うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

建設中。

2010年01月31日 18時34分04秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
こちらはまだまだ建設中です。
百済の王宮なんだとか・・。
これもなかなか大きそうですね。今年、韓国の扶余で「大百済典」なるイベントがあるのだそうで、そのイベント会場に復元された王宮の建物を、雪像で再現するとのこと。

日本では、平城遷都1300年の年なのですから、平城宮大極殿も一緒に作ってくれたら対比が面白いのにな・・。



ジャンプ台とソフトクリーム

2010年01月31日 16時09分14秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
大会片付けのため、ずっとリフトが運休していたのですが、先ほど運転を再開したので、早速展望台に登ってみました。
すばらしい眺め、そしてジャンパーを尊敬したくなる恐怖感です。

展望台名物(らしい)、大倉山特製ソフトクリームを頂きました。北海道らしい、濃厚な味わいでした。


それにしても、急な傾斜です。最大斜度は37度なのですが、見た目にはもっと急坂に見えます。


ほぼ正面には、大通公園が見えています。
大倉山は札幌市街の西側に位置しますが、こちらから見ると、大通公園の表情もまた違ってみえますね。


最後に、真正面からのジャンプ台です。
壁のように立ちはだかっています。

大倉山に来ています。

2010年01月31日 15時18分22秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
スキージャンプの聖地、大倉山ジャンプ場に来ています。
実は、今日はNHK杯(ラージヒル)が行われていたのですが、昼までに終わってしまったようで、間に合いませんでした・・。
かなり残念です。
ノーマルヒルは二週間後にも大会がありますが、迫力ではラージヒルが一番だしなぁ・・。

何故か中国人観光客で賑わっていて、ところかまわず雪合戦に興じています。もううるさいのなんのって。
こっち向いて投げるなよー。

ネストリウス派とタンパク質な一日

2010年01月30日 12時36分20秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
昨日から、集中開講の「スラブ・ユーラシア学」という講義を受講しています。
西アジアにおける、宗教と人々、帝国の関わりを複数の講師が様々な分野から解説し、最終的に受講者を含めて討論するという内容です。
北海道大学スラブ研究センターの主催で、もろに文系の講義なため、授業登録の際に我が研究室の教授も目を丸くしておられました。

私は社会科が大好きで、小中高通して、社会科科目の成績はクラスで一番でした。
普通に考えたら、大学もそちら方面に進むのが無難だったのでしょうが、何故か勢いで生物学学者を志し、今に至ります。
(もちろん生物も大好きですよ!)
よって、今でもついついそういった系統の講義を受けたくなるのです。

で、そのスラブ・ユーラシア学なのですが、昨日は2つの内容を扱いました。「東方地域のキリスト教諸派の隆盛」と「ロシア帝国下のイスラム教」といった内容です。
「東方地域の・・」では特に、ネストリウス派東シリア(アッシリア東方)教会とコプト(エジプト)教会に絞って、古代から現代までの隆盛の解説がされました。
ネストリウス派は、431年のエフェソス公会議で異端と判じられたという話は、世界史で習いました。しかし、その後ネストリウス派がどうなったかについては私は知りませんでした。昨日の講義の内容を以下に簡単に記します。
ローマ帝国下では異端だったネストリウス派ですが、その後中東にイスラム帝国が興ると、事態が一変します。イスラム教は、他宗教に寛容で、街中で堂々と布教したり、ムスリムを改宗させたりしない限りは宗教活動を自由に行えました。ネストリウス派も、ウマル1世やアリーの公認を受け、宗派を存続していましたが、それに留まらず、なんと政府の重要な役職にもついていたのです。外交使節としてや、学者、侍医としてなど、なかなかの活躍ぶりでした。
そして、同じ地域に今度はモンゴル帝国が勢力を延ばしてきて、イル=ハン国という国を作りました。実はネストリウス派は唐の初期に東アジア方面に積極的に布教に出ており(唐名:景教)、モンゴルにも伝わっていました。イル=ハン国を建てたフラグ=ハンの母もネストリウス派キリスト教徒であり、征服する際には教会に閉じこもった人々を助命しています。イル=ハン国でも、ネストリウス派は王の庇護を受け、隆盛を誇りました。勢いに乗り、モスクの敷地内に教会を建てたりもしました。
ただ、当然ながら国民の大半を占めるムスリムからは、強い反発を買っており、第7代ハンのガザン=ハンのイスラム教改宗を契機に、ネストリウス派は一気に衰退の道を辿ります。
その後、残りの一部がローマ・カトリック教会と和解し、カルデア教会を作るなどがありましたが、現在は東シリアを中心に100万人ほどの信徒がいるだけだそうです。
コプト教会やロシア・ムスリムの話は長くなるので、割愛しますが、これらの宗教と帝国の関係で共通しているのは、帝国が彼等マイノリティの宗教に、一定の権利を与えていたこと、そして宗教側も、うまく帝国の支配者側と手を結び、したたかに活動を続けていたことでした。ロシア帝国は、ムスリムにイスラム法による民事裁判権まで与えていたそうです。帝国は巨大になればなるほど、その運営に苦労するため、地域の宗教を上手に利用したのでしょう。
講義後の討論でも、「帝国というフレキシブルな体制」というキーワードが出てきました。
普段の、研究生活では絶対に出会うことのない世界史の裏側の話は、良い刺激になりますね。

