ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話を中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第13回久米田とんとん亭

2018-02-04 21:21:21 | 久米田とんとん亭

第13回久米田とんとん亭



久しぶりの、とんとん亭。

地元の落語会、銀瓶さんの「質屋蔵」、良かったですな。

銀瓶さんの「たちきり」「宿屋仇」「百年目」「帯久」などの大ネタ、
すべて、ここの「久米田とんとん亭」で聴かせて貰いました‼️
地域寄席でこの充実感、嬉しいですな。

一,笑福亭乾瓶・・・・・・「子ほめ」

当初三名の会とのお知らせだったのですが、
主催者のとんとん亭のご主人の挨拶で、「本日は四名の方に・・・・・」
あれっ、一名増えてるやん、鶴瓶門下に入門されて、まだ一年二カ月の
乾瓶さんの登場。

しっかり、してますな、声もはっきり大きくて、一番凄いのは
会が始まってからも続々入ってくるお客さん、それも地域の方、
大きな声で「お久しぶり、スリッパがあるのないの」、
高座で喋っているなんぞお構いなし・・・・そのなかで、堂々の高座。

気にしながらも、とちる事もなく、噺を進める。
芸人の根性、座ってますな・・・・・頼もしい、乾瓶さんとの初出会いでおました。


二、桂弥太郎・・・・・・・・・「転失気」

こちらは、9年目の、弥太郎さん。

さすが、年季の違いですな、笑いもしっかりと、噺は「転失気」。

最近聴いた「播州巡り」では、大感心したのですが・・・。

元々は知ったかぶりする和尚さんの話ですが、
小僧の珍念さんの無邪気さといたづらっぽさが出たら更に楽しいのに、

10年選手ともなると、聞く方も贅沢に、なりますな。


三、笑福亭由瓶・・・・・・・「じゅうじゅう亭弁当」

珍しく、新作でありながら、二回目の出会い、「じゅうじゅう亭弁当」

最初に、新大阪から京都まで新幹線で14分と言ってしまってるので、
道中の盛りだくさんに・・・もう着くやんと、矛盾がいっぱい。

相手のミスに乗じて喚き散す、クレイマーもどきのお話。

笑いと気分の悪さは、紙一重ですな。


四、笑福亭銀瓶・・・・・・・「質屋蔵」

よろしいな、銀瓶さん。

「質屋蔵」、私勘違いしていて、聴いてたのは「質屋芝居」。

旦那が、質草の品には、それぞれの想いが込められているというくだり。
この辺りの、旦那の語り、銀瓶さんの真骨頂でおますな・・・・。

まあ、質屋さんって大いに庶民に利口に利用されてたんですな。


「たちきり」「帯久」「胴乱の幸助」「宿屋仇」「百年目」、
この大ネタ、すべてこの「久米田とんとん亭」で聴かせて貰いました。

ネタおろしされた直後とは聞いてますが、どれもどれも、素晴らしいでき。

落語の真髄に触れることができる、久米田の方は幸せ者でおますな。


第13回久米田とんとん亭
2018年2月4日(日)17:30開演
大町町会館


一,笑福亭乾瓶・・・・・・「子ほめ」
二、桂弥太郎・・・・・・・・・「転失気」
三、笑福亭由瓶・・・・・・・「じゅうじゅう亭弁当」
仲入り
四、笑福亭銀瓶・・・・・・・「質屋蔵」
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第11回・久米田とんとん亭

