うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

入構許可証を手に入れました。

2009年04月16日 18時04分23秒 | うちなー日記(沖縄編)
本日、車の入構許可証を手に入れました。
1月に車を買って以来、早く入構許可証を取得して、堂々と学内に入れるようにしようと思っていたのですが、「また今度で良いや」との安易な考えで、延ばし延ばしになっていました。
まあ、別に普段はいちいち許可証を確認されるようなこともなく、深夜に構内に入るときも警備員さんに学生証を見せれば良いですから、無くても特に困らないのですがね。

自宅から学部の駐車場までの道のりが片道2kmを超えていれば、入構許可証をもらえるのですが、私の自宅から理学部の駐車場までは片道2.3kmあり、ちゃんと許可条件に合致しています。

申請から実際に貰えるまで時間がかかると思っていたのですが、簡単な書類を提出するだけで、その場で許可証のシールを貰えました。
こんなに簡単なことなら、もっと早くに取得しておくべきでした。

ちなみに、シールの一番上に書いてある、「UR」とは、都市再生機構でも、浦和レッズのことでもなく、琉球大学University of the Ryukyusの略です。

斎場御嶽ドライブ

2009年04月11日 20時49分36秒 | うちなー日記(沖縄編)
沖縄本島南部、南城市に斎場御嶽(せいふぁうたき)という遺跡があります。
世界遺産にも指定されているこの遺跡ですが、言わずと知れた沖縄最高位の御嶽です。
最近では、スピリチュアルスポットとしても人気で、多くの観光客が訪れています。
そんな斎場御嶽へ、研究室の後輩のI君を連れてドライブしてきました。

昼過ぎ、大学を出発し、我が愛車で一路南城市を目指しました。大体30kmの道のりで、およそ40分ほどで目的地に到着しました。
しかし、ここでとんでもない事実に気付きました。
なんと、事前の情報では「無料」で見学可能のはずだった斎場御嶽が、最近ビジターセンターが出来、200円の入場料を取るようになっていたのです。
あいにく、私は所持金が無く、後輩も研究室に財布を忘れてきていたため、途方に暮れてしまいました。取りに帰り、再度戻ってくるのも勿体ない話です。
そんな折、そういえば我が研究室の指導教官のお宅がこの辺だったことを思い出しました。一度お宅を拝見してみたかったこともあり、とりあえず行ってみることにしました。

以前に、一応場所の目星は付けていて、先生にも近所の環境の情報などは聞いていたのですが、いざ近くまで来てみると、どの道を入ってよいか分からず、しばらくうろうろしてしまいました。
携帯電話のアプリの地図帳を開き、よくよく場所を確かめて、住宅地の方へ入っていくと、ついに先生のお宅の前に辿り着きました。
しばらく中の様子をうかがっていると、なにやら賑やかな声が家の中から聞こえ、どうやら来客中らしいことが分かりました。
後輩と、「どうする?」、「やっぱ帰りましょうよ」などと話していると、ちょうど娘さんが外に出かけるところに出くわしてしまいました。「こんにちは」とにこやかに挨拶したのですが、こうなると、下手に帰るとかえって怪しくて失礼にあたると思ったので、勇気を出してインターホンのボタンを押しました。
奥様と思われる声が応対に出られ、「琉球大学○○研究室の学生です」と名乗ると、先生自ら玄関先まで降りてきてくださいました。
事情を一通り説明すると、
「よくこの家の場所がわかったね」とまずびっくりされたので、
「いやあ、以前先生がご近所の様子について語っておられましたので・・」
と咄嗟にお茶を濁しました。
「つまり、お金を貸せということだよね(苦笑)」と、あまりに核心に迫った質問にはタジタジで、
「え、いやあ、そういうわけではないんですけど・・」とおののいていると、
「いやいや、別に構わないよ。じゃあ、今度(月曜日)のミーティングのときに返してね」と、五千円札を貸してくださいました。
いやはや、本当に恐縮です。と同時に、私がもし将来自分の研究室を持ったときに、同じような状況になったらと思うと、先生の心の広さに感謝せずにはおられませんでした。

