うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

冬休み帰省

2010年12月28日 08時55分17秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
とっても慌ただしかった後期前半を終え、ついに冬休みに入りました。
前回の帰省からの4ヶ月間は本当にあっと言う間に過ぎ去ってしまいましたねぇ。


24日、クリスマスイブの夜10時ちょうど、札幌駅を夜行急行「はまなす」で出発しました。
今回も、例に漏れず出発直前までバタバタしていました。まず、24日は金曜日だったので、私のティーチングアシスタント担当講義が4時間目に入っており、午前中からレポート採点などで忙しく、講義終了後の午後5時頃にようやく帰省用の切符を札幌駅に買いに行きました。その後、以前の実験で得られたデータを纏めたり、研究室での洗いもの(自分の実験と学生実験で使った試験管合わせて240本!)を全て終わらせたり、週間報告作成したりで、どうにか帰省できる状況になったのは午後9時20分過ぎ・・。
この時点では未だ帰省の荷物も準備できておらず、自宅までの移動時間や支度の時間、札幌駅までの移動時間を考えると、急行「はまなす」に乗るのは絶望的な状況でした。しかし、諦めるわけにもいかないので、路面がツルツルに凍結した道を自転車でスリップしながら高速で自宅に戻り(通常15分のところ、8分ほどで到着)、支度を7分で整え(服は着の身着のまま)、札幌駅まで死ぬ気で走りました。その結果、なんと9時45分には札幌駅に到着。十分「はまなす」に間に合うことができました。
急行「はまなす」についての詳細はコチラの記事参照ですが、今回は指定席に比較的空席があったので、ドリームカー(6号車)に乗れました。元グリーン車用の座席で、リクライニング角度が大きく、フットレストまで付いているので、かなり寝易かったです。


急行「はまなす」は定刻に札幌駅を発ち、道南・青森へ走り始めました。発車後しばらくして、私の席に鉄道研究会の知り合いがやってきました。実は、この「はまなす」には奇しくも鉄研部員が私を含めて3人乗り込んでおり、一人はカーペットカー、もう一人は隣の5号車(ドリームカー)を利用していました。札幌出発前に機関車の写真(この記事冒頭の写真)を撮ったときに、カーペットカー利用の部員に会って少し話しており、私の席に来たのは5号車に乗っていた方の部員でした。急行「はまなす」のドリームカーには、スキー列車時代の名残のサロン設備が付いており、その部員と5号車のサロンで小一時間ほど話して過ごしました(6号車のサロンでは、若者らによるクリスマスパーティーの酒盛りが絶賛開催中でした・・)。実は彼は私の地元である奈良県天理市の隣市、桜井市の出身なのですが、彼も今回帰省目的で乗り込んでいるとのこと。ただし、まっすぐ帰るわけではなく、東北地方の列車を乗り回ってからゆっくり奈良へ向かう予定なのだとか。私はまだそこまで鉄分欠乏ではないので、翌日は全線開業したばかりの東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで、ハイスピードで奈良に向かうつもりでした。

急行「はまなす」は順調に走り続け、翌25日の未明に函館駅まで至りました。ここで青函トンネル用の電気機関車に付け替えるので、30分ほど停車します。体を動かすため、ホームに降りてみたら、外は猛吹雪でした。25日は北日本に強い寒気が入り、低気圧の影響で大荒れの天候の予報が出ていました。


「はまなす」の客車にも、大量の着雪が見られ、厳冬期であることを実感しました。考えてみたら、この時期に雪国の長距離列車に乗ったのは、初めてです。


強風で直前まで津軽海峡線が運休になっていたらしく、遅れていた下り「北斗星」とのすれ違いを蟹田駅で待った影響で「はまなす」も15分ほど遅延して終点の青森駅に到着。接続の秋田行き特急「つがる」に無事乗り継げるか心配しましたが、幸い向かいのホームで待っていてくれました。


夏に青森に来た時は、まだ「つがる」は八戸~弘前間の新幹線連絡特急でしたが、今では青森~秋田間を結ぶ都市間特急の役割を果たしています。しかし、青森駅~新青森駅間については特急料金不要で乗車できるなど、新幹線への連絡特急としての重要な役割も相変わらず担っています。


