うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

密かに盛り上がってまいりました。

2010年11月16日 23時30分18秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
こんばんは。
今年一番の寒気が北海道上空に入り、外に出るのが億劫な今日この頃です。家に帰ったら布団にまっしぐらです。

ところで、今日の昼休みに近所へ出掛けたときのこと、理学部本館(総合博物館)に横断幕が掛かっているのを見かけました。普段は博物館の企画展示を案内する内容が書かれるのですが、今回は鈴木章北大名誉教授のノーベル化学賞受賞を祝う言葉が書かれていました。多分、最近掲げられたばかりで、ようやく祝賀ムードが盛り上がってきた様子が感じられます。


ちなみに、北大キャンパスの北端に位置する創成研究機構・触媒化学研究センターの建物には、先週末の時点で既に垂れ幕が設置されていました。

鈴木名誉教授の現所属先である工学部では、結構前から受賞を祝う立て看板が設置されていましたから、学部によって微妙な温度差があるようです・・。
鈴木名誉教授は理学研究科(理学院の前身)を半世紀前に修了されており、実は私の先輩にも当たります。その割には理学部・理学院に目立った動きがなかったので、今回の横断幕掲示を見てちょっと安心しました。


横断幕の拡大写真。
この横断幕は、工学部応用化学科、理学部化学科、総合化学院(理学院化学専攻等の後身)などの共同で設置されたようです。

-追記-
その後学内を見まわしてみると、至る所で垂れ幕が設置されていました。


鈴木名誉教授の現在の所属学部、工学部の玄関。


高等教育推進機構(旧々教養部、旧高機能センター)の玄関。


高等教育推進機構の玄関には今回の受賞業績である鈴木カップリングを解説したポスターも貼られていました。