2015-02-22 11:13:32 | 久米田とんとん亭

第11回・この青の高座も見慣れてきましたな。


良かったですな、銀瓶さんの「立ち切れ」、最高でおました。

二日続けて、ご近所での落語会。


一、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「子ほめ」

よろしいな、実力派が演じる、前座噺。

あちらこちら、ハナシを端折りながらも、おもしろさは満開。

とんとん亭では、いつも大ネタ、一席でしたが、
この様な、軽いネタも、是非、銀瓶さんで聴いてみたいもんでおます。


二、三遊亭小笑・・・・・・・・・「転失気

まるで、末廣か鈴本に飛び込んだ時に、聞こえてくる様な噺っぷり。

「大阪のお客さんは恐い」って、冗談で言っていると思いきや、
まあ、ご両親は鹿児島鹿屋から来られているし、
そのままアウェイの緊張感がこちらまで、伝わってくる。

でも、最後の方はエンジンガ掛かってきたと思うと、オチに。

そう思うと最初の掴みというか、マクラって大事なんですな。


三、笑福亭由瓶・・・・・・・・・「つぼ算」

こちらは、ちゃっかりしている姪っ子のマクラは、おもしろかったが、
噺に入ると、なぜか不完全燃焼・・・・・。

つまり、3円で、6円の二荷入りを買うのに、番頭やなしに
客の私たちを騙し切れてないんでしょうな。

大爆笑、「これがこっちの思う壺」と、由瓶さん、頼んまっせ。


四、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「立ち切れ線香」

久々の感動、良い噺、聴かせてもらいました。

おおネタ、じっくり45分。

若旦那が、親戚の席ヘ乗込んでの、啖呵。

それを諌める、番頭の迫力、重み。

蔵から出てからの、若旦那と番頭のお互いへの気遣い。

そして、女将の若旦那ヘのわだかまりと氷解。

どこをとっても、最高。


事情が解り、小糸も許してくれての三味線の音。、

地唄の「雪」・・・・奥から聞こえる音が

まるで、天国から聞こえるようで・・噺にピッタリ。


実は、銀瓶さんとの初めての出会いは、8年前の無学でのこの「立ち切れ線香」。

あれから8年、円熟味の増した、

銀瓶さんのやる、「立ち切れ線香」・・・誰よりも最高でおますな。



「第11回久米田とんとん亭〜東西落語会」
2015年2月22日(日)午後5:30開演
岸和田市・久米田大町会館

一、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「子ほめ」、
二、三遊亭小笑・・・・・・・・・「転失気」、
三、笑福亭由瓶・・・・・・・・・「つぼ算」
〜仲入〜
四、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・「立ち切れ線香」



終演後、挨拶に、岸和田の市長が・・・・。


恒例のくじ引き、今回はご三人さんの色紙だけではなく、
小笑さんのお父さんが鹿児島から持って来られた、焼酎三本もプレゼント。



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「第10回久米田とんとん亭」

2014-06-25 08:34:09 | 久米田とんとん亭


地元で行われる落語会、もう10回目。
今回は「帯久」を銀瓶さんが・・・・楽しみですな。






最初に、主催者の挨拶、そして続いてなんと岸和田市の信貴市長が登場。
「10回目と、地域に根ざした文化事業と」お祝いの言葉を・・・・・・。
昨年の12月に当選された、ほかほかの市長さん。

後の、「帯久」ではないけれど、名奉行ぶり期待しまっせ・・・。


一、桂華紋・・・・・・・・・・・「みかん屋」

2001年8月の初舞台の「犬の目」からもうほぼ4年、
その後の「阿弥陀池」でも感心したが、今日の「みかん屋」も最高。

最初、長屋でみかんを全部買って貰って最後に「上、見さしてもらいますわ」の辺りまでは
淡々と進めるが、そのあとは最後まで一気に笑いをたたきこめる。

噺、本来の笑いの構成を存分に発揮・・・・・
明るくて、嫌味がなく、肩の力が抜けていて、よろしいな。

お目当てに、見に行かんとあかん、若手噺家さんが、また一人増えましたな。



二、笑福亭由瓶・・・・・・・「替り目」

独特の臭いのある由瓶さんの落語。

導入部の俥屋さんとのやりとりの部分は割愛して、
自ら家の玄関を叩くところからスタート。

呑兵衛の亭主、普通は女房に強気にでたり、悪いなあと弱気になったり、
交互にでるもんだが、由瓶さんの場合、強気一辺倒。

よう、大喧嘩にならへんかと、こちらがヒヤヒヤ。

最後の、うどん屋相手のところまでいくかと思いきや、
「まだ、おまえ、居たんかいな」・・・・「替り目の半ばでございます」で終わる。

私この「○○の半ばでございます」という終わり方、結構好きでおます。


三、笑福亭銀瓶・・・・・・・「帯久」

仲入りもなく一気に、三席目の銀瓶さんの「帯久」へ。

大阪の、松屋町の方、瓦屋町の商売人噺。

善い者が和泉屋与兵衛、悪者が帯屋久七。
落語って不思議ですな、悪者の帯屋久七を略して「帯久」と題にするなんて、
ほんま符牒なんですな、「あの、帯屋久七がでてくる噺」・・・・と。

