ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

アーバン寄席in堺筋本町

2019-01-31 20:25:26 | 落語
アーバン寄席in堺筋本町

良かったですな、九雀さんの「茶の湯」。
思い出せば、九雀さんの落語で、ハズレは無いですな。

一、月亭秀都・・・・・・・「鉄砲勇助」

文都さんのお弟子さんで、兄弟子に天使さん、立派な一門ですな。

入門5年目らしいですが、初めての出会い。
声も大きく元気よく、マクラもこなれた感じですが、
聞き取り難いのか、スッキリと伝わってこないのは残念・・・・。

と言いながら、失礼したのはこちら。

仕事帰りの落語会は、いつも座って最初の出囃子がなって出てくると、
ようやく始まるという安心感でウトウト・・・・。

秀都さんの「鉄砲勇助」も、猪の腹が割れて小さな猪が十六匹。
猪、十六までは意識ありですが、あとは・・・「半ばですが、・・・・・・」の
高座を降りられるまで、空白、ほんと失礼致しました。

嫁さん曰く、「前座さんのドキドキ、ヒヤヒヤ、は寝れないけれど、
上手い人のはリズムが良いのか、眠り易いわ」と・・・・・、

ということは、良かったんですな。


二、笑福亭生寿・・・・・「七段目」

生寿さんは、久しぶりですが、一段とパワーアップ。

師匠の生喬さんとダブルところも多く、ますます師弟関係が濃縮になるんですな。
「七段目」、歌舞伎の見得を切るところなんぞなかなか、顔に隈取が浮かんでくる
お軽と兄の平右衛門の絡みも素敵で、吉坊ではないが、歌舞伎、芸事の好き具合が
パロディといえども、深みを増しますな。

久しぶりの生寿さん、感激の一席でおました。


三、桂九雀・・・・・・・・・「茶の湯」

続いて、最高に良かったですな。九雀さんの「茶の湯」。

古典を継承しながら、モダンに味付け。
スマートに笑いのエッセンスを加えていく。

江戸の古めかしい情景は浮かばないが、登場人物がイキイキと活動。
笑いが、今目の前で実現、シャープに落語の世界に誘う。

なんとも言えぬ、九雀さんの落語の世界。

今迄聴いているいる古典名作が、すべてリフォームされる、
リフォームの達人、九雀さん、次々他の噺も聴きたくなりますな。


アーバン寄席in堺筋本町
2019年Ⅰ月31日(木)午後7:30開演
ビジネスプラザおおさか

一、月亭秀都・・・・・・・「鉄砲勇助」
二、笑福亭生寿・・・・・「七段目」
 三、桂九雀・・・・・・・・・「茶の湯」
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103歳になってわかったこと~篠田桃紅

2019-01-30 05:05:05 | 本の少し
一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い
クリエーター情報なし
幻冬舎

☆☆☆

あの、篠田桃紅さんの本、このまえに続いて二冊めの本。

書いてあることは、「唯我独尊」。
自由に生きよ、それが、わがままに映らないのは、百歳というお年の所為。

元気に生活されていること自体が、心身とも健康である証し。

与謝野晶子の言葉を紹介されてますが、

「私達は愛に生き、藝術に生き、学問に生き、労作に生きる限り、
人生を決して空虚なものとも、倦怠なものとも感じません。
人生の楽しみは是等の文化生活のなかに無尽蔵であるのです」と、

晶子の短歌

人の世を楽しむことに我が力少し足らずと嘆かるるかな

自分がやっておきたいと思うことはどんどんやったほうがいい。
そうすれば、死ぬとき、思い残すということが少ないかもしれません。

人生を楽しむためには、人間的な力量が要ります。
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しんくわ~しんくわ

2019-01-28 05:05:05 | 本の少し
しんくわ (新鋭短歌シリーズ32)
クリエーター情報なし
書肆侃侃房

☆☆☆

しんくわさんの、
シャツに触れる乳首が痛く、男子として男子として泣いてしまいそうだ
の歌が、私のスマフォのお気に入りの短歌に納められていたので、
ずっと気になっていた歌人さん。