こうして、なんとか現金をゲットした我々は、再度斎場御嶽に向かいました。
ほんの3分ほどで御嶽に着き、今度はスムーズに料金を払って見学に入ることができました。



ETC付けました。

2009年04月07日 16時04分00秒 | うちなー日記(沖縄編)

アンテナ部

先月12日から購入助成が始まったETCですが、ついに私の愛車にも付きました。

実家の車は、助成初日に申し込みに行って、取り付け工事の順番待ちのために待たされ、先月20日に取りつけていました。

私の車も、実家に持って帰る際には鹿児島から高速道路を走行しなければならないので、ETCの割引を利用するために、取り付けようと思ったのです。
先月、沖縄に戻った翌日に近所のオートバックスに買いに行ったのですが、やはり品切れ状態で、次回の入荷は未定とのことで、予約だけしました。

そして今日の昼過ぎ、オートバックスから入荷の連絡が来たので、先ほど早速取り付けに行ってきました。
今回入荷したのは、デンソー製の本体アンテナ分離式音声対応型の機械でした。
一体型でも良いかと思っていたのですが、そちらはまだ入荷の予定がなく、助成の締切(120万台)に間に合わないかもしれないとのことだったので、それで承諾しました。
実家の車に付けたのも、三菱製の同タイプの機械だったのですが、何故かそちらより4000円も安く買えました。
助成の内容は、ETCの購入代金を分割払いにする場合、代金から5250円分を割り引くというもので、オートバックスは専用プラン(1回目、購入代金-100円分、2回目、100円の形式的分割払い)があるため、それを利用しました。

取り付け完了後、早速研究室の先輩を乗せて高速道路を試走してみました。大学最寄の沖縄自動車道西原インターから北隣の北中城インターまでの約7kmを走ったのですが、やはりかなり便利に感じました。
入口で通行券を取らなくてよいのはもちろんですが、出口で料金所を通過する際、非ETC車線の渋滞の列を横目に、ノンストップで通過できるのは本当に気持ち良かったです。

沖縄の場合、片道で通行料金が2000円を超える区間が存在しないため、土日の割引は「1000円乗り放題」ではなく、「通行料金半額」となります。
例えば、西原インターから沖縄自動車道の北端の許田インターまで走ると、51.7kmの走行で、通常は軽自動車で750円かかるのですが、休日は400円で通行できます。元々沖縄は高速料金が安いのですが、さらにお安くなりますね。


愛車に新機能発見!

2009年04月06日 23時26分25秒 | うちなー日記(沖縄編)
車を買って三ヶ月経ちますが、やはり我が愛するダイハツ・オプティは良い車だと思います。
そんなオプティの新たな機能を本日発見しました。後部座席を前に倒して、トランクルームを拡張できるのです。

考えてみれば、ハッチバック車ですから、後部座席は倒せて然るべきなのですが、中古車なので取扱説明書が無く、倒し方が分からなかったのです。

ここのところ、車に乗るたびに試行錯誤していたのですが、どうやっても倒れません。
今日も外出中に10分ほどあちこちレバーらしきものを探していたのですが、やはりダメでした。
しかし、アパートの駐車場に戻ってから、携帯電話のライトを頼りに、駄目元でトランクを改めて確かめると、ついにレバーらしきものが見つかったのです。
てっきり、座席側にレバーが付いているとばかり思っていたのですが、実は車体側にレバーがあり、座席が固定されていました。
早速、左右のレバーを同時に操作してみたら、ちゃんと倒れました。

トランクには、スピーカー付きの仕切り蓋がついているのですが、それも簡単に外せるので、結構荷物を積むことができそうです。

今年の夏には、この車に荷物を満載にして実家に帰る予定なので、本当に助かります。


後部座席を起こした状態


助手席側から見た後部座席を起こした状態


助手席側から見た後部座席を畳んだ状態

まあ、大体予想通りで・・。

2009年04月06日 18時40分18秒 | うちなー日記(沖縄編)
結局、昨日北朝鮮が発射した自称「人工衛星」は、初速が遅く、地球の周回軌道には乗れず、失敗したようですね。
当事者たちは、「宇宙から将軍様の歌が聞こえる!」と言っておりますが・・。
(ちなみに「金正日将軍様の歌」は何故か私も知っております。実に熱い歌です)

