップでもここが使われました。

開始直前に入ったので、すでに席は粗方埋まっており、立ち見客も大勢いましたが、幸いなことに研究室の後輩が留学生(後輩がチューターをしている:なんとよしもとばななのファンで、「キッチン」の英語訳を持参していた)と先に来ていて、隣の空席に無事に座ることができました。

そして講演が始まったのですが、今日の講演は日本ロレックス社長のベイリー氏との対談形式で進められました。
よしもとばななさんとベイリー氏とは、10年以上の親交がある友人だそうです。
ベイリー氏は早稲田大学に留学して以来、34年間日本在住で、マーケットリサーチ会社から輸入時計業界に転向し、現在ロレックスの日本法人社長をしているとのこと・・。さすがに日本語ペラペラで、話術も巧みでした。

さて、肝心のよしもとばななさんですが、私自身は作品をきちんと読んだことがなかったのですが、話を聞いたら、なかなか面白い方でした。
曰く、ペンネームの由来は、日本人らしくなく、かつ性別を感じさせない(ちなみに本名は真秀子まほこだそうで、日本人女性らしい名前です)ものということで、「ばなな」としたらしいのですが、よくよく考えてみたら、バナナのことを「banana」と呼ばない国も多々あるわけで、ちょっと失敗だったとか。

また曰く、小説を書いていると、主人公(必ずしも自分がモデルではない)が実在の人格のように感じられるようになり、そのイメージにそぐわない行動をさせる(例として「頭を掻く」と言ってました)と、それ以上ペンが進まなくなるそうで、常に主人公の人格と対話して書いているとのことでした。

一番興味深かったのは、「世の中に悲惨なことや辛いことは多々あるが、全く救いようのないものはないのではないか」との発言でした。曰く、ニュースなどで「悲惨な」ニュースは毎日のように流れているが、実際に現場に行くと、犯人を捕まえるために尽力する人々や、その死を悼む遺族の方々がいて、そこには何らかの「救い」が感じられると。基本的に、本を読む人にとっては「お金を払ってまで悲惨なものを見たいとは思わない」はずなので、自分の書く本は、例え悲惨な内容を描いたとしても、とことんまで突き詰めれば最後には何かしらの「救い」が感じられるように努めているとおっしゃっていました。

また、今回の講演旅行には5歳になる息子さんも同行していて、客席に座らせていたのですが、近頃はお弁当を作るのが楽しくて、毎朝、幼稚園へ送り出すのが億劫でなくなったという話もされていました。その日その日によって、「沖縄風」とか、「ハワイ風」とかテーマを決めて、とことんこだわるのだそうです。

まだまだ色んなことを話されていましたが、紙面と時間の都合上、ここに書くのはこれぐらいにしておきます・・。

ロレックス社長のベイリー氏の方も、時計業界に転向したきっかけは、「時を刻むということ自体に興味を持ったから」とか、面白いお話が結構ありましたが、やはり都合上、すべてをここに書くことはできません。

対談の最後には、ベイリー氏が「出し物を見せたい」と立ち上がり、ヨーヨーの演技をしつつ講演の纏めをして会場の笑いを取っていました。


1時間の講演終了後30分ほど、レセプションが会場前の通路で行われました。
あわよくば、一緒に写真でも撮ってもらおうと思っていたのですが、法文学部の学生に囲まれてなかなか近付けず・・・。誰もケータイなどで写真を撮ったりしていないので、頼みづらい雰囲気。お菓子とお茶を飲みつつウロウロしていたら、あっという間に終了の時間となってしまいました。
しかし、そこで帰り際のよしもとばななさんに、研究室の後輩の女の子が突撃し、「写真を撮ってもらえませんか?」と尋ねたところ、意外にも「いいですよ」との答え!後輩とよしもとさんのツーショット写真を撮った後に、勢いで私も一緒に撮ってもらってしまいました。

多分、もうこれほど近くでお会いできる機会も無いでしょうから、良い記念になりました。

記念写真まで撮ってもらったので、せっかくなので本を読んでみようかと思う今日この頃です。

21世紀COEプログラム撮影アルバイト初日。

2008年11月01日 23時42分40秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日は琉球大学21世紀COEプログラム主催のイベント初日、国際ワークショップ「生物多様性と侵略的外来種:世界各地の事例からの教訓」が開催されました。
会場は法文学部新棟215教室(大階段教室)で、朝10時から夕方6時までの長丁場でした。

朝、久々に髭を剃ったり、スーツを着るのに手間取ったりで、スタッフ集合時間の9時ぎりぎりに会場入りしました。
ボスのD田先生と撮影の打ち合わせをして、早速準備風景から撮影を始めました。
今日の撮影機材は、メインが我が研究室備品のキヤノンEOS40D、サブが同じく研究室備品のキヤノンEOSkissX2で、標準ズームレンズと超望遠レンズ、50mmF1.8(人間撮り用)の3本を適時交換して撮影しました。

9時半ごろから参加者が集まり始め、開始時間の10時には会場の半分程度が埋まりました。
今日のワークショップは、海外の研究者7人(持ち時間それぞれ45分)と琉球大学の研究者2人(持ち時間15分)の講演がメインで、最後に総括とディスカッションを行うという形式で行われました。
演者はハワイ大学の日系人の先生や、イギリス王立研究所員、シンガポールの中国系の研究員など、人種や国籍の多様なメンバーでしたから、発表や質疑応答などは終始英語で行われました。