ようやく、歌集を手元に・・・・。

私が好きな、ユーモア混じりの歌なのですが、
じっくり読むと、しっくりくる歌は案外少なくて、がっかり・・・・。

でも、例によって、気になった歌は、

シャツに触れる乳首が痛く、男子として男子として泣いてしまいそうだ

犬が嫌い 犬が嫌いだ 郵便を配る男がつぶやく真昼

触ってもないのに女流カルタ名人に平手打ちされちゃうような生き方

生兵法とは、 まさにこのこと「愛する」とつぶやけばすぐさま眠くなる

一年を身体で表すならば、 秋は尻だ。 尻は好きだな

僕の街には何もかもあって、でも本当に望むものはないのかもしれない

 好きなひとの瞳の中に僕がいてなんて素敵な二人の焼き肉食べ放題

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いずみ寄席・2019~桂米朝一門会

2019-01-27 21:26:01 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
いずみ寄席・2019~桂米朝一門会

塩鯛さんが体調悪いのか、千朝さんが代役で・・・・。

和泉シティプラザ・

和泉中央駅、すぐそば。
ここにある、和泉市の図書館は素敵です。

和泉シティプラザ・弥生の風ホール

落語会には、ちょっと大きめのホール。
今回は、空席がちらほら、もったいないですな。

一、桂そうば・・・・・・・・・「手水廻し」

実は、そうばさん、今回で12回目の出会い、そのうち「手水廻し」で4回。
出番の具合によるんですか、またこれだけ偏ると十八番という部類に入るんでしょうか。

独特のイントネーションが、田舎の旅館の雰囲気はでているのですが・・・。
頭を廻すところ仕草で見せるのか、舞台が大きいところでは、大いに見せ場なんですが・・・。

客、主人、喜助すべての登場人物のビックリ、感動が薄いようで、
何か、こじんまりとした、「手水廻し」でおましたな。


二、桂しん吉・・・・・・・・・「地下鉄」

鉄道ファンのしん吉さん、梅團治さん、小梅さんは「撮り鉄」。
しん吉さんは「乗り鉄」、あと「車両鉄」に「録り鉄」「収集鉄」といろいろ分野があるんですな。

でも、鉄道の話をされてるとき、しん吉さん、嬉しそうで、楽しそう。
趣味ってそんなもんですな・・・。

噺は「地下鉄」、今の市楼さんの祖父にあたる三代目染語楼さんの作。

再開した男女が、駅名を織りこんで愛の告白のキャッチボールを。
今では、もっとストレートな愛の表現になっていますが、
その当時のほんわかとした男女間に微笑ましい、落語で
また聴いてみたいみたくなる、ノスタルジー感のある名作でおます。

しん吉さん、是非「堺筋線」や「四ツ橋線」、御堂筋線も千里中央まで延伸して
「北大阪急行」編も作って欲しいですな。


三、桂吉弥・・・・・・・・・・・「試し酒」

今日、お休みになった、塩鯛さんの十八番「試し酒」。
やはり、出番が重なると演りにくいネタも沢山あるのでしょうな。

使用人の権助の味がこの噺のキモで、吉弥さん若いし都会的なのか、
ちょっとスタイリシュな「試し酒」に、落語家さんと演目って、
ニンに合っているというか、笑いのツボが落語家さんと相まっているか、
難しいもんですな。

四、桂千朝・・・・・・・・・・・「鴻池の犬」

といいながら、すべての噺を、ご自分の世界に引き寄せる千朝さん。

嫁さんは棒読みみたいな落語といいますが、
あの、独特の言い回しは私は好きで、はまりますな。

「代書」「蔵丁稚」「口入屋」、どれも独特の雰囲気で好きでおますな。


五、桂文之助・・・・・・・・・「星野屋」

4割打者、文之助さんの「星野屋」15回中6回の確率で出会う。
それでいて、嫌でないのは十八番の証しか・・・。

あと好きなのは「片棒」「桜ノ宮」「猫の忠信」なんかよろしおますな。
是非、次回はこのあたりに出会いたいですな。


六、桂南光・・・・・・・・・・・「不動坊」

冬の噺、「不動坊」、(江戸では幽霊つながりで夏の噺に)。

これだけ、長屋の連中で登場人物が多彩にでてくる噺も少ない。
漉き直し屋の徳さん、東西屋の新さん、かもじ鹿の子の活け洗い屋の由さん。
隣り裏の軽田胴斎、利吉にお滝さん。
題になっている、不動坊火焔さんは死んでしまっているので一切でてきませんな。

