うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

流氷航海 網走市 砕氷船「おーろら」船上より

2015年02月21日 22時38分21秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常



今年も流氷を見に日帰りドライブしてきました。
去年は流氷最盛期に紋別市の「ガリンコ号」に乗船しましたが、今年は網走市の砕氷船「おーろら」に乗ってきました。
前日の気象予報で流氷が接岸していることは確認していましたが、実際に当日見られるかは、風向きや海象で変わってしまうため、行ってみないと分かりません。
深夜に札幌を出発し、研究室の後輩たちとともにドライブすること約5時間、網走市に着くと、ちょうど良い具合に流氷が押し寄せていました。

歴代雪ミク雪像を比べてみた。(2015 ver.)

2015年02月15日 19時22分29秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
雪まつりネタで投稿していて、ふと我がブログの最近読まれている記事を眺めていたら、「歴代雪ミク雪像を比べてみた。(2012年02月24日)」が上位に入っていました。
そういえばこんな記事も書いていたなぁと思い出しました。あれから早3年が経ち、今年で雪ミクも6年目になったので、歴代雪ミク雪像記事のリメイクをしようと思います。


雪ミク2010
全てはここから始まった!(・・のかな?)
西6丁目で展示されていました。
前年9月に札幌にやってきた私にとってもこの年が初めての雪まつりであり、私の札幌生活も雪ミクとともに歩んできたといっても過言ではありません(キリッ。
最近は雪像の構造についての規制が強まり(まあ規制のきっかけは2012年の雪ミク雪像なのですが)、このように首の細い雪像を展示することは今後難しいと思います。
可愛いです。


雪ミク2011
西6丁目にて展示。2年目の雪ミクは鏡音リンとレンに挟まれていました。
実はこのリンとレンの雪像については少し騒動がありまして、開催期間中に修正が加えられています。
"修正前"の状態では「どなたですか?」という感じでした。。
雪ミク雪像はねんどろいど雪ミクのデザインを元に作っているようなのですが、この年は少し違った雰囲気の雪ミクでした。


雪ミク2012
西6丁目にて展示。
この年は期間の前半に気温が急上昇し、雪ミク雪像の頭部が倒壊、通行人に当たってケガをさせてしまうという事故がありました。
倒壊した雪像はすぐに取り壊されてしまったのですが、その後急ピッチで作り直され、期間後半には復活した姿を見ることができました。
デザイン自体は復旧前後で違いはありませんが、復旧後は補強のために背板が付けられています。
目の表現は良かったのですが、眉毛が無くて少し残念・・。


雪ミク2013
この年から西11丁目会場に展示場所が変わりました。
以前よりも雪像前が広くなったので、ゆっくり写真を撮れるようになりました。
白無垢を着たデザインで、なかなかに可愛かったです。


雪ミク2014
文句なしに可愛い出来でした。今見ても素晴らしいです。


雪ミク2015
そして今年の雪ミク雪像がこちら。
週末の気温上昇と雨のせいなのか、目がちょっと怖いことになっていました。


というわけで、目の部分を少しフォトショで修正した画像がこちら。
だいぶ可愛くなりました。

今では西11丁目の一角が定位置となり、すっかりお馴染みになった感もある雪ミク雪像。
果たして来年以降はどんなデザインで登場するのか、楽しみです。
(でも、今後札幌を離れると、気軽に見にこれなくなっちゃうんだよなぁ・・)

第66回さっぽろ雪まつり 後編

2015年02月15日 18時50分18秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
2015年のさっぽろ雪まつりの様子、後編です。

前編では5丁目会場までご紹介しました。
6丁目は食の広場で、屋台村となっており、大きな雪像は展示されていないので、後編では7丁目からの様子を紹介したいと思います。


7丁目 HBCフィリピン広場 大雪像 マニラ大聖堂
この7丁目では、例年海外の寺院や教会をモデルにした大雪像が展示されています。
かなり断面積の大きな雪像ですが、細かいところまで忠実に再現されています。
以前はここの広場の雪像も自衛隊が作っていたのですが、今は元自衛隊員の指導のもと、市民ボランティアで製作しているようです。
市民ボランティアによる雪像作りのクオリティも、年々上がってきていますね。(謎の上から目線)


