第215回・和泉ワンコイン寄席~2022.10.15
一、桂恩狸・・・・「狸賽」
私も「狸賽」やるんですが、恩狸さんのは独自の演出。ターちゃんの目の出し方も独特で、二は両眼ですが、一はケツの穴ではなく片眼。三は両眼を分身の術で倍にして一つつぶると、少しややこしいですが・・これが伏線、仕込みで、オチ・・へと続きます。是非ご本人さんの落語でお確かめください。
いま、古典もいらう人が多いですが、改変が吉と出るか凶と出るか、難しいところですが、まあ何事もチャレンジですか。。。。
二、桂文昇・・・・「猿後家」
これぞ継承の芸。五代目文枝さんの十八番「猿後家」。よろしいな所々師匠のはんなりが伺える一席。こういうのは、キッチリと次の方へ伝えていって欲しいですな。「船弁慶」「莨の火」「悋気の独楽」など文昇さんで聴いてみたいですな。
三、笑福亭伯枝・・「源平盛衰記・扇の的」
ネタおろしホカホカの一席。旭堂南鱗さんに頂いた講談ネタ。地噺で時事ネタも入れながらの熱演。来月の独演会にはネタ出しされている演目。
これからのひと月、さらに磨きがかかるんでしょうな。
第215回・和泉ワンコイン寄席
2022年10月15日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ
一、桂恩狸・・・・「狸賽」
二、桂文昇・・・・「猿後家」
三、笑福亭伯枝・・「扇の的」
次回・216回和泉ワンコイン寄席
2022年11月19日(土)14:30開演
ゲストが、桂福楽さんと桂二豆さん
笑福亭伯枝独演会
2022年11月20日(日)午後6:00開演
天満天神繁昌亭