日本側としても、誤探知で発射速報を流してしまったり、(実際には分離していなかったにも関わらず)ミサイルの2段目が分離して予報地点よりも手前に落下したと誤報したりと、やや緊急事態への対処能力に?が出る結果となってしまいました。(案外情報操作の一環で故意に行ったのかもしれませんが)

まあ、一時は開戦前夜のような感じになっていましたが、終わってみると、実に平和な日常です。
逆を言えば、日常と非日常は紙一重とも言えるかもしれませんが。

今日は我が琉球大学の入学式でした。
また新たな若者たちが増えたわけで、まだ卒業単位を取り終えていない当方といたしましては、10代の学生と一緒に講義を受けることになるので、世代ギャップは如何ほどのものかと不安になってしまいます。(社会人入学の人なんかはもっと大変なんでしょうね)

ストレートに入学した人は、平成2年生まれですかね。
嗚呼、彼らは美空ひばりをリアルタイムで見ていないのか・・。
なんかたった4年違いなのに、「昭和」と「平成」だとエラい違いに思ってしまうのは、気のせいでしょうか。

【速報】飛翔体が発射された模様

2009年04月05日 12時09分20秒 | うちなー日記(沖縄編)
先程、午前11時30分頃、北朝鮮から飛翔体が発射されたことが確認されました。
三段式の本体の内、一段目のブースターが秋田県沖の日本海、二段目が日本から南東へ千二百キロの太平洋上に落下した模様ですが、三段目、恐らく弾頭にあたる部分は日本の観測可能区域外へ抜けた模様です。

二段目の落下地点は、北朝鮮が予告した危険区域よりも日本側へ落下したようですが、ひとまず日本領土内への落下物は無いようです。

ミサイル発射誤探知!?

2009年04月04日 12時41分04秒 | うちなー日記(沖縄編)
NHKを録画しつつ、チャンネルを回していたら琉球朝日放送の劇的ビフォーアフターが面白そうだったので、しばらく見ていたのですが、そこへ速報が・・!

「北朝鮮がミサイルを発射した模様」

ついに来たかと思い、NHKに切り替えたのですが、なんと5分ほどで「誤探知でした」との続報・・。

フジテレビなど、第一報後すぐに特別報道体制に入ったのに、誤探知と分かっても引っ込みがつかず、まだ全国の生中継を流し続けてますよ。

第一報後しばらくして、我がアパートの上空を飛翔物体が飛んでいく音がしたので、すわミサイルかと私も身構えてしまいました。
今はまたビフォーアフターの続きを見ています。

全国が盛大に釣られてしまったわけですが、危機が去ったわけではないので、油断はまだまだできませんね。

北朝鮮、間もなくミサイル発射

2009年04月04日 10時28分11秒 | うちなー日記(沖縄編)
ただいま、NHKの速報で北朝鮮が間もなくミサイルを発射することを予告した旨が流れました。

ついに来ましたね、この日が。
考えてみたら、事前にミサイルが飛んでくる日時が分かっているというのも不思議なものです。

今朝は沖縄の嘉手納基地からも偵察機が二機発進し、臨戦体制に入っています。
とりあえず、これまでの実験の失敗を鑑みるとあまり信頼できない北の技術力ですが、一般民としては日本の領土内に落ちることのないように祈るしかありません。

さて、新年度になったわけですが・・。

2009年04月01日 23時57分53秒 | うちなー日記(沖縄編)
本日、ついに新年度が始まりました。
私が沖縄にやってきたのは2005年4月1日でしたから、沖縄生活5年目が始まったわけです。

とは言いましても、まだ研究室も本格始動しておらず、大学の講義が始まるのは今月中旬以降なので、随分とまったりとしたものです。

卒業研究は予定していたところまでは終了し、ついに一つ目の(海外のジャーナルに投稿する)論文を書く段階になりました。
先日我が研究室の指導教官、O先生と寿司を食べに行った折、「4月中には論文を書き上げたいね」とおっしゃっていましたから、近々投稿できると思われます。
もっとも、投稿してすぐに載るわけではなく、何人かのレフェリーによる批評を経てからの掲載となるため、数か月から下手したら1年近くかかるのが一般的です。ただ、今回投稿を予定しているジャーナル「Protein Science」には、以前にもO先生の論文が掲載されているので、それほど時間はかからないと思われます。
O先生の見込みだと、今夏には我が第一号論文が日の目を見ることになりそうです。