そんな集中講義を受けた後、研究室に戻ると、修士課程二年次と学部四年次による卒業研究発表会の公式練習が行われていました。未知のタンパク質の構造解析とか、抗菌ペプチドの効率的な培養法とか、こちらも面白い内容ばかりでしたが、いきなりネストリウス派からタンパク質の話に変わったので、頭のスイッチを切り替えるのが大変でしたよ・・。

集中講義は、来週月曜日と火曜日の残り二日ありますが、どんな話が聞けるのか、非常に楽しみです。

ようかんパン量産型みぃつけた。

2010年01月29日 13時03分05秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
先日、実家に帰省した際に書きましたが、北海道では「ようかんパン」というパンが好んで食されているそうです。

実家に持ち帰ったのは、パン屋さんの特製ようかんパンでしたが、この度、かねてより探していた量産型ようかんパンを発見いたしました。



して、その発見場所は・・、なんと北大構内の大学生協生協会館店です。本当に、灯台もと暗しですよ。
以前、ネットで検索して見つけた、日糧製パンの「ようかんロール」です。お値段なんと78円!安いですね。

味は、やはりパン屋さんの方がようかんたっぷりだったので、ちょっと劣るかな・・。
エクレアのチョコの部分がようかんみたいな感じですね。



桜井線が「万葉まほろば線」になります!

2010年01月26日 18時43分11秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
私の故郷、奈良県を走るJR桜井線の愛称がこの度公募により決定したそうです。
といっても、もう発表から一ヶ月経つそうなので、ご存知の方もおられるかもしれません。

桜井線といえば、旧実家の天理市から奈良へ出るときの最短かつ最安の移動手段として、私もよく利用したものです。
ICOCAが使える、大阪近郊区間の路線ながら、田園風景の広がる単線の線路を国鉄時代の車両が二両編成で走る姿は、まさにローカル線です。乗り心地も、旧型車両のためにバネが悪く、かなりよく跳ねます。でも、それもまた一興、私の生まれた頃から四半世紀たってもほとんど変化の無い沿線風景と車両の組み合わせは、故郷の風景として、今後も出来る限り長く残ってほしいと願っています。

さてさて、本題。
愛称を公募していたことを、私は知らなかったのですが、なんとこの度、そんな桜井線の愛称が発表されました。
しかして、その愛称とは・・・、

「万葉まほろば線」です!(ばばーん!)

うん、まあその通りとしか言いようがない名前ですな。
桜井線は、奈良市から、天理市、桜井市、橿原市を経由して大和高田市までを結んでいます。
奈良県天理市の南部から桜井市北部に跨がる地域は、初期大和朝廷の中心地でした。ヤマトタケル伝説の時代の「やまと」、すなわち「まほろば」はこの地域のことを指しています。そして、この大和盆地は万葉集の多くの歌の舞台になっており、沿線には万葉文華館や万葉ホールといった施設も点在しています。ですから、「万葉まほろば線」というネーミングはまあ妥当ではあります。

