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うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

モエレ沼公園遠征記

2010年05月25日 23時00分13秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
この前の日曜日、モエレ沼公園へサイクリングしてきました。

萌えれ・・、失礼、モエレ沼公園は、札幌市の北東の郊外にある治水公園です。モエレ沼は昭和末期から平成初期にかけてゴミ処理場として使われた場所で、10年間で270万トンものゴミが廃棄されました。1990年の処理場閉鎖後、跡地を大規模な公園(広さ189ha)として整備したのが、モエレ沼公園です。東京の夢の島みたいなものですね。
しかしこのモエレ沼公園、単なる処理場跡地と侮るなかれ、公園のマスタープランはかの彫刻家イサム・ノグチの手によるもので、巨大な公園の中には特徴的な形の施設が点在し、山あり谷ありで、全体で一つの芸術的景観を形成しているのです。2002年度のグッドデザイン大賞を受賞しており、今では札幌有数の観光名所となっています。
私の家からは10キロほど離れているので、これまでなかなか行く機会がなかったのですが、この週末は天気も良かったので、ちょっと自転車で出掛けてきました。

日曜日の午後2時半に自宅を出発。

東西幹線の北15条通りを東へひた走り、東19丁目交差点で左折、あとは苗穂丘珠通りを真っ直ぐ走れば、モエレ沼公園へと至ります。約10キロ、途中は信号が結構多いので、自転車で1時間強ほどの道のりでした。


苗穂丘珠通りの沿線には、丘珠空港があります。周辺は緑地公園になっており、飛行機の利発着の様子が間近で見られるようになっています。空港のすぐ南側は市街地が迫っているのですが、北側はご覧のように、広々とした風景が広がっています。休憩にちょっと立ち寄ってみました。


緑地内には小高い丘があり、そこからは空港内がよく見渡せました。全日空と北海道エアシステム(以下HAC)の飛行機が駐機場で羽を休めていました。現在丘珠空港にはこの2社が旅客便を運航しており、他に自衛隊や事業用飛行機などが空港施設を利用しています。しかし、全日空は新千歳に旅客便を統合するため、6月いっぱいでの丘珠撤退が決まっており、HACも、経営再建中の日本航空の傘下企業であるため存続は微妙なところで、丘珠空港から旅客運用が無くなってしまう可能性が囁かれています。丘珠は道内各地から道都への空の玄関として親しまれた空港ですから、ちょっと寂しい話です。


しばらく様子を眺めていると、HACのサーブ340Bが離陸していきました。時間的に、2877便函館行きのようです。この日は風が強く、離陸滑走もほどほどに、あっという間に飛び立ちました。


その後、丘珠空港緑地を出発して10分程度で、モエレ沼の近くまで来ました。
「燃えれ」って・・。考えることは皆一緒ですね。残念ながら、この店はお潰れになっていました・・。


自宅を出発して約2時間(吉野家で牛丼食べたり、丘珠空港に寄ったりしたので)、ついにモエレ沼公園北口に到着しました。
写真は、モエレ沼に架かる橋です。モエレ沼は、三日月湖になっており、その内側に公園が広がっているのです。
長くなるので、この辺で一旦区切ります。