純粋に自分の行った研究が学部生のうちにジャーナルに載るのは珍しいことなので、結構楽しみです。

では卒業研究以外はどうかというと、かなりヤバい状況です。
半年留年したせいで、奨学金が4月から貰えず、資金難に陥っています。
バイトを始める予定で、いくつかあたっていますが、まだ本決まりではありません。
卒業に必要な単位も今期中に取らねばならず、まだ明後日の成績発表を見ないと今期の授業計画は立てられませんが、結構タイトなことになりそうです。

さらに、大学院入試も刻一刻と近づいていますから、そろそろ本格的に対策勉強を始めなければなりません。

半年後、笑顔で卒業できるように、頑張らなければ・・。

【速報】本土、沖縄間に海底トンネル建設【2009/4/1】

2009年04月01日 20時37分24秒 | うちなー日記(沖縄編)
以下は、今日の南西産業経済新報の夕刊記事から抜粋したものです。

『「夢の計画、実現へ」・・・鹿児島―沖縄本島間に海底トンネル建設
 
 政府、自民党は1日、麻布太郎首相が指示した追加経済対策に基づき、鹿児島―沖縄本島間の海底トンネル建設計画を事業化する方針を決めた。10兆円以上とも言われる建設費用は、国債の発行でまかなう見込み。巨大公共事業を行うことで、内需の拡大を企図する。

 先月7日の沖縄での遊説で、麻布首相は「本土と沖縄を結ぶ道路・鉄道の建設により人的交流を盛んにし、沖縄の経済振興を促進したい」と述べ、建設に前向きな姿勢を示していた。

 国土交通省の試算によると、鹿児島―沖縄間全線の建設費用はおよそ13兆円とされており、リニア中央新幹線の建設に匹敵する巨大国家プロジェクトとなる。鹿児島・大隅半島を起点に、種子島、屋久島、トカラ列島、奄美諸島を経由し、沖縄本島の辺戸岬までの総延長700kmを、9つの海底トンネルと4つの長大橋で結ぶ計画だ。全線が自動車・鉄道の共用となり、九州新幹線を那覇まで延伸する「沖縄新幹線(仮称)計画」の主要部にもなる。なお、現在世界一の長さである青函トンネル(約54km)を凌ぐ、60km超級の海底トンネルを複数掘削するため、かなりの難工事となることが予想される。
 
 2005年以来、国と大手ゼネコンを含めたプロジェクトチームにより、建設手法が検討されてきた。トカラ列島の横当島と奄美大島の間は水深が深く、通常の海底を掘削する手法では建設が困難なため、一定の深度にコンクリート製ケーソンを並べて構成する海中トンネル方式での建設が見込まれる。この方式は、構想が取りざたされている日韓トンネルでの使用が計画されているが、これだけの長距離をこの方式で建設した例はなく、世界初の試みとなる。
 
 本年度から具体的な設計に取り掛かり、2010年度中の着工を目指す。全線開通は早ければ2020年代中ごろとされる。なお奄美大島―沖縄本島間は、比較的各島間の距離が短く水深も浅いため先行して建設が進められ、2010年代後半には供用される見込み。

 沖縄県の仲江真知事は正午過ぎ、今回の政府の決定に対し、「観光や産業の一層の振興が見込まれ、素晴らしい。大いに歓迎する」とのコメントを発表した。

 この壮大な海底トンネル建設計画は、まさに21世紀の「プロジェクトX」といえる。はたして不景気で沈む日本経済の起爆剤となりうるか、期待がかかる。
 
                                                                   (孫名羽奈々、ネゴトワ・ネティエ)』


以上、引用終わり。
非常に壮大な計画で、完成が待ち遠しいですね。将来は是非新幹線で沖縄に来てみたいものです。

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・・・嘘です。m(_ _)m 4月1日、皆様如何お過ごしでしょうか。