8丁目 雪のHTB広場 大雪像 春日大社・中門
こちらは陸上自衛隊製作の雪像です。例年、この広場では主に日本の歴史的建築をモデルにした雪像が展示されています。
今年は我が地元、奈良の春日大社がモデルになっていました。
・・と言いつつ、実は私、春日大社は殆ど参拝したことがありません。よく行くのは地元の市内にある石上神宮で、春日大社は片手で数えるくらいしか行ったことはありません。


昨年以来、この広場でも雪像のプロジェクションマッピングが行われており、今年も非常に美しい映像に酔いしれました。


西8丁目大雪像:春日大社・中門 スペシャルライティングショー&プロジェクションマッピング
こちらがその映像です。最前列で撮れました。
今度帰省したときに、春日大社に参拝してみようかなぁ・・と思いました。


この8丁目広場はHTBが主催する会場なので、HTBのマスコットキャラであるonちゃん(「水曜どうでしょう」で大泉洋に激しく蹴りを入れられていたアイツです)の小さな雪像が通路脇に置かれていました。なにげに良い出来です。



隣の9丁目会場は「市民の広場」で、一般の市民が作った雪像が展示されていました。
「HTBつながり」なのか、大泉さんの雪像が・・。無駄にリアルでした。


最近流行りの妖怪ウォッチから。


ラブライブ!。これは企業製作雪像でしたが、なかなか可愛い出来でした。


10丁目 UHBファミリーランド 大雪像 楽しいサザエさん一家inさっぽろ雪まつり
大通会場で一番西に位置する大雪像です。
UHBはフジテレビ系列なので、毎年ちびまる子ちゃんやサザエさん、トリコなどのアニメキャラの雪像を展示しています。
今年のサザエさんは少し古風な、原作漫画版のデザインでした。
ちゃんと波平さんの髪の毛も再現してありました。


雪ミク2015
11丁目会場は「国際広場」で、国際雪像コンクールなどが開催されていましたが、我々ヲタクの目当てはこちら、雪ミクの雪像でした。今年は開催期間前半に気温が上昇したためか、雪像が少し融けてしまったらしく、目元がちょっと怖い感じになっていました。


今年の雪ミクは魔法少女まどか☆マギカとコラボしていたようで、会場のステージの幕にイラストが描かれていました。
雪ミクがほむほむ(暁美ほむら)の制服を、ほむほむが雪ミクのコスチュームを着ているという設定で、これは可愛い・・。


というわけで、会場右手にはキュゥべえ雪像も鎮座していました。この存在感・・。


西11丁目雪ミク中雪像 ライトアップショー「SNOW MIKU MAGICAL FANTASY 2015」
雪ミク雪像でも、今年の雪ミクテーマソングに合わせてライトアップショーが行われていました。
冒頭の「ロート製薬」からの入り方がツボにはまりました。

以上、駆け足でしたが、今年の雪まつりの様子を紹介しました。
今年は大通会場は複数回行ったものの、すすきの会場や丘珠会場には結局行けずじまいでした。。
来年以降は札幌にいない可能性がとても高く、気軽に見にこれないのが残念です。

第66回さっぽろ雪まつり 前編

2015年02月15日 15時41分43秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
こんにちは。ブログの更新を長らくご無沙汰しておりました。
健康不安説とか、事件・事故などに遭遇したわけではございませんでして、日々の忙しさ(と寒さ)にかまけて更新を怠ってしまっていました。
私は元気です。

さてさて、久しぶりの更新ですので、何か大きな話題をと思いまして、今回は札幌の冬の目玉イベント、「さっぽろ雪まつり」の模様をご紹介したいと思います。雪まつりは戦後すぐに始まり、今年で66回目とのこと。200基以上もの雪像や氷像が大通公園を中心に展示され、特に1ヶ月以上かけて製作される大雪像は全国的にも冬の風物詩になっています。最近では中国や台湾からの観光客による観覧も増え、1週間の開催期間中の来場者は240万人にものぼるそうです。
今年は2月5日(木曜)から11日(祝)まで開催されました。週末には気温が上昇して雨も降ったために、一部の雪像が崩壊の危機に瀕したため、取り壊しの憂き目にあいました。しかし、吹雪などの大きな天候の乱れはなく、例年どおり多くの人で賑わいました。私も、期間中に4回ほど大通会場に見にいってきました。

本記事では、例年のように、西1丁目(テレビ塔側)から順に雪像・氷像を紹介していこうと思います。


1丁目: J:COMひろば スケートリンク
毎年恒例のスケート場が設置され、雨の中でも多くの人が滑っていました。それほど広くは見えませんが、東西21m、南北25mあるそうです。


