ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話を中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第18回・笑福亭鶴二独演会

2015-05-30 22:55:16 | 笑福亭鶴二

笑福亭鶴二独演会

鶴二さんの独演会、今回は心斎橋の大丸劇場にて。


初めての大丸心斎橋劇場


笑福亭鶴二私設応援団の横幕。


お祝いの花、私設応援団の団長の辻さん。


初めて入った、大丸心斎橋劇場の客席・・・前の方は固定では無いんで
百貨店の中だけに、フラットにして会議や催事にも使われるのでは・・・・。


一、桂福丸・・・・・・・・・・・「狸賽」

さすが福丸さん、切れ味最高、端麗の味、スッキリ感抜群だが・・・。

博打場の灯りが、ろうそくや電球ではなく、
LEDの蛍光灯に見えてしまうのはなぜ・・・。

狸まで、毎日風呂に入って、バスクリンの匂いまで漂う、

芦屋の山で見つけた子狸の恩返し、芦屋には博打場はないか・・・。
の福丸さんの「狸賽」でおました。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・「青い目をした会長さん」

「ハンカチ」「作文」に続く、創作落語、それも三枝師匠作、三作目。

日本人の外国語かぶれが題材に、
このまえの穂村弘さんのでスターバックスの本がありましたが、

カップのね大きさ四つあるけれどGはグランテ゛、ジャイアントじゃない

スタバで、タゾ・チャイ・ティー・ラテのショートサイズ(シロップ控えめ)を
飲みながら、将来のことを考える。

など、注文するだけで、緊張する横文字ばかりのメニュー。

難しいメニューを言うくだりで、鶴二さんの
「この言葉覚えるだけで、三日かかりました」のポツリの言葉、可笑しかったですな。

大阪人丸出しの、鶴二さんだけに、横文字連呼のこの「青い目をした会長さん」、
反面教師の自虐ネタ、リクエストで即できるのか、試してみたい噺ですな。



三、桂壱之輔・・・・・・・・・「真田小僧」i

壱之輔さんの十八番、「真田小僧」、丁度この前の休みの日の早朝、
テレビをつけると、ながれてきたのも壱之輔さんの「真田小僧」。

そのとき、「面白いで」と眠気眼の嫁さんを起こしたのも、
聴き応えがあると解かっていてのお誘い・・・。

やはり、人に薦めることができるものとは、
やはり自分自身の中で確信のあるものなんでしょうな。

本日の高座も自信に満ちた充実の高座でおましたで・・・。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・「寝床」

先日、ラジ関寄席で聴いた「寝床」、今日は更にコンパクトな様な・・・。

あの、好きな“日赤病院みたいやな”のセリフも飛ばしての勢いある一席。

今日は三席、ご自分で中トリもというと、後半戦を考えて、
力配分、力セイブされるんでしょうか、・・・・・もちろん笑いはいっぱいながら、
さらりんことした一席でおました。


五、ラッキー舞・・・・・・・「太神楽」

太神楽の曲芸、
あの豊来屋の一門で、一輝さん、板里さん、大治朗さんらは兄弟弟子。

中身は、東京の鏡味仙三郎さん一門でよく観る、
「傘の曲」、「五階茶碗」、「出刃皿」ですが、
一番の違いはアシスタントなしですべてご自分一人でなさること。

あの咥えバチの間にボールを二つ挟む際、机の上のボールを手で探るが
なかなか掴めず、ああいう時に、目をちょっとでも外すと失敗に・・・。

舞さんも焦るが、見ているこちらも思わず焦る。

載せたり、廻したりは日頃練習している事だが、
単に机の上のモノをよそ見をして手探りで取るなんて、
こんな些細なことの方が失敗しそうで・・・・ああ、心配。

詰まらぬところに、気を病む、ごまめでおました・・・・。


六、笑福亭鶴二・・・・・・・「高津の富」

いや、初めてでおます、噺が途中で中断するなんて・・・地震。

8時半前、突然天井の照明がグラグラと大きくブランコのごとく揺れだし
その後、床もグラグラ、震度3か4位、南海地震か。

噺は丁度おやっさんがホラ吹きが終わって、虎の子の一分を富くじ代として
取られたあと・・・・・・・ぐらぐら。

あまりの揺れに、鶴二さん「ここの旅館はよう揺れますな・・・」
「ちょっと揺れがひどいので止めます。どなたか携帯で情報見れますか」

すると客席から「小笠原で、震度5」と、おさまるまで、しばらく鶴二さんも客席も一緒に中断。
(あとで調べると大阪は震度1か2程度、やはり高層ビルの14階ともなると揺れるんですな)