青森駅から新青森駅までは一駅なので、ほんの数分で移動完了。大阪駅と新大阪駅の位置関係に似ており、新幹線の延伸を優先した都合で青森駅は新幹線と直接接続できなかったわけです。始発新幹線への乗り換え需要を考えれば、本来は急行「はまなす」が直接新青森駅に乗り入れるのが最もスムーズなのですが、機関車牽引列車であるがゆえに青森駅での機関車付け替えが必要になってしまうので、特急「つがる」へ乗り換える方式になったようです。


新青森駅の外観。元々田んぼの真ん中に一面一線の短いホームがあるだけの簡素な駅でしたが、新幹線開業で一気に3面6線の拠点駅に変貌しました。まだ周辺に施設はほとんど出来ていませんが、多分徐々に開けていくことと思います。


新青森駅の乗り換えコンコース案内表示。よく見たら、新幹線のマークがE5系(「はやぶさ」用)になっています。


東北新幹線ホーム階。2面4線の設備が有り、11・12番線がメインですが、全ての線が既に使われています。
雪国なので、全面が屋根で覆われています。


ホーム端から東京方面を見た様子。青森もこの日は大雪でしたが、東北新幹線は万全の雪対策がなされており、本線上に積雪は見られません。写真では、散水で雪を融かしている様子が分かります。


「はやて」12号。新青森発の東京行き始発列車です。東北新幹線の現行最速達列車でもあり、新青森を6時31分に出発し、3時間20分で東京に到着します。
ホームの売店でお土産を買っていたら、店員(おばさま)が非常にゆっくり接客応対してくれたもので、危うく乗り遅れそうになりました(本当は朝飯のおにぎりも買うつもりでしたが、出発ベルが鳴り始めたので、お土産の代金だけ渡して離脱)。まだ開業から間もないので、慣れてなかったのかな・・。


新青森を出発した「はやて」12号は、順調にあけもどろの雪景色の中を走行し、定刻に盛岡駅に到着。ここで秋田発の「こまち」12号と併結作業を行うのですが、「こまち」は在来線を走るため雪の影響を受けやすく、この日も15分遅れていました。
この連結作業は、東北新幹線の名物の一つなので、夏休みなどは子供連れや大きなお友達の見学で賑わいますが、今回はさすがに寒いからか、見学者は私だけでした。


福島と栃木の県境あたりで雪景色から抜けました。長らく白い大地しか見ていなかったので、これで少しホッとしました。


この日は北日本の猛吹雪が嘘のように、関東地方は晴天に恵まれ、空気も非常に澄んでいました。なんと東北新幹線上の大宮駅付近から富士山が見えました。


午前10時、東京駅に到着。「こまち」待ちで盛岡出発が遅れたのを引きずっていたため、約10分遅れとなりました。
この後、12時半の東海道新幹線に乗り継ぐ予定でしたが、その前にちょっと東京見物をすることにしました。


その2へ続く。


雪に埋もれし愛車

2010年12月14日 22時30分44秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
今日は昼間暖かったので、日曜日に積もった雪も大半が溶けました。
理学部棟前の自転車置き場も芝生があらわになり、自転車で登校している人が多かったです。
ところが、夜になってから急に雪が降り始め、帰宅する頃には一面雪景色になりました。
自転車置き場も再び深い雪に覆われ、倒れた我が自転車の上にも容赦なく雪が積もり、一瞬どこに自転車があるのか分からなくて驚いてしまいました。

明日は最低気温が-6℃、最高気温がマイナス4℃(!)の真冬日となるそうで、強烈に寒い一日になります。いよいよ根雪になる日が近付いてきたようですね。

ノーベル賞受賞記念セール第2弾 「牛丼&カレー」

2010年12月10日 21時22分27秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
今日、12月10日はノーベル賞授賞式の日です。
既に報道されている通り、鈴木章北大名誉教授と根岸英一パデュー大特別教授はスウェーデンに到着し、連日様々な関連行事に出席されています。
この12月10日(日本時間では明日の未明)の授賞式を記念して、今日限定で北大生協にて特別メニューが販売されていました。
「牛丼&カレー」です。サイズはMのみで、温玉がのって300円という安さで提供されていました。
すき家や吉野家に行けば、似たようなメニューがあるとはいえ、やはり特別メニューというものは良いものです。思わず2杯も頼んでしまいました。