サゲは「遊芸稼ぎ人でおます」ではなく、「さいぜんまで宙に浮いておりました」、
確か師匠の枝雀さんの型か、細かいところでも引き継がれていくことは、よろしおますな。


いずみ寄席・2019~桂米朝一門会
2019年1月27日(日)午後2:00開演
和泉シティプラザ・弥生の風ホール

一、桂そうば・・・・・・・・・「手水廻し」
二、桂しん吉・・・・・・・・・「地下鉄」
三、桂吉弥・・・・・・・・・・・「試し酒」
四、桂千朝・・・・・・・・・・・「鴻池の犬」
中入り
五、桂文之助・・・・・・・・・「星野屋」
 六、桂南光・・・・・・・・・・・「不動坊」




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がんちゃん・備後町~2019.01.25

2019-01-25 22:22:22 | うどん・蕎麦・そうめん
手打ちうどん・がんちゃん~備後町
☆☆☆

会社から歩いて、30秒のところにできた、うどん屋さん。
讃岐風のしっかり太めの手打ちうどん。

値段もお安く、ちょいと食べるにはお手頃の店ができて、便利。

今週、開店か、まだお祝いのお花が店頭に・・・・。

肉うどん、まずまずのお味、何と言ってもお値段、350円。
値段通りの価値アリ・・・・うどん好きには、重宝する店ができましたな。

変に、天ぷら乗せるより、うどんの大でじっくり麺の旨さを噛みしめたい店ですな。
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墨いろ~篠田桃紅

2019-01-24 05:05:05 | 本の少し
墨いろ
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆☆

篠田桃紅さん、御年105歳。(105では軽すぎますよね)
このまえお正月に、ドキュメンタリーのテレビに出ておられるのを見て、
早速二冊購入、こういうのってネット販売、ほんと便利ですよね。

書家としての、書だけに限らず、日常の身のまわりの事へも、すべてに対し、

「ラクで間違いなくやれることであんまりおもしろいことはない・・・・。
それを知ることが、人生というものに飽きずに生きる秘訣かもしれません。」と。

詩と書の共通性について、
「詩が言葉のエッセンスであるように、線がかたちのエッセンスでありたいと、
私は思っている。」
「確信はないが、捨ててもいいと思われるものを省いていった残りが、
ともかくも今の私の線だと思っている。」
「わからないが、省かれる“もと”のものは豊かなほどいいと思うので、
省く以前、つまり“書く”より先のことが大切だと思う」と、

短歌のつくり方、詠み方に、相通じるハナシですな。

心にあふれるもののうちから、多くのものを捨てていく。

昨今の、私のキーワードは“断捨離”でおますな。
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本の虫の本~林哲夫・能邨陽子・萩原魚雷・田中美穂・岡崎武志

2019-01-22 05:05:05 | 本の少し
本の虫の本
クリエーター情報なし
創元社

☆☆☆☆☆

早くも、2019年度のBEST1候補の本、登場。
実は、昨年年末には読み進んでいたのですが、主たる理由は無いんですが、
なんとなく敢て2018年度のレヴューにするのも勿体なくて、
今年に回した本。

「本の虫の本」~林哲夫・能邨陽子・萩原魚雷・田中美穂・岡崎武志、 共著

本の虫が五匹集まって、本の世界にまつわるキーワードを自由気ままに解説。
本好きには、たまらない古本、新刊、書店、装幀、最後には古本にまつわる埃まで・・・。


この本で初めて知ったり、気になった言葉、
“犬耳”“ショトン(書豚)”“スピン”“ゲタとイキ”“せどり”
“ききめ”“ツブシ”“帯と函”“ききめ”“青木まりこ現象”
“スリップ”“ペンネームの使い分け”“猫”“面陳”
“ZINE ”“背表紙”“古書組合未加入”“古本の埃”“ビニカバ”

