うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

暇なのか、忙しいのか・・。

2008年02月27日 06時59分47秒 | うちなー日記(沖縄編)
奈良に帰って今日で6日目です。
現在、実家の町に今年1月にできたばかりのインターネットカフェでこのブログを書いています。結構快適です。

さてさて、早速ですが、帰省二日目から私は実家の運転手役を務めています。弟の小学校の音楽系クラブの発表会鑑賞、けいはんな地区のニュータウンの下見、母との飛鳥散策など、毎日車で出かけています。

つくづく感じるのですが、奈良の道は走りにくいです。戦後米軍によって直線化&拡幅された沖縄の道路と違い、奈良は出来た当時のままの片側1車線の道路が多く、道幅に余裕がなく、追い越しの際にはどきどきします。
一番迷うのが、右折・左折レーンのある交差点で、直進の際はどこを通るかです。通常は、左折レーンと直進レーンが一緒なのですが、何故か右折レーンと直進レーンが一緒のところが間々見受けられるのです。ぎりぎりになってそれに気づき、焦ることがしばしばあります。もっと案内を早めに出してほしいものです。

今運転している車が私のものになるのかどうか、この帰省中に決まるのですが、とりあえず事故を起こさないように、頑張っている今日この頃です。

関西空港到着!

2008年02月22日 21時18分13秒 | うちなー日記(沖縄編)
春休みです。近頃、研究とバイトであまりにも忙しくて、やたら時が経つのが早いです。

今日から帰省の予定で、当初は、昼の日本航空便で中部国際空港に飛ぼうと思っていました。久しぶりのジャンボ(B747-400D)搭乗で、初めてのセントレアに着陸するのを想定していました。
しかし、昨晩は研究のデータ整理で徹夜してしまい、自宅へ仮眠に戻ったところ、寝過ごしてしまったのです。

起きたのが14時頃で、とりあえず帰省の荷物を纏めて研究室に向かいました。

実は昨日は四年生の卒論発表会で(我が研究室のメンバーは全員無事に卒業が決まりました)、夜には近所の焼鳥屋で打ち上げをしました。その際、大学院に進学するため、卒業式に来れない先輩と、別れを惜しんだところでしたが、また研究室で会うことができてしまいました。(汗

担当教官のO先生も、「今日はあきらめたら?」とやや皮肉顔・・。

なんとか、必要なデータを私用パソコンに移して、皆に見送られて大学を出発したのは17時になったころでした。

18時前に那覇空港に到着、日本航空は最終便が出てしまったので、全日空のカウンターへ・・。ちょうど18時15分発の1740便関西空港行きがあり、すぐに自動チェックイン機で購入しました。

父からお土産に頼まれていた、沖縄飲料の「ミキ」やシークワサージュースを買い込み、搭乗口へ・・。

35番ゲートには、今日の乗機B737-700(JA04AN)が停まっていました。この機種は、全日空の最新鋭機で、ジェット機としては小型ですが、航空会社にとって非常に使いやすい機材でして、長距離型は遥かインドまで飛んでいます。私は初めて乗る機種でした。(ちなみに、1740便はエアーニッポンの機体・乗員による運航でした)

定刻にゲートを離れ、5分ほどで那覇空港を離陸しました。強力なエンジンと軽い機体の組み合わせの、スポーツカーのような飛行機なので、大型機とは違う、軽やかな離陸でした。

飛んでしばらくは、左の窓から夕焼けの雲海が見えていたのですが、通路側席だったため、写真も撮れず、専ら音楽を聴いて過ごしました。

巡航中、意外に思ったのですが、国内線としてはかなり高い、高度1万1900メートルを飛んでいました。小型機なので、せいぜい8000メートル程度だと思っていたのですが、なかなかのものです。

常に揺れがあったのですが、着陸降下中の高知県安芸市上空では、これまで体験した中では最も強烈な揺れに見舞われました。地上交通ではありえない上下動で、座席ポケットの雑誌が浮くほどでした。ほとんどの乗客は前の座席やてすりにしがみついて堪えていたのですが、ビジネスマン風の方は慣れているのか、機内誌を読み続けていました。(とても読みにくそうに見えましたが・・)機内放送では、飛行の安全性に問題がないことが繰り返し放送されますが、客室乗務員も舌を噛みそうになり、途切れ途切れでした。

幸い、強い揺れは5分ほどで収まり、その後はスムーズに降下し、紀淡海峡側から関西国際空港A滑走路に着陸、定刻より10分も早い、19時55分にゲートに到着しました。実飛行時間は一時間半でした。

その後、20時40分の奈良行きリムジンバスに乗車、現在その車中です。
間もなく、奈良県に入ります。

今回の帰省は三週間前後の予定です。実家の引越しの話やら、クルマを貰う話など、結構予定がテンコ盛りです。

桜の写真です。

2008年02月14日 19時55分54秒 | うちなー日記(沖縄編)
ここ1カ月以上、沖縄は天候不順で、例年の梅雨以上に雨が降り続いています。
そのため、なかなか花見などをすることもできませんでした。

沖縄の桜といえば、緋寒桜(ヒカンザクラ)ですが、先月初めに咲きはじめ、すでに琉球大学構内のものも、すでに葉桜になりかけています。

昨日、今日と、昼間に晴れ間が出て、久々に青空が拝めました。その機に乗じて、共通教育棟2号館と3号館の間に植えてある桜を撮影してきました。

コントラストを高めに撮ったら、なんだか妖艶な感じになりました・・。
恐らく、まだあと10日くらいは持つはずなので、受験生も見ることができるかもしれません。

スムーズ、スムース、スムーズム?