では、「どこからでしたかね・・・・」と、ああ、「お酒とアテを用意して下され」とはじまる
あとで聞くと、もう一度揺れたら、また止めるかそのまま進めるか、
そればかり気になって喋っていたと・・・。

やっぱりプロって凄いですな、考えてる事と、喋っている事が違うなんて・・・。

でも、時間がずれていたら、舞ちゃんが包丁を顔の上にかざしている時に
地震がきていたら・・・と想うと、良かった、良かった、やっぱり、ラッキー舞ちゃん。

動揺の中での「高津の富」、当たった、当たった、とハプニング、でおます。

「第18回の大丸での独演会、揺れましたなぁ」と、
後世の思い出になる会になりましたな。



「高津の富」の感想は無いんかいな・・・・・・また、後日に。



来年は、噺家生活30周年を7月10日に、国立文楽劇場での開催が決定。

そのまえに、
strong>第1回・笑福亭鶴二・独演会(東京公演)が新宿角座で開催
2015年6月27日(土)午後6時30分開演

鶴二・・・「高津の富」「寝床」「青い目をした会長さん」
ゲスト・・・柳家さん生「岸柳島」、べ瓶「いらち俥」、柳家紫文「三味線漫談」

ゲストが最高、是非東京の、鶴二ファンの方、笑福亭ファンの方、
是非、お立寄りを・・・・・。


第18回・笑福亭鶴二・独演会(大阪公演)
2015年5月30日(土)午後6時30分開演
大丸心斎橋劇場

一、桂福丸・・・・・・・・・・・「狸賽」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・「青い目をした会長さん」
三、桂壱之輔・・・・・・・・・「真田小僧」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・「寝床」
仲入り
五、ラッキー舞・・・・・・・「太神楽」
六、笑福亭鶴二・・・・・・・「高津の富」





打上げは、御堂筋を渡った、「ニューオーサカホテル心斎橋」で。


打上げに、あの伝説の、“笑福亭おもちゃ”さんの横山さんも東京から参加。


わもんさんや、旭叟師匠のお弟子さんたち。


井上さんに阿佐さんと、今日ご出演の壱之輔さん。


旭叟師匠に鶴二さんとラッキー舞さん。


鉄瓶さんと真樹さん、松五さんに遥かに見える呂好さんと辻さん。


京都四条の松葉社長と小学校の同窓生さんたち、
今回は同窓会をこの落語会を絡ませ、大阪で・・・。


ということで、最終電車に遅れないように早めの中締めの挨拶をされる
京都四条の、にしん蕎麦の“松葉”の社長さんと鶴二さん。


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ユリイカ・平成27年6月号~特集・桂米朝

2015-05-30 13:40:09 | 本の少し
ユリイカ 2015年6月号 特集=桂 米朝
クリエーター情報なし
青土社

☆☆☆


トゥィッターで落語好きな方が早々と紹介されていたので、早速博多東区の紀伊國屋へ、
“ユリイカ”なんて本、どこに並んでるのかも想像できないので、
カウンターへ、「5月27日発売ですね・・・・今日29日の入荷リストにはないし」と
女性の方が手間取っていると、年配の男の方が「既に入ってるんと違うか・・・」
案内していただくと、一冊だけあり、早速購入。
(一冊しか無いのに、東区の方、大阪の人間が買ってしまってすいません)。