全てお解りの片は、正真正銘の“本の虫”認定。

ひとつだけ例として、説明しておくと、“ショトン(書豚)”とは、

本好き   五十冊くらい家にある人
読書好き  百~二百冊くらいある人
書豚    千冊くらいある人(家の階段などにも本が積まれている)
書狼    本を並べるだけに家を買う
書痴    世の中に五冊だけの本を全部買い占め、四冊を破って捨てる
(書豚と書狼の差があり過ぎるんで、書犬、ぐらいあってもいいんではと)

まあ、家を買い替える気はないですが、書棚を増設しながら、
ぼちぼち、本の断捨離を始めなければと思っております。
でも、引延し、ひきのばし、はじめるのはオリンピックの来年になりそうでおますな。
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与八・南田辺~2019.01.20

2019-01-21 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
南田辺の麺房 与八。
☆☆☆

田辺寄席の前に、腹ごしらえ。


南田辺駅のすぐ前のお店。
以前、来た時と店の雰囲気が変わったんですが、代替りしたんですかね。

肉なんばんうどん

肉うどんと、名乗ってないのが良いですね。

そうなんです、肉うどんは肉に味付けしてあって、
お出汁も濃いめの甘めなのが、肉うどん。

肉なんばん、確かに薄味のお出汁に、
さっとお肉をくぐらせたのが南蛮。

与八さんの肉なんばん、お味は、すべてに、可もなし、不可もなしでおますな。


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第833回・田辺寄席~桂雀三郎の段

2019-01-20 22:22:22 | 田辺寄席
田辺寄席

「田辺寄席・会員」が一月で切れるので、更新のために桃ヶ池に。
そういえば、昨年は更新しただけで、お伺いできずに一年が・・・・。
今年は、少し多めに参加したいですな・・・・。


か~るくたっぷりの会・桂雀三郎の段

久しぶりの、田辺寄席の高座

開口一番・・文太・・・・・「愛宕山」

小文枝師匠に直接付けて頂いたネタ、「愛宕山」。
矛盾、虚構の多いネタですが、そこを感じさせないのがキモ・・・・。
「かわらけ」実際琵琶湖でしたのですが、投げ方からまるっきり違いますと・・・。

盲導犬の「デイリー」が引退したので、それにちなんだクイズを二問。
当たった方には、手ぬぐいを進呈・・・。

さて、二代目の名前は?

一、桂文太・・・・・・・・・・「つる」

「つる」、米朝一門が、最初に覚えるネタとか。
リフレイン、くりかえし、ウラ覚えで失敗、主人公のアホさ加減に、
登場人物の使い分け、色んな要素が入って入るんですな。

真打、ベテランが演じる、前座噺は奥深くておもしろいですな。

そう言えば、二月に繁昌亭で、ベテラン前座噺の会がありますな。
いつもとは違うどんな、笑いがおきるのか楽しみですな。


二、桂雀三郎・・・・・・・・「夢の革財布」

東京でいう「芝浜」、そういえば山の手線の新駅の候補に「芝浜」もあったのに、
投票結果を無視しての「高輪ゲートウェイ」とは、愛想ないですな。

「芝浜」、人情噺で、年末にはきっちりと泣かせる、聴かせる噺。

雀三郎さん、あの三木助さんで有名な顔を洗って紫色の夜が明けてくるところ
バッサリ、割愛・・・・まあ、芝浜って名乗ってないから・・・・ありか。

人情噺の重苦しい臭さはなく、あっさり目の雀三郎さんの「夢の革財布」。

でも、亭主に三年間も隠し事ができた女房、改心してうまくいったから良いようなもので
もしうまくいかなかったら、いついうのか、その機会は訪れるのか・・・。

善きことと言いながら、亭主に嘘をつく女房・・・
果たして、ありがとうと、頭を下げることができるのか、私には自信がありませんな。


三、桂雀喜・・・・・・・・・・「終活のススメ」

「就活」のススメにかけて、「終活」のススメ、今や「終活」も常套句に。

死んでから、残された方が慌てるのではなく、生前から準備しておこうと、
“クレジットのNO、暗証番号”“葬儀でのお気に入りの写真”
“保険や財産の一覧表”“自動引き落としの停止手続き”
“隠し子”に“遺産相続”いや“借金”のあるなし。