2008年02月08日 18時31分50秒 | うちなー日記(沖縄編)
「なめらかな、すべすべした、円滑に動く」ということを、皆さんはなんと言いますか?

いや、実は先日暇だったので、何となくネットサーフィンしていたら新幹線N700系のサイトに行き当たったのです。そこのサイトの宣伝のキャッチコピーが「スムース。」と書かれていて、ちょいと違和感を感じました。

私はこれまで長年「スムーズ」と発音してきました。
しかし、日常生活で結構「スムース」と発音したり、書いたりしているのを見かけます。「スムースな飛行だった」(出典:月刊エアライン)などです。私の主観では、わりとインテリな人たちが、ついつい英語っぽく言いたくなって、使うような気がします。
たしかに、「スムース」と言った方が、より滑らかな感じはします。

英語の綴りは、[smooth]です。これだけ見ると、「スムース」と読みたくなってしまいます。しかし、最後のthの発音は上記のような発音記号で表されるのですが、「mother(マザー)」や「other(アザー)」のthと同じで、「ズ」という濁った音になります。よって、英語での読みでは、「スムーズ」の方がより正しいことになります。最近では、高校英語で、試験によく出ると教えられています。(逆に勘違いしている人も少なからずいるようですが・・)
もしもジャポニカロゴスなら、「スムース」は誤用ということになるでしょう。

まあ、ジャパニーズイングリッシュとしては、別にスムーズでもスムースでも構わない(スムースジャズなどの例もありますし)のでしょうが、宣伝のキャッチコピーや、雑誌などで使っているのをみると、より英語らしく、格好良く見せようとして、失敗しているように見えてしまうのです。あえて「スムース。」と、誤用と受け取られかねないコピーを使うなら、「なめらか。」など、日本語で表現しても良かったのにな・・と思ってしまいます。

ちなみに、グーグル検索では、「スムーズ」が2660万件、「スムース」が422万件ヒットしました。これを調べている間に、少し面白い記述に出会いました。
スムーズムです。
以前、このブログど同様のことを取り上げたブログがあったのですが、それによると「スムーズム」と使っている人々がいるというのです。
グーグルのヒット数は、761件。意外に多いです。
「スムーズム」とはこれまたいかに?
用例を示すと、
・この国のスムーズムじゃない部分を楽しめれば、それは絶対に「退屈」なんてことはないかもしれない。  
・スムーズムな、お取引を心がけています。
・ローリング・シート地がスムーズムにマットの周りを回転し、わずかな力で『らく』に動かすことができます。
・各調剤をスムーズムにシュミレーションした場合の調剤時間と・・

ごらんの通り、使っているのが、結構真面目なサイトなのです。「スムーズ」と「~イズム」を合わせた造語として使っているのかと思ったのですが、そうでもないようですし・・。これ、作者の意図がちゃんと視聴者に伝わっているのか疑問ですね・・。で、なぜ「スムーズム」なのかの答えも、ちゃんと載っていました。
教えて!gooで、「スムーズ?スムーズム?」という質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1463624)があったのです。
質問者は、ずっと「スムーズム」だと思って使っていたのですが、あるとき、友人から指摘されて、言い間違いだと気付いたそうです。それによると、
『・・・他の人が「スムーズに○○○~」とか「スムーズな○○○」などとしゃべっているとなぜか「スムーズ(語尾にかすかにム)に」と聞こえるのです。なので実際聞こえてくることばはゆっくり言わない限りほとんど「スムーズム」なんです!・・・』
言われてみれば、確かに聞こえないこともないかも・・。きっとお耳が敏感なのでしょう。
そういえば、私は幼少時代難聴気味で、さ行とた行の発音が上手くできなかったものです。

人間、間違った発音の一つや二つはしています。先日も、情報工の友人と、エクセルのEXACT関数について話していて、「FALSE」のことを、「ファルス」と発音したら、「フォールスだよ」と突っ込まれてしまいました。(「ファルス」と発音する、「アルス族」と呼ばれる人もいるようですが・・)
かくいう友人も、以前「アボカド(avocado)」のことを「アボガド」と言って聞かなかったので、おあいこです。(アボガドだと、スペイン語で弁護士という意味になってしまうとか)
でも、こういう発音の違和感って、意外に根深いんですよねぇ。会話を「スムーズ」にこなすには、お互いに寛容な心で、多少間違っていても許すこと、そして間違いを指摘されたら、辞書なりで調べて、納得して修正することが必要なことではないでしょうか。