“ユリイカ”って、サブタイトルに「詩と批評」とありますが・・・・
米朝さんの特集が無ければ、まず手に取ることがない本。

でも、既存の特集内容をみると、高峰秀子、立川談志、水木しげる、やなせたかし、
角田光代、西原理恵子、小津安二郎「週刊少年サンデー」の時代、B級グルメ、など
題名だけでも興味あるものが、ちらほら。



米朝さん特集の中では、インタビューとして、可朝、ざこば、米團治のごさんかたが
受けておられますが、特筆は可朝さん。

「米朝の落語というのは江戸落語にもっともよく似た上方落語なんですよ」

「・・・・・・人間国宝や文化勲章は田中マネジャーがもろたようなもんですよ。
米朝はただ落語やっとっただけや」

「談志さんの言った「米朝が死んでしまえば終わりだよ」というのが
気になっとんけど、決して終わりではない。米朝が死んだことによって
江戸落語に一番よく似た大阪落語が消えただけや」

「肝心の大阪風味の落語というたら初代春団治や笑福亭仁鶴さん、
いまやったら、桂南光くん。上げっぱなしの気取ったところのないのが、
上方落語の風味、文化や。」

「米朝師匠はこの弟子にはいつどれを教えるかをよう考えてましたね・・・
前座、二つ目のネタから大ネタまでどこでどれを教えたらこの弟子には
効果的かを考えていたと思う」


談春さんが米朝師匠にどの弟子にどれだけ身を入れて教えましたか訊いたら
「枝雀には50%教えたが、だけど死んでしもうた。可朝には30%教えたところで
ギター持ってどっかへ飛んで行きよった。それから吉朝には100%教えた。
でも亡くなってしまった。」

米朝師匠から何を色濃く教わったかの問いに

「それは古典落語です。枝雀くんははじめ米朝落語を勉強していて、
そこから枝雀落語という自分の落語に入りましたわね。
だけど、僕の落語はやっぱり米朝落語そのままですわ」

と言いながら、「僕の芸は誰からもらった芸でなし、教わった芸でもない。
自分で発想した芸でやってきたわけやから、それは自分で誇りはもっとる」と

反発心がちらちら見えかくれする可朝さんのインタビュー、おもしろおますで・・・・。


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大爆笑!ラジ関寄席

2015-05-25 21:40:01 | ラジ関寄席
一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「書割盗人」

松五さん、失礼ながら若年寄様な独特の味。

やもめより、甚兵衛さんをフューチャ―したような語り口。

泥棒が入って、つもり、つもり、で盗み出すあたりからは、
笑いの渦のつもり、真打のつもり、名人のつもり、でたたみかけて貰いたいですな。

二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・「首の仕替え」

風喬さんの、得意ネタ。確か今回で三回目ぐらい。

首の仕替え辺りでの、首の説明は前回とは違うような、この噺・・・
地獄八景ではないが、時事ネタを差しこむことができるので便利。

大師匠の松喬と筆頭の兄弟子三喬さんを足して二で割ったような芸。
好きでおますな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「寝床」