生協中央食堂に貼ってあったポスター。これによれば、牛丼とカレーの組み合わせはカップリング(今回のノーベル化学賞受賞理由は「鈴木カップリング」)を表し、温泉卵は「北大の学生は未来のノーベル賞受賞者の卵」という意味を込めたメニューなのだそうです。ちゃんと読まずに食べたので、「なんで牛あいがけカレーが特別メニューなんだろう?」と不思議でしたが、今納得しました。

またまたまたまた地震速報・・

2010年12月06日 16時37分50秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
先ほど午後4時30分頃、青森県東方沖を震源とする地震が発生した模様。
北大でも比較的長い時間揺れを感じました。

-追記-
最近頻発している石狩地方内陸の震源ではなく、青森県東方沖の深さ10kmが震源でした。地震の規模を示すマグニチュードは5.7。北東北と北海道の太平洋岸で震度3の揺れを観測した他、江別市などで震度2を観測したようです。札幌市北区の震度は1でした。
研究室は高層ビルの高さ30mくらいのところに位置しており、振幅の長い揺れが数十秒間続きました。
震度1って、ほとんどの人は気付かない程度の揺れのはずですが、少なくとも私の周囲の人達はみんな気付いていましたねぇ。

青森県東方沖の地震については、あの辺は地震の巣のような場所なので別段驚きはないですが、最近ちょっと立て続けに有感地震が起き過ぎな気はしますね・・。

今年の冬も、ミュンヘンです。

2010年12月05日 18時46分32秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
もう、一年経ったんですねぇ。
今年もミュンヘンクリスマス市が好評開催中です。


ちょうど聖歌隊によるクリスマスソングコンサートが行われていました。
「きよしこの夜」を聞いていると、ここのところの猛烈な忙しさをひととき忘れることができました。

101205札幌大通公園ミュンヘン・クリスマス市聖歌コンサート

ケータイの動画ですが、雰囲気だけでもどうぞ・・。(ちなみに今回の記事の写真も全てケータイで撮影)
前半は日本語、後半はドイツ語(一応・・)で歌っていました。


ホワイトツリーとテレビ塔のコラボレーション。
大通公園近くではテレビ塔より高い建物も徐々に増えてきていますが、まだまだ夜景への貢献ではテレビ塔に勝るものはないと思います。背景にテレビ塔が入ると夜景が引き締まりますからね。


ツリーの傍らにあるパビリオンの看板。去年も撮りましたが、Weihnachtはドイツ語で聖夜を意味します。
改めて、何故札幌市でミュンヘン・クリスマス市を開催するかを説明しますと、ようは札幌市とドイツのミュンヘン市が姉妹都市提携しているからです。ドイツは敬虔なキリスト教国(政党の名前になるくらい)で、Weihnacht前の一ヶ月間は、各地にクリスマスマーケットが開かれ、毎日が祭りのような賑わいとなるそうです。特に有名なのが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットだそうで、規模の大きいシュトゥットガルト、世界最古のドレスデンと合わせてドイツの三大クリスマスマーケットとされています。
ミュンヘンはドイツ3番目の大都市なので、ここでも大規模なクリスマスマーケットが開かれます。札幌のミュンヘン・クリスマス市はそれらのクリスマスマーケットに比べるとかなり小規模だと思いますが、遥々ドイツからサンタクロースもやってきて、本場仕込みのドイツ式クリスマスが楽しめます。

ちなみに、私は以前ドイツ式クリスマスパーティーに参加したことがあります。5年前、琉球大学の第二外国語でドイツ語を取っていた縁でドイツ語クラブのパーティーに顔を出したのですが、なかなか面白い体験でした。


5年前のドイツ式クリスマスパーティーにて。ドイツ語講師の先生手作りの料理の数々が並びます。日本のクリスマス料理とはだいぶ異なりますね。

さてさて、話を札幌のミュンヘン・クリスマス市に戻しまして、ヒュッテ(屋台)の様子を見て回ってみましょう。


ぬいぐるみのお店。


ツリー用の飾り紐のお店。


マトリョーシカのお店。ロシアの方々が店を切り盛りしています。これは北海道ならではかも・・。


会場ではドイツ料理の屋台も出店しており、本場の味が気軽に楽しめます。


というわけで、私もフランクフルトソーセージとジャーマンポテトを食べました。
(せっかくミュンヘンなのに、ミュンヒナーソーセージにしなかったのは何故・・・?)
ケチャップが付かず、マスタードのみで食べるのが面白いですね。グリューワインも頼みたいところでしたが、この後研究室に行かねばならなかったので断念・・。何しろ明日が学会発表申込締め切りですからねぇ。