ただ・・、ちょっと長いかなぁとも思いますね。桜井線で通じるところを、「万葉まほろば線」て言うのはちょっと面倒かも。
そんでもって、「万葉」も「まほろば」も、奈良以外で結構一般に使われてるんですよね。富山県の路面電車路線に「万葉線」なんてのが既にありますしね。
個人的には「やまのべ線」などを考えていましたが、これもよく考えたら山手線と紛らわしいですかね。
うーん、路線の愛称もなかなか難しいです。

ちなみに、JR西日本の路線愛称といえば、大和路線(関西本線の一部)やみやこ路線(奈良線)などで既に付けられていて、列車名や路線図、駅の案内板などで結構目にします。
「万葉まほろば線」が大和路線なみに浸透することを祈ります。

この「万葉まほろば線」、3月13日のJR奈良駅の桜井線高架ホームの共用開始を機に使用が始まるそうです。
奈良駅周辺は約10年をかけて高架化の工事が進められてきましたが、2年前に関西本線が高架化し、今回の桜井線の高架化により、ついに全ての線路が高架に移ることになります。
なんとか予定通り、平城遷都1300年に間に合いましたね。
それにしても、あの奈良駅が高架か・・。なんか不思議な感覚です。まだ高架駅の東側正面には仮駅舎が存在するため、完成後の全貌は分かりませんが、どうなるかとても興味があります。奈良らしい、風情を感じられる駅になってほしいですね。

テレビ塔に来ています。

2010年01月24日 16時44分45秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
札幌に来てから結構経つのに、まだテレビ塔に登っていなかったことに気付き、とりあえず来てみました。

想像以上に良い眺めです。大通公園の景観は、札幌が計画都市であることをよく表していますね。広々としていて気持ち良いです。

ここは高さ約100メートルなのですが、写真を撮影していて、足元が揺れているのに気付きました。
古い鉄塔なので、免震装置とかが無いのだろうと思いましたが、それにしても、風も吹いていないのに揺れるもんかな・・と思い、ケータイで確かめてみたら、ちょうど青森県で震度4の地震が発生していたようです。
なんというタイミング・・。ちょっとした車酔いみたいな感覚でした。

窓の内側が氷点下

2010年01月22日 21時37分18秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
ヒジョーに寒いです。
二重窓の、一枚目の窓ガラスの内側に設置した温度計の目盛りが氷点下を示しています。
左の目盛りがセ氏、右はカ氏です。

この温度計、三重の実家に帰省中に買ったダイソー製で、沖縄から北海道に戻る日に、出発時と到着時に写真を撮ってブログに載せようと思っていたのですが、結局リュックに入れっぱなしで忘却してしまっていたのでした。
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大寒

2010年01月20日 21時25分54秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
暦の上では大寒だというのに、今日はかなり暖かかったですね。
札幌でも6度まで気温が上がり、ニット帽や手袋が必要ないくらいの陽気でした。
おかげで、車道脇の積雪が溶け、大きな水溜まりが至る所にできていて、かなり歩きにくかったです。久しぶりに自転車通学を試みる学生も多く見受けられました。(私は常に自転車通学してますけど)

夕方から雨が降っていましたが、夜には雪に変わり、今は吹雪いています。明日は、最高気温がマイナス5度(!)らしいので、また街が凍てつきますね。

札幌市内のたこ焼き屋にて

2010年01月20日 20時22分06秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
私:「すいませーん。」
店員(男):(鉄板の手入れをしながら)「はーい。あ、レジお願いしまーす。」
店員(女):「はいはい。ご注文をどうぞ。」
私:「ネギたこ焼き一つ。」
店員(女):「ソースマヨネーズとポン酢がありますが・・。」
私:「ポン酢でお願いします。」
店員(女):「はい。少々お待ちください。(店員(男)に向かって)ネギたこポン酢一丁ー!」
店員(男):少しキョロキョロ見回す
店員(女):(すかさず)「ネギそこにあるでしょ!」
店員(男):たこ焼きを舟に詰めはじめる
(この間に会計済ませる)
店員(男):(にこやかに)「おまたせしましたー」
私:(受け取ろうとして)「ありがとうございまーす」
店員(女):「カツオ節は!?」
店員(男):「あ、すみません」
(カツオ節を振り掛ける)
店員(男):(苦笑いで)「おまたせしました・・」
私:「・・ご苦労様です」

なんだか応援したくなりました。
私を見ているようで・・。(体型も似てたな・・)