今週の独演会で演じるので、最後の練習の為か「寝床」

「寝床」といえば、枝雀さんのを思い浮かべるが、
鶴二さんのは町内の者の断りをはじめすべてコンパクトながら濃縮版、

東京での寄席を見ていると、15分や20分辺りの時間にまとめ上げるのも芸か。

鶴二さんの「寝床」も、よろしおますで・・・。


四、笑福亭恭瓶・・・・・・・・・・「町内の若い衆」

春雨さんでよく聴く噺。

あまり出会いの少ない、恭瓶さんだが、本日大熱演。

熱演過ぎて、額から首筋まで汗びっしょり、
一度顔を拭いたらと思っている内に、長襦袢の衿が滲みに、

人間、暑いとき、熱く語る時、そして緊張すると汗が吹きだしますが、
あの異常な汗は何なんでしょうか・・・気になるとこでおます。


五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・・「平の陰」

トリに相応しい、鶴志師匠の「平の陰」。

何度聴いても、嬉しくなるのは、自他とも認める十八番(オハコ)の証し。

松鶴師匠の色濃く残しておられる、鶴志さんだが、
「千早ふる」やこの「平の陰」のアドリブ感、ライブ感、
もうどなたさんのも、聴きたくありませんな。


本日は、薄口醤油でつくったどて焼きような、
こってり味と薄味が入混じったの笑福亭一門会でおました。


大爆笑!ラジ関西寄席
2015年5月25日(月)午後7:00開演
道頓堀・角座

一、笑福亭松五・・・・・・・・・・「書割盗人」
二、笑福亭風喬・・・・・・・・・・「首の仕替え」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「寝床」
仲入り
四、笑福亭恭瓶・・・・・・・・・・「町内の若い衆」
五、笑福亭鶴志・・・・・・・・・・「平の陰」



終演後、出会った宮村さんと、宮村さんのお知合いのマネジャーさんとお友達に、
私と私のお友達の増田さん。

人のご縁はどんどん拡がります。


道頓堀から何処もいっぱいで、ようやく空いていた、串かつ“二色”、
・・・・・・・もう難波駅の近くでした。


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落しぶたと鍋つかみ~本上まなみ

2015-05-24 08:26:00 | 本の少し
落としぶたと鍋つかみ
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

☆☆☆☆

続いて“本上まなみ”さんの昨年出版された最新のエッセイ本では。

先日紀伊國屋で“本上まなみ”さんで検索すると、全て在庫なしで・・・・。

そんなに、人気が無いのがっかりしながら、
今後は、通販か中古本屋で見つけたら必ず買おうと決意したのであります。

今回は、得意の食べ物のおはなし。

食生活のパターンが良く似ていて、我家のメニューと重なる。

例えば、セイロ蒸し、我が家でも前は直接中華鍋に二段乗せていたので、
鍋に当たるところから、焦げてきて一つがたがが外れてバラバラに、

今年、春に専用の鍋と同じサイズのセイロを二つ購入、
もっか三つのフル回転で楽しんでいます。

食材は、“まなみ”さんと同じく、野菜大好き、それも根菜類。

ニンジン、カボチャ、レンコン、トウモロコシ、サツマイモアスパラ、
ブロッコリー、カリフラワー、ピーマンは共通・・

我家で入れないのはカブとダイコン
反対に入れるのは、レタス、モヤシ、ゴボウ、小芋に長いも、あたりですか。

肉類は、鯛とかホタテとか魚介類もいろいろ試しましたが、
一番の定番は豚肉ですか・・・。

そして、もう一つの愉しみは、ドレッシングというか好みの味付け。
お洒落な塩に、オリーブオイル、バルサミコ酢、マスタード、ごまダレなど、
前回は魚用に、紹興酒風味のタレをつくったのですが不評、失敗の巻でおました。

楽しみ方ほぼ同じなのですが、でもおおいに違うのは、“まなみ”さんちは朝食、
“我家”は夕食でビールやお酒と共に頂いております・・・・湯気・・ふわぁーっ、旨い。


あと、“おでん”と“串かつ(串あげ)”があるんですが、次の機会に・・でおます。


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はじめての麦わら帽子~本上まなみ

2015-05-21 08:07:06 | 本の少し
はじめての麦わら帽子
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆

大好きな本上まなみさんのご本。

今回は、子どもに関することが中心、妊娠、出産、子育て、
今までのまなみさんからは、想像できない世界が、新鮮。

でも、子供ができて親の有難みが解るといいますが、
両親についても、なぞのおとん、始末屋のおかんと、ぽつりぽつりと語られてます。

でも、子供ができても、本質は変わらないというか更に磨きが掛かったというか、
休日の昼間みたいな、何をしようかと考えながら、まずは紅茶を炒れているような
えへらえへらした、エッセイが続きます。

好きこそものの・・・ではなく、あばたもえくぼの、まなみさんの本でおます。



実は、続いて読んでいるのも、まなみさんの本、乞うご期待。


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世の中で一番おいしいのはつまみ食いである~平松洋子

2015-05-19 06:07:08 | 本の少し
世の中で一番おいしいのはつまみ食いである (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆

好きな作家である平松洋子さんの文庫本の解説が、大好きな穂村弘さん。
こんな、つながりに、嬉しくなってしまいます。

料理本だが、一番仕事をするのが“手”だと、

“手”で・・・・ちぎる、割る、裂く、折る、開く、しごく、ほぐす、むしる、むく、つぶす、
搾る、揉む、握る、崩す、ひねる、叩く、つまむ、まとめる、広げる、押す、ならす、
はたく、まぶす、詰める、伸ばす、転がす、包む、巻く、みる、はかる、すくう、結ぶ、

さて、皆さん、各々の言葉でどんな料理が思い浮かびますか・・・。

早速レシピを見て、「焼き車麩」と「崩し豆腐」、「水菜のサラダ」を作ってみました、
それと土曜のテレビでみた「春菊のチジミ」まで・・・
・・・・すべて、日本酒にはぴったりでおました。
(日本酒にはチジミでさえ、味付けは塩がピッタンコ)


最後に、料理には関係なく、手にちなんだ言葉を解説
おもしろいので、お題だけ・・・・ご紹介。

“手一合”“手ぐすね”“手ぬぐい”“手水”“手酢”“手伝い”“手塩皿”
“上手”“手薄”“手洗い”“手加減”“稼ぎ手”“手間”“手業”“手さばき”
“手鍋暮らし”“手勝手”“三手”“手前味噌”“苦手”“手文庫”“不得手”
“手勝手”“手酌”“手風”“手達者”“手のうち”“手背”“手編み”
“手触り”“手順”“手習い”“手分け”“遣り手”“手打ち”“手焙り”
“手摘み”“手風琴”“手盆”“合いの手”“手一杯”“手直し”“手溜り”
“手鼻”“新手”“お勝手”“手ぬかり”“手窪”“波の手”“孫の手”“手遊び”
“もみ手”“手振水”“手暗目暗”“手遅れ”“手分け”“国手”“お手つき”
“濡れ手に粟”“魔の手”“引く手あまた”“禁じ手”“手練手管”“手煎じ”
“空手水”“手沢”“あの手この手”“手前勝手”“四十八手”“決め手”“手本”
“手性”“手内職”“好敵手”“口八丁手八丁”“手刀”“手切れ金”“手提げ”
“手頃”“手ごたえ”“手土産”“手枕”・・凄いでしょう。

まさに、手は口ほどにものを云い、でおますな。

料理する際、包丁や料理器具を使う前に、
まずは我が手で、食べ物を割いたり、ちぎったり、崩したり、見栄えは悪くても
味は数段良くなりそう・・・ちょっとまねしごんぼで頑張ってみますわ・・・。


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人魚猛獣説・スターバックスと私~穂村弘

2015-05-14 06:07:08 | 本の少し
人魚猛獣説―スターバックスと私
クリエーター情報なし
かまくら春秋社

☆☆

大好きな穂村弘さんの本で、前から出版されているのは知っていたのだが、
何度も手にしながら購入しなかった本。

一番後回しになったのが、何となく解る本。

もともと、スターバックス コーヒー ジャパン のwebサイトで
「スターバックス三十一文字解析」として連載されていたものを、まとめたもの。


正直言って、御用企画、企業広報、販売促進、を兼ねていて

“よいしょ”までとは云わないけれど、スターバックスはコーヒーだけではなく、
お客様の生活、ライフスタイルの舞台を提供していますとのことか・・・やられた。



たくさん、お客様からの投稿の短歌があるんですが、


お気に入りを、

あますぎるものばっかりですこしだけふあん スタバであのひとを待つ

前髪を切ったただそれだけのことメールしたくてスターバックス

同じのを あたしのあとにそう頼む君はいないけどがんばるからね

コーヒーを一杯頼み十分で帰る僕って楽しめてない

コーヒ―を片手に手帳を開く人きっと仕事ができるのだろう



スターバックスの椅子に座ると、なぜか周りを見てしまうのは私だけでしょうか。


まあ、間違っても、スタバでは拡げることのできない本でおます。


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楽に生きるも、楽じゃない~春風亭昇太

2015-05-12 06:06:06 | 本の少し
楽に生きるのも、楽じゃない―人気落語家のひとり暮らしエッセイ。 (新潮OH!文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆

春風亭昇太さんが2001年に発刊した本。

今や、「笑点」のメンバーだが、その当時なっていたのかどうか、
文章も話題も、初々しさが漂う。

でも、隣の人生という題で、落語家になったきっかけを書いておられる。

大学一年生のころ、何かのサークルに入ろうと、
中学生ときはブラスバンドに入って音楽の才能のないのを知り、
高校でソフトボールをやって運動神経が無いのを確認し、
のんきなサークルはないかと、目にとまったのがラテンアメリカ研究会。

その部室を訪ねてドアを叩いても返事がなく、困ってウロウロしてると、
隣の部室のドアが開いて、「君、今そこの人は留守だから来るまでこちらで休んでいかない」
と言ってくれた。そこは、寄席文字で黒々と書かれた落語研究部。

その親切な部室の人たちの会話の面白さに、とうとう落研の部室からでられなく
なったばかりか、その世界もでられなくなってしまって、こんな仕事に就くことに相成った。

と、・・・・その隣に入った何気ない行動が、人生を左右するとは・・・・。

あの時・・・、あの道を・・・、あぁ決断していたら・・・、この人と出会っていなければ、
人生戻れればどうすると自問しても、私の場合、仕事も結婚も同じ道を選ぶでしょうな。

肝心の落語については、まったくの薄味の本でおます。


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お蔭さまで~石井ふく子

2015-05-10 05:06:07 | 本の少し
お蔭さまで
クリエーター情報なし
世界文化社

☆☆☆

あの「東芝日曜劇場」を永年にわたってプロデュースした石井ふく子さんのご本。
平成5年3月28日の放送で幕を閉じたのだが、初回だと37年、1877回、
石井ふく子さんが本格的に制作に加わって、35年1785本にかかわってこられた。

人の輪を大事に、人との和を大切に、一つの作品に全力であたっての結果である。
一つ一つを大事にすればこそ、1785本という気の遠くなる数字さえ達成できる。
ご自分のことを“仕事バカ”と仰りながら、ドラマを仕上げた後の満足感のため、
疲れた、金輪際やめたと言いながらも、手抜きなどできない。

本の最後に、石井ふく子さんがプロデュースした「東芝日曜劇場」の全作品の、
放送日、題名、脚本、演出、出演、の方々の一覧表がついているが。


いかに、女優さんを育ててきたのかがよくわかる、
本の中でも一人一人丁寧に、女優さんとの想い出を書かれていますが・・・・・・
名前をあげると。

大原麗子、森光子、泉ピン子、池内淳子、松阪慶子、杉村春子先生、山岡久乃、
中田喜子、大空眞弓、沢田雅美、赤木春恵、沢口靖子、和泉雅子、岸本加世子、
奈良岡朋子、佐久間良子、香川京子、浅田美代子、長山藍子、竹下景子、乙羽信子
浜木綿子、小川知子、浅丘ルリ子、水谷良重、波乃久里子、京マチ子、林美智子、
山田五十鈴先生、研ナオコ、小林綾子、水前寺清子、東てる美、若尾文子、
渡辺美佐子、草笛光子、小手川祐子、いしだあゆみ、淡島千景、美空ひばり。