腹ごしらえも終わったところで、ミュンヘン・クリスマス市を後にして、大通公園で同時開催中のさっぽろホワイトイルミネーション2010を見て回りました。


こちらは西1丁目のテレビ塔前広場のツリー型イルミネーション。
「サンタランド」として町興しをしている広尾町から寄贈された「サンタの木」を使っているそうです。なかなか美しいです。


ちなみに、午後6時を過ぎるとテレビ塔のライトアップがクリスマス仕様に変わります。


西3丁目のひときわ明るいシンボルツリー。根元にたくさんのスノーマンが飾られています。
去年は、このすぐ脇でYAMAHAのエレクトーン演奏会が行われていて、その演奏に合わせてライトが点滅していたのですが、今年はそういったイベントはないようで、ちょっと寂しいかも・・。


シンボルツリーの脇に飾られているスズランのイルミネーション。
すずらんの可憐さが好みです。


駅前通りのイルミネーション。
札幌駅からすすきのまでの通りの中央分離帯の植樹にも、LEDでイルミネーションが行われています。


西4丁目の大型イルミネーション、「クリスタル・リバー」。今年第30回記念として新たに導入されたそうです。これはなかなか壮観でした。

今回はゆっくり回る時間が無かったので、写真も適当になってしまいましたが、またデジタル一眼でもっと綺麗な絵の撮影に挑んでみたいと思います。
(去年もケータイでしか写真を撮っていませんでしたから・・)




【夏休み補完】陸奥ねぶた紀行4【2010/8/6-8】弘前ねぷた本編

2010年12月04日 06時06分36秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
修羅場だった今週も、なんとか無事に乗り切れました。連日変異リゾチームでの抗菌活性実験を行った結果、学会発表申込に必要な成果が得られて一安心(今の研究室に来て初めてのポジティブな成果でもあります)です。実はまだまだ抗菌活性実験自体も完成した技術ではなく、我が研究室の同僚が実験条件の検討を行っているところなので、成果が出る(活性の判別がつく)かどうか微妙だったのですが、最初の1回は失敗したものの、2回目で活性が十分判別できる程度に菌が生えてくれて成功しました。
タンパク質発現のための遺伝子設計、遺伝子変異誘発、大腸菌・酵母への形質転換(変異遺伝子導入)、スクリーニング(ちゃんとタンパク質を発現する菌株を選ぶ)、酵母高密度培養による発現・回収、サンプル精製・・これらの作業を全て自らの手で行うことで、実験サンプルを手に入れるまでの大変さがよく理解できました。そしてその苦労して得たサンプルで実験に成功した・・感無量ですよ、本当に。
実験に必要なサンプルを得るという作業は、その研究の根本的な要素です。天然物からタンパク質を得る場合、実験サンプルが整うまでに年単位の時間を費やすこともざらにあり、もし自らの手で作れたとしても予期せぬ構造・活性のサンプルが出来てしまうこともあります。その中で、狙った活性を持つタンパク質が一発で得られ、欲しかった抗菌活性のデータを得られたことは、とても幸運だったと思います。

さてさて、そういうわけで、ここ数ヶ月間取り組んでいた課題が一段落したので、今後は少し余裕を持って生活できると思います。冬休みに向かってブログ補完も本腰を入れていきましょう。

今回はついに「弘前ねぷた本編」です。弘前ねぷたについては、先週の記事に纏めるつもりだったのですが、記事編集に時間がかかってしまったので、前奏と本編に分けることにしました。


8月7日午前10時、弘前ねぷた最終日、合同昼間運行が始まりました。

2010 弘前ねぷた なのかび

ねぶた・ねぷたは青森の各地で行われていますが、地域によって山車やお囃子に個性があります。この弘前ねぷたのお囃子は、青森や五所川原のお囃子に比べてゆったり・どっしりした印象です。太鼓のリズムに重厚感があり、私はもっとも気に入っています。