60才で還暦、61才で本卦、とサゲで必要なことは、きっちり説明するところなんぞは
銀瓶さんの親切さ・・・。

二人の商売人の善悪というか、この噺を聞いていて、
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という
二宮尊徳の言葉を思いだしましたが、帯久を犯罪者にしたのにも和泉屋にも
多少の責任があるような・・・・でも、借金を頼みに行った和泉屋を追い帰す帯七。
銀瓶さん、核心の演技・・・・

[ねずみ穴」を彷彿させるような後味の悪い噺と思いきや
後半は、松平大隅守というお奉行がでてきて、大岡越前守ばりの名奉行ぶり。

町民の味方、「ざまあ、みろ」と、スカッとしますな。

そう言えば、今の世の中、悪者は裏に回って表には顔を出さんのか、
悪者がこらしめられて、スカッとするようなこと、おまへんな・・・。

長講の「帯久」、たっぷりと堪能させてくれた、銀瓶さんの一席でおました。



「第10回久米田とんとん亭」
2014年6月8日(日)午後5:30開演
岸和田市・大町会館

一、桂華紋・・・・・・・・・・・「みかん屋」、
二、笑福亭由瓶・・・・・・・「替り目」、
三、笑福亭銀瓶・・・・・・・「帯久」

三味線・・・・・・・・花登益子








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第9回・久米田とんとん亭

2013-01-27 23:32:15 | 久米田とんとん亭

久しぶりに、地元久米田のとんとん亭へ、ほんと久し振りでおますな・・・。



三者三様の演目、楽しみですな・・・・・・・・・・。


一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・・「野ざらし」

久しぶりの喬若さん、一年半ぶりだが、こんなんだったのかと印象ががらりと違う。
前は、勢いがあるとこと、粘るところが適度にミックスされていたのに、
今回、言葉なくして、顔の表情だけで粘る粘る・・・・噺の勢い殺してまで。

噺家さんの、噺っぷりって、しばらく会わないだけで、
微妙に変わってしまうもんなんですな・・・・・・。

進化しているのか、はたまた退化しているのか、私には解りませんが、
でも「ドリームジャンボコンテスト」二代目チャンピオンに輝いた
喬若さんの、一席でおました。


二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・・「試し酒」

お酒の呑みっぷりは、なかなかのもの。
あとで、「上手いわ、お酒呑むのん」とおば様たちに絶賛されていた由瓶さん。

でも、酔いっぷりは・・・・・・。
権助の酔いぷりと、そのあとのうんちくと、うだうだ感が・・・・。

量は多くて多少苦しいけれど、好きな酒をたらふく呑めて、
上機嫌に酔っている、権助、いや、由瓶さんをみたいもんですな。


三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・・「宿屋仇」

毎日、朝のラジオの生放送を担当しているので、家は尼崎ですが
呑んだ時は、何かで遅刻してはならないので、いつも弁天町のホテル泊まり、と。

そこでの出来事をマクラに・・・・上手い流れで「宿屋仇」へ・

さすが、銀瓶さんらしい安定感のある「宿屋仇」
感心も得心もしたのですが、何かしら物足りなさを・・・・

バスの時間が合わず、雪が降る中を20分ほど歩きながら考えたんですが・・

「伊八、伊八」とお侍に呼ばれて、二階へ階段を上る仕草(右足でとんとんとん)が
なかったことか・・・・あのドンチャン騒ぎから、「伊八」の声で舞台転換・・・
何があったのか、またお叱りか、と伊八があの二階へ上がる間が、結構この噺のキモ。

ビジュアル的演出を排除しての銀瓶さんの「宿屋仇」、音としては完璧。
でも、私たち素人には、やはり横と縦の拡がり立体感がある方がわかり易いんでしょうな・・・。

でも、この「久米田とんとん亭」も、もう9回、次回は10回目、早いもんですな・・・。
やはり、地元の落語会、今後とも続けて参加しなければでおます。


第9回久米田とんとん亭
2013年1月27日(日)午後5:30開演
岸和田市・大町町会館

一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・・「野ざらし」
二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・・「試し酒」
三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・・「宿屋仇」