いろいろ、ありますな・・・・。

じっくりと振り返って、人生の総清算しておくのも良いですな・・・。

雀喜さんの十八番「終活のススメ」でおました。


四、桂雀三郎・・・・・・・・「不動坊」

冬のネタ(東京では、幽霊つながりで夏の噺とか)
風呂で利吉がのろけて、風呂にドボンとはまるところ、
雀三郎さん、師匠枝雀さんみたいに、座布団の上で横に寝ころぶ、
まさに枝雀一門の身体を張った芸の伝承ですな。

全体に、冬の寒さも薄らいだ、あっさりめの「不動坊」。
なんといっても、寒さの厳しい、こってり味の「不動坊」が好きですな。


第833回・田辺寄席~か~るくたっぷりの会・桂雀三郎の段
2019年1月20日(日)午後Ⅰ:30開演
桃ヶ池公園市民活動センター

開口一番・・文太・・・・・「愛宕山」
一、桂文太・・・・・・・・・・「つる」
二、桂雀三郎・・・・・・・・「夢の革財布」
三、桂雀喜・・・・・・・・・・「終活のススメ」
仲入り
四、桂雀三郎・・・・・・・・「不動坊」
三味線・・・・・・花登益子
 鳴り物・・・・・・桂む雀
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きょうごめん行けないんだ~安福望・柳本々々

2019-01-19 05:05:05 | 本の少し
きょうごめん行けないんだ
クリエーター情報なし
食パンとペン

☆☆☆

「借り家・短歌会」「暇活・短歌」そして、関西の短歌に興味ある方・・必読(34ページ)。
今お世話になっている、牛隆佑さんが、この本の対談の題材になって載っている。

凄い人なんだ、有名なんだ。
そして、エレルギーのかたまりみたいな人だと。
34ページに“牛さん”の項目で載ってます。

この本、安福望さんと柳本々々さんの、ほぼ短歌にまつわるようなことに対して
ほんのりと普段着で語る対談なんです。

お二人ってどんな人と思って、裏書や、表紙の裏などを見るが、
一切記載がなく、もやもやしながら読み進めていたんですが、
途中で“安福望”“柳本々々”の項目がでてきてご紹介・・・しゃれてます。

興味ある方、立ち読みの場合、まずは230ページをご覧ください。
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きねや・八代~2019.01.18

2019-01-18 14:14:14 | うどん・蕎麦・そうめん
自家製麺・きねや
☆☆☆

肉うどん、単品で930円、良いお値段。
でも、食べても食べても、お肉が湧いてくる
お肉たっぷりで、旨い。
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はま屋・熊本~2019.01.17

2019-01-17 21:21:21 | うどん・蕎麦・そうめん

はま屋・熊本
☆☆☆☆☆

熊本の下通り辺りでは、一番のお気に入り店。

大好きな天ぷら蕎麦を、二年ぶりに食べる。

胃を全摘してからは、蕎麦よりうどん、天麩羅より肉。
を、食べてきたのですが、二年ぶりに天麩羅蕎麦を、
はま屋のは、東京風で濃いめの出汁に胡麻油での天麩羅、旨い。

そして、何と言っても、リーゾナブル、某百貨店の中の蕎麦屋で食べれば
倍のお値段はとられるのは、間違いなし・・・・。

なんの戸惑いもなく好きなものが食べれるとは、嬉しい限りでおます。
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きりん屋・本町~2019.01.16

2019-01-16 21:21:21 | うどん・蕎麦・そうめん
本町・きりん屋
☆☆☆

本町の会社の近くにオープンした、うどん屋さん。
気になっていたけど、昼ごはんがずれたので、
今日ようやく訪れることが・・・・。

お洒落な、ショップカード

こじんまりしたお店

実は、椅子が無く、立ったままで食べなければ、
年寄りには辛うおます❗

まずは、肉うどんから
お値段は。立ち食いうどんとしては、高め❗

うどんは、こしもありながらすべりもよく、美味しい。
でも、お出汁、お肉には、飛び抜けた感動はなし。
淀屋橋まで5店舗のうどん屋が並ぶこの通り、この激戦区で、
さてファン獲得はできるのか。
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仕事帰りの落語会~桂雀喜