運行開始!まだ午前中ですが、既に気温は33℃まで上がっていました。
「ねーぷたーのー、もんどりこー」という囃子声とともに、提灯を持った男衆が先頭を練り歩きます。
(弘前ねぷたには「進行」「休み」「戻り」の3種類の囃しがあり、その中の「戻り」の囃子声です)


津軽情張(じょっぱり)大太鼓。直径3mはあると思われる大太鼓です。この太鼓の音とリズムを聞いたその瞬間に、私はすっかり弘前ねぷたの虜になってしまいましたよ。週末、無理して津軽海峡を越えて来て良かったと心底思いました。


弘前市役所の一団。弘前ねぷたの山車行列の先頭を率いるのが弘前市役所の山車です。
来年開催される、弘前城築城400周年祭のマスコットキャラクター「たか丸くん」の山車の先導に続いて、扇形のねぷた山車が続いています。


弘前市役所のねぷた山車。弘前ねぷたの特徴である、扇形の大型山車です。扇の肩のところに、「弘前市」と書かれています。各地区や団体の山車の場合は、ここにその名前が入ります。


弘前ねぷたの山車の表側の絵(鏡絵)は三国志や水滸伝、日本の戦の名場面が勢いのあるタッチで描かれています。対して、扇の裏側には見送り美人が描かれ、袖絵と共に繊細なタッチで描かれています。
以下、各山車の絵柄をどうぞ御覧あれ・・。




ちょっとふくよかです。

首が飛んでます・・。
ちなみに、山車の台車のところに書かれている「漢雲」とは、天の川のことだそうです。



大型の山車の場合は、上部がこのように折り畳めるようになっています。
また、扇部の下に昇降装置がついており、障害物の下をくぐりやすく考えられています。
(冒頭のYouTube動画で、山車が立ち往生していたのは、昇降装置の故障のために障害物をくぐれなかったからです)


この絵柄、なぜか気に入りました。


弘前ねぷたは扇形山車が有名ですが、他のねぶたと同様の立体型山車も存在します。


最後に、今日のねぷた運行コースのお膝元である、土手町の山車が通って行きました。


思いの外早く、開始から20分ほどで弘前ねぷた最終日の運行は終了・・。
7日の昼間運行は、祭り期間中の市民への協力感謝祭のような位置づけなので、6日までの夜運行よりも参加山車数が少なめなのです。
今年は、史上最多の84団体が参加したそうなので、夜運行はかなり華やかだったと思います。昼間運行でねぷたの魅力に目覚めたので、来年は是非夜の運行を見てみたいと思いました。(でも来年の8月って、修士課程修了直前で忙しそう・・)


さようなら、弘前ねぷた・・。


この後、午後は青森ねぶたの昼間運行を見物する予定だったので、弘前駅から八戸行き特急つがるで青森市へ向かいました。
車窓からは「津軽富士」、岩木山がよく見えました。隣の席に座っていた大学生(東北の夏祭りを巡る旅行中だそう)と話し込む間もなく、30分ほどで青森駅に着きました。


3時間ぶりに青森駅に立つ・・。
実は、北大の鉄道研究会の友人と青森駅で待ち合わせしており、午後から一緒に行動する予定となっていました。
弘前ねぷたが予想よりも早く終わり、私の青森到着が早まったので、改札口で結構待つはめになってしまいました・・。