13-4-15


打上げの銀瓶さん、喬若さん、由瓶さん。
喬若さんは下戸、由瓶さんは車で、ビールはなしでおます。


和やかな打上げ風景・・・・・・・・・
銀瓶さん・・・・ファンの方と写真を撮ったり、サインをしたり、大忙しでおます。



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最寄の駅の落語会~久米田とんとん亭

2010-01-24 23:06:04 | 久米田とんとん亭

主催者の、これこれ豚肉屋さん・・・・とんかつ、美味しおますで・・。

私の最寄駅の久米田で落語会。
銀瓶さんがメインで、昨年からの開催で、今回で三回目とか。
まさに、灯台下暗しでおます。


舞台も金屏風、赤い毛氈では無いが、立派な舞台。
落語には、丁度良い大きさの会場に110人の大入満員。

手づくりの落語会だが、太鼓、三味線も入っての、
充実の一時間半、質の高い落語、満喫しましたで。


一、桂吉の丞・・・・・・・・・・・・・「時うどん」

繁昌亭大賞の輝き賞、受賞の吉の丞さんの登場。
最初は、あっち向いて「こんにちは」、こっち向いて「誰かとおもうたら、お前か」
と、一人で喋るのが落語。
それも、遠くにいる人と、近くにいる人を
声と目線と顔の表情で表すと説明しながら実演。・・・学校での落語講座みたい。

でも、「鳩がなんかおとしたで」、「ふーん」
「お母ちゃん、パンツ、破けた」、「またか」
「隣に囲いができたで」・・・すると客席から「へー」
「オチはいうたらあきまへんで」・・・・と吉の丞さん、このセリフ言いたさに
あえて、誘導尋問みたいに言わせたのか、ああ、高度なテクニックでおますな。
落着いていて、客席をほぐす、ほぐす・・・・さすが、輝き賞ですな。

噺は「時うどん」、吉弥さんスタイル、いや米朝スタイルか。
一人で、うどんを食べているのを、電柱の陰から見ている男が、
翌日、まねをしに行く。・・東京の時そば、のタイプ。

でも、冬の寒い夜中に、一杯のうどんを食べるのを、
路上で見ているというのは、いたって不自然でおます。

やはり、喜六、清八の二人で食べ、それを喜六がまねをする方が、
「ひっぱりな、うどん屋が笑うたはるで」、・・・「いや、気色悪いぐらいで」
などは、・・・、笑いもたっぷりで、私は好きですな。

でも、トリイでの「遊山船」といい、吉の丞さんの、色が出来てきましたな。


二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・「強情灸」

今日は、昼間も仕事で、大忙しです。
というのは、今日の太鼓とこの照明のスポット、由瓶さんの持込とか。
落語よりも、裏方で、重宝がられてますと・・・。

噺は、「強情灸」。・・・強情な男が、大きなもぐさを腕にのせて、我慢する。
熱くないと口では言いながら、顔からは火がでるような熱さが伝わる。

「五右衛門も、さぞ熱かっただろう」のサゲどおり、
由瓶さん、顔が真っ赤になっての、大熱演。

うちの嫁はんは、由瓶さんが、お気に入りとか・・・。
さすが、とんとん亭大賞受賞・・でおますな。


三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」

第四回・繁昌亭大賞受賞の銀瓶さん・・45の大熱演。

最初に、懇切丁寧に、浄瑠璃の説明を。そして明治初期のはなしであると、
最後のサゲで一切、解らぬ事がない様、理詰めで、準備を整える。

「胴乱の幸助」、枝雀師匠で何度も聴いて好きな噺だが、
生で聴くのは初めてか・・・。

銀瓶さんの落語、端麗で、辛口、後味スッキリ。
笑福亭と言うより、米朝一門的で、スマートさがある。

さすが、繁昌亭大賞、受賞・・・・・・・
前回の「七度狐」に続き、十八番が聴けて、よろしおましたで。


第3回・久米田とんとん亭
2010年1月24日(日)午後5:30開演
大町会館

一、桂吉の丞・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・「強情灸」
三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」


10-07-29


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