2019-01-15 21:21:21 | 落語


本町・平岡珈琲店


仕事帰りの落語会~桂雀喜


定員・21席のホットな落語会。

会社から歩いて2分の平岡珈琲店での落語会。
初めても、参加、開始前に頂いた手作りジュースの美味しいこと。
珈琲・紅茶・ジュース・いずれか一杯付きで1500円、お値打ち。

雀喜さん、髪型も師匠の雀三郎さんと同じ、ちょんまげ風。
また、しゃべくりも師匠にそっくり、一番似ている師弟さんでは・・・。

一、桂雀喜・・・・・・・・・「初天神」

落語家としての、ご年賀の挨拶周りののハナシ。
師匠雀三郎宅へ、そこから師匠の枝雀師匠宅へ、そして大師匠の米朝師匠宅へ。
そして順番に逆周りで帰ってくる・・・一日仕事。

それと、京橋の「串カツのやぐら」、ハイハイタウンから寺田町へ。
あの「深夜食堂」のモデルになった店とは、初耳でおます。

雀喜さんのお子さんのハナシから「初天神」へ。
四角い行燈の女郎屋へ上がるところから、“いかのぼし”揚げるとこまで、キッチリと・・・。
随所に、師匠雀三郎さんを彷彿させる・・・
凧につけた“唸り”のとこなんかそっくりでおますな。

楽しい、愉しい凧揚げ、いや、初天神でおました。


二、桂雀喜・・・・・・・・・「聞き耳トーマス」

雀喜さん得意の、創作落語、助けた狐が夜に「天神山」かいな。
何でも望みいや、動物の声、本音の声が聴こえる魔法の羽を貰う。

そこで、色んな動物や鳥の生の声が聞こえてくるのだが・・・・。

でも、それが何でお題の「聞き耳トーマス」になるのか、
寝ずに真剣に聞いていたのですが、解らずじまいでおました。

「聞く耳、トーカラズ」、「聞かん者(機関車)トーマス」
ああ、今度、雀喜さん、ご本人に聞いてみようでおます。

聞きみみ頭巾が、昔話で、あるそうで、そのインディアン風とか。

仕事帰りの落語会~桂雀喜
2019年1月15日(火)午後7:00開演
本町・平岡珈琲店

一、桂雀喜・・・・・・・・・「初天神」
 二、桂雀喜・・・・・・・・・「聞き耳トーマス」



次回は

仕事帰りの落語会~桂雀喜
2019年2月12日(火)午後7:00開演
本町・平岡珈琲店

一、桂雀喜・・・・・・・・・「夢の革財布(芝浜)」
二、桂雀喜・・・・・・・・・「ゲレンデ」

でおます。

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無私の日本人~磯田道史

2019-01-14 05:05:05 | 本の少し
無私の日本人 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆☆

「無私の日本人」私利私欲の為ではなく、人の為に生きる。
今の政治家に是非読んで、爪の垢でも煎じてほしい、
「穀田屋十三郎」、「中根東里」、「大田垣蓮月」の三人のお話。

最初の話は、仙台の貧しい町、吉岡が、藩の助けもなく、民家が潰れはじめた。
絶望した住民が、藩に千両もの福祉基金をつくって、利子を藩からいただき、
それを全住民に配る仕組みを考えた・・・思い立ってから、六年、七年、の後、
前例のないことを執念でようやく、満願成熟。

この主人公の「穀田屋十三郎」がその四年後、死に臨んで子供たちに残した三つの言葉。
「ひとつ、わしのしたことを人前で語ってはならぬ。わが家が善行を施したなどと、
ゆめゆめ思うな。何事も驕らず、高ぶらず、地道に暮らせ」
「ひとつ、これからも吉岡のために助力を惜しんではならぬ。商売がつづくのは、
皆々様のおかげと思うて、日々、人様に手を合わせよ」
「ひとつ、茶を売れ。菅原屋が吉岡に産を興すためにはじめた事業をたすけよ」

どこかの、首相とはえらい違い、後世に名を残したい一心で変革との名ばかりの、
なし崩しの改悪が行われている。
「正直」「誠意」「浄化」「謙虚」「利他行」「感謝」「先他後私」、などの、
我が国にあった良き倫理道徳は何処へ、「日本人の幸福」とは。

日々の暮らし方を考えさされる本でおます。

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