-以下、記事編集参考用のツイッター記録(編集完了後削除予定)-
札幌到着。お、涼しい!
1,281,276,231,000.00 Keitai Webから
削除 . 森駅停車。残念ながらいかめしゲットならず。駅前でお祭開催中のようだったから、弁当屋さんはそっちで稼いでいたのかな・・。
1,281,266,452,000.00 Keitai Webから
削除 . スーパー北斗21号で函館を出発したなう。良い夕焼けが見られて、余は満足じゃ。あと3時間強で札幌に戻ります。
1,281,264,336,000.00 Keitai Webから
削除 . 函館駅なう。みどりの窓口で確かめたら、最終のスーパー北斗の指定席に空きが出たようだったのですぐさまゲット。並ぶ必要が無くなり、ちょいと岸壁にサンセットでも見に行こうかと思っているところなう。
1,281,261,242,000.00 Keitai Webから
削除 . 必殺技でケータイの充電を5パーセントだけ回復させ、八幡坂で港町らしい写真を撮り、これから函館駅に戻るところなう。
1,281,259,341,000.00 Keitai Webから
削除 . カメラ、ビデオカメラ、ケータイが全てバッテリー切れで写真撮影不可の状態なう。そろそろ函館駅に戻って、青函連絡船摩周丸辺りで暇を潰そうかな。
1,281,254,898,000.00 Keitai Webから
削除 . 奉行所見物終了。しっかし暑いですなぁ。再び五稜郭タワーに戻って、涼んでいます。
1,281,254,615,000.00 Keitai Webから
削除 . そして五稜郭の城内へ・・。先月末に箱館奉行所が復元完成したので、それを近くで見てみようと思います。タワーから見た感じでは、五稜郭の中心にドーンと構えていて、予想よりも大きな建物のようです。
1,281,253,332,000.00 Keitai Webから
削除 . 五稜郭タワーなうでござる。五稜郭の綺麗な星型も去ることながら、函館の町並みが手にとるように眺められてGOODでござる。
1,281,250,631,000.00 Keitai Webから
削除 . 市電で五稜郭公園前まで来た。公園前って言うから目と鼻の先かと思ったら、700m離れているという・・。
1,281,249,786,000.00 Keitai Webから
削除 . 函館に到着。札幌へは最終のスーパー北斗で帰る予定なので、4時間ほど函館に滞在できます。とりあえず、未踏の五稜郭にでも行きますかな。
3:24 PM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 青函トンネルを抜け、北海道に戻ってきました。戻る先が北海道っていうことに不思議な感覚を覚えるとともに、ちょっと優越感を感じますね。
2:48 PM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 青森で窓側の席に移れるかと思っていたけど、下車する人はほとんどおらず、座席の向きだけ変わっただけでした。しかも、乗客数がさらに増えて、通路まで満杯の超満席状態に・・。
1:26 PM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 八戸にてスーパー白鳥9号に乗り換え成功なう。指定席満席のため、自由席の争奪戦となりました。
12:10 PM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 駅弁完食。ひもを引っ張ると温まるタイプの牛飯でした。デザートにJR東日本名物のコーンポタージュ味アイスを食べようと思ったのですが、品切れでした。
11:54 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 結局、盛岡到着は定刻より34分遅れ、乗り継ぎのはやて9号八戸行きは定刻通りやって来たため、滞在予定時間の47分間の大半が消滅してしまいました。わんこそばが・・。仕方がないので、駅弁買いました。
11:37 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . どうやら東北新幹線の線路上での出来事のようで、盛岡駅で多数の電車が立ち往生しているため、現在盛岡手前の線路上で停車中。
11:04 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 雫石駅なう。この先の線路上で、架線にビニールが引っ掛かったそうで、安全確認終了まで停車中。運転再開までの目処はまだ立たない状況なそうな・・。わんこそば食べる時間が無くなっちゃうよぉー。
10:31 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 昨日は汗だくで歩き(15キロくらい)続けたので、股ズレが酷くて痛かったですが、一晩休んだらすっきり良くなりました。これで今日も歩ける!
9:25 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . こまちちゃんマジこまち。E3系のフォルムは可愛らしいですな。新青森までの東北新幹線延伸を機に、新型車両(赤白の天狗鼻の格好良い奴)に代わる予定ですが、あの形で「こまち」とは名付けられないはず・・。名前の変更はあるのか、ないのか・・。なまはげ、きりたんぽ、おが、かんとう・・
9:11 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 秋田新幹線こまち10号東京行き乗車。秋田はまたゆっくり探検したいなぁ。
8:51 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . おはようございます。快晴の秋田の朝です。さて、そろそろ出発の準備をし始めるかな。
7:38 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 嗚呼、布団に横になれるって幸せ・・。今頃我が友人は、私が昨日乗車したのと同じ夜行急行に乗りながら寝苦しい旅を続けていることであろう・・。
2:35 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 秋田(七年ぶり)に到着し、なんとか本日の寝床を確保しました。今晩は良く寝ようっと・・。
1:40 AM Aug 8th Keitai Webから
削除 . 今日はこの後、特急つがる29号で秋田まで足を延ばすつもりです(通常は弘前止まりですが、ねぶた期間中のみ秋田まで走るそうです)。明日は、フリーきっぷの特典(新幹線利用可)をフルに使って、秋田→盛岡→八戸→函館→札幌と駆け回るつもりです。
10:18 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . >帰りますまが・・・orz
8:46 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . 無事に五所川原からの帰路の列車に乗れました。少し早めに会場を切り上げたので、(祭からの)帰宅ラッシュの混雑に巻き込まれずに済みました。この後、友人は夜行急行はまなすで札幌に帰りますまが、私はフリーきっぷの元を取るために、もう一日みちのくに滞在するつもりです。
8:46 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . 五所川原ねぷたなう。ガンダムより大きな山車が街中を闊歩する様は、正に勇壮の一言です!
7:38 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . 歩き疲れたぁー。青森市街地の温泉につかり、多少は疲労をリセットすることはできたけど、やっぱり足はダルい・・。既に二万歩を超えてますからねぇ・・。でも、これからさらに五所川原に行って歩く予定です。
5:24 PM Aug 7th Keitai Webから
最初、マナーの悪い観客が目についてあまり楽しめなかったけど、観覧場所を移動したら、静かに祭を楽しめるようになりました。ε=(^◇^;
2:24 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . さすがに青森ねぶたは数が多いですね!まだまだ続きます。
2:15 PM Aug 7th Keitai Webから
削除 . 青森ねぶた始まったなう。先頭がハネトは良いとして、二番目が函館イカ踊りなのはどうしてなんだぜ・・。
1:35 PM Aug 7th Keitai Webから