スケートリンクの脇にはNHKの連続テレビ小説「マッサン」の特設ブースがありました。


ブースの中では「マッサン」ゆかりの品が展示されていて、鴨居欣次郎(堤真一)の等身大パネルもありました。

なお、NHKは今回の雪まつり期間に合わせて「8K(スーパーハイビジョン)」の映像展示及び雪まつり会場の様子の生中継展示をNHK札幌放送局で行っていました。札幌放送局は西1丁目広場のすぐそばにあるので、私も8K映像を体感してきたのですが、最前列で見たこともあって本当に素晴らしい臨場感でした。
8K映像の画素数は水平7680、垂直4320の約3000万画素となっており、私のカメラの画素数(1800万画素)よりも高精細な画像が滑らかな動画になるという信じられないスペックです。サンプル映像として、富士山のタイムラプス映像や去年の紅白歌合戦などが流れていましたが、木の一本一本やAKB48のメンバー一人一人の顔まではっきりと確認でき、さらに22.1chという異次元の音響性能によって、これまでにない臨場感を体験できました。
それにしても、もし一般家庭に8Kのテレビが設置されるようなことになれば、テレビの画面サイズはどれくらいになるのでしょうか・・。私の家のテレビはフルHDで37inchですが、8Kはその16倍の画素数がありますから、単純に面積比で計算すると148inchとなります。これに近いサイズのプラズマテレビを以前パナソニックが試作していましたが、3.5m×2mという大きさでした。あくまで現状と同じ精細さ(画素サイズ)で映像を楽しむ場合ですが、まさにリビングの壁一面にテレビ画面が広がることになりそうです。


2丁目:道新 氷の広場 大氷像「おもちゃの街」
8K映像の迫力に感動してしまったため、雪まつりの話から逸れてしまいました。。
会場の様子の紹介に戻ります。2丁目には大小の氷像が展示されていました。


2丁目の西側にはJRA(日本中央競馬会)の雪像が展示されていました。
昼間に見ると、どうってことはない雪像なのですが、夜になると毎晩プロジェクションマッピングが行われ、様子が一変していました。


2丁目JRA中雪像 プロジェクションマッピング「サラブレッドの息吹」
こちらがその映像です。止まっているはずの雪像が、まるで生きているかのように激しく動き回ります。雪像へのプロジェクションマッピングはここ数年で行われるようになった新しい試みですが、背景が白いこともあって、相性がとても良いです。


3丁目:HTB PARK AIR広場 白い恋人 PARK AIRジャンプ台
ここは雪像ではなく、巨大なジャンプ台が設置されており、スノーボードやフリースタイルスキーの展示が行われていました。


ジャンプ台の高さは24mもあり、結構高難度な技も繰り広げられます。


ちょうどフリースタイルスキーの実演が行われていました。2人同時のジャンプなど、とてもエキサイティングな展示でした。


4丁目:STV広場 大雪像 雪のスター・ウォーズ
陸上自衛隊製作の、迫力ある雪像です。今年12月の新作映画の公開に先駆け、今回の雪まつりでの展示となったそうです。


このスター・ウォーズ大雪像、週末の気温上昇&降雨のせいで背後の宇宙戦闘機「タイファイター」の翼部分が崩れてしまったため、安全確保のため一部取り壊されてしまいました。
いい出来だったので残念です。


西4丁目大雪像:雪のスターウォーズ スペシャル・ライト・パフォーマンス
夜にはこのスター・ウォーズ大雪像でもライティングショーが行われており、鮮やかな光に彩られて一味違った雪像を楽しむことができました。


5丁目東 環境ひろば 大雪像 雪の国のアリス
こちらは市民ボランティアが製作した雪像です。大雪像をステージに見立て、人形劇とオペラで「雪の国のアリス」を上演していたのですが、残念ながら私は見逃してしまいました・・。


5丁目西 毎日氷の広場 大氷像 台湾一行天宮(台北市)
ここでは毎年海外の都市の名所を氷で展示しており、今年は台湾の関帝廟(関羽の廟)でした。
関羽は三国志での猛将のイメージが強いですが、実は初めてそろばんと帳簿を使った人物ともいわれているそうで、商売の神様としても信奉されているそうです。
台湾にはまだ行ったことがないので、実物を見てみたいものです。

長くなってきたので、この辺りで一旦区切ります。