早朝の緊急地震速報!

2010年12月02日 06時57分16秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
先ほど午前6時44分に、石狩地方を震源とするやや大きな地震が発生しました。
ほぼ札幌直下が震源で、観測最大震度は3でしたが、緊急地震速報が発令されました。

熟睡しているときに、不意に強い上下動を感じて目覚めました。
先日(11月24日)の石狩震源の地震の最初の揺れよりかは小さく感じましたが、これだけ大きな縦揺れは久々に体感しました。強い揺れの時間は今回の方が長く、5~10秒くらい続いたと思います。
揺れを感じてすぐにテレビを点けたところ、ちょうど緊急地震速報のチャイムが流れているところでした(地デジなので結構タイムラグがあったはず)。さすがにビビりましたよ・・。
直後に観測震度速報が発表され、実際の最大観測震度が3に留まったことが分かり、少し安心しました。
震源の深さは10km、マグニチュードは4.5で、観測震度は札幌市白石区などで震度3、北区太平などで震度2でした。
とりあえず被害が出るような地震ではなくて安心しました。

と思ったら・・、


最初の地震から2分後、6時46分に余震と思われる2回目の地震が発生。
今度はやや強い横揺れを数秒感じました。
この波状攻撃には、なかなか驚きましたね・・。さらに大きなのが来たらマズいので、一応服を着替えて備えることにしました。
なお、2回目の地震については緊急地震速報は出ませんでした。
震源の位置・深さは1回目の地震と同じで、マグニチュードは3.3、北区太平などで震度2を観測したようです。


地震って、規模はそれほど大きくなくても、続くと嫌なものですねぇ・・。

-追記-
3日の北海道新聞に、少々不安な記事が載っていました。
以下、引用します。

「石狩地方で地震頻発 1カ月半で震度1以上11回」(12/03 09:13)

 2日朝、札幌や千歳で震度3を記録するなど、石狩地方は10月20日に北広島市で震度3を記録して以降、2日までに同地方を震源とした震度1以上の地震を11回観測した。札幌管区気象台によると、同地方で震度1以上の地震は「数年に1回あるかどうか」で、約1カ月半でこれだけ頻発したのは異例。専門家は「断続的に発生しており、今後も警戒が必要」としている。

 石狩地方では10月20日、22日、11月24日に震度2以上、10月20日、23日に震度1の地震があり、2日は早朝に震度2以上が2回あったほか、夜までに震度1も4回観測した。

<北海道新聞12月3日朝刊掲載>


どうやら群発地震のようです。早くおさまってくれると良いのですが・・。