まさに、日本の女優陣、総揃いで壮観でおます。


「東芝日曜劇場」といえば、学生時代にみたある言葉が想いだされます。
男性が女性に(いや、女性が男性にか)プロポーズするシーンですが、

「今あなたにあげれるものといえば、五月の青い若葉と精いっぱい愛する心だけです、
でも結婚しましょうね、でも結婚しましょうね。」

もう、40年以上経っているのに、覚えているとは自分自身に驚きです。

その一覧表で、探すとそれらしきものは、
858回・1973年5月20日放送、「五月の恋」松山善三脚本、大空眞弓主演みたいです・・・が。

どんなドラマだったか、もう一度観てみたいみたいもんです。


森光子さんの「天国の父ちゃんこんにちは」とか池内淳子さんの「女と味噌汁」とか
次々、思いだされてきましたが・・・・・・・・

本日は、これまで。



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浅草演芸ホール・2015年5月上席

2015-05-08 22:30:30 | 江戸落語

賑やかな浅草演芸ホール


この多彩なメンバー、本来夜席のトリは、小三治さんなんですが・・・。


一、柳家ろべえ・・・・・・「唖の釣り」

ろべえさん、よろしいな、口調も良くこんな噺家さん大好き。
上方におられれたら、即追っかけですな。

実は、本日の一押しでおます。

二、柳家三之助・・・・・・「酔っ払い(替り目)」

替り目なんですが、持ち時間15分であれば、俥屋との掛けあいもなく、
即、家に入ってから始めても、おでんを買いに行かせて、「まだ、おったんかいな」
(これって、大阪弁ですな)「まだおるんか」(これでは武士だし)、江戸弁難しいですな。

三、花島世津子・・・・・・「マジック」

凄いベテラン、凄いお年のマジシャン登場。

スカーフと旗のみで、持ち時間相務めます。
何年演っておられるネタなのか、スカーフも耐用年数も過ぎているようで
ただでさえ薄い生地が、薄汚れながら擦れて擦れて更に薄くセピア調の色合い。

芸は身をたすける、一芸に勝るものはなしですな。

四、柳家〆治・・・・・・・・「家見舞(祝いの壺)」

ベテランが演じる小粋な噺。(上方では、吉坊さんあたりしか聴いたことがおまへん)
このへんが、寄席の良さですな。

五、古今亭志ん弥・・・・「浮世床」

ベテランが演じる小粋な噺、よろしいな。

六、林家あずみ・・・・・・「三味線漫談」

あずみちゃん、たい平さんのお弟子さんとか。

でも、女三味線で、和唐内、ぎっちょんちょん、おてもやん、などを可愛く演奏。
ハナシも初々しくて、おじさんの心をわしづかみ。

でも、十年もすると、客にツッコミ入れるようになるんでしょうな。

のだゆきさんに続き、見たい色物さん増えました。
  

七、柳家はん治・・・・・・「俺も居酒屋」

創作か、題の「俺も居酒屋」は、オチで言われた言葉。
お題はさて、何というのか定かではございません。


八、林家しん平・・・・・・「雷門みやげものや」

雷門のみやげものやの紹介ですが、楽しい、愉しい。
しん平さん、あったかくて、良いですな・・・・。


九、鏡味仙三郎、仙志郎・・・・・・・「大神楽」

最初は、仙志郎さんの傘芸。

二番目の男の子の名前は解らずですが、積み上げていってバランスをとる。
初々しさと、うまくいくかととのドキドキ感は、曲芸にはもってこいですな、

三番目は、仙三郎さんの土瓶芸。

最後は、三人で花笠を・・・賑やかに。


十、柳家権太郎・・・・・・「金の大黒」

マクラで、楽屋の前座や、出先で弟子たちが、解らないことで会話していると、
すぐにスマホで検索して教えようとする、俺たちは答が欲しいのではなく
会話を愉しんでいるのに・・・と、なるほどと納得するハナシ。

噺は「金の大黒」、これも時間の制約で、羽織でお祝いごとをいうくだりで終わり。
でも、噺をはしおってオチまでいくんではなく、きっちりと語り、
噺を半ばで終わるのもありなんですな。

十一、柳亭左龍・・・・・・「長短」

若手真打の位置か・・・貫禄の味のある高座。

十二、江戸家小猫・・・・「ものまね」

猫八の息子、私たちが知っている先代の猫八さんからすればお孫さん。
まさに、伝承芸ですな。鳥の鳴き声、動物の鳴き声、と動物園に行ったら
個々の動物、注目して聴きたくなりますな。

十三、隅田川馬石・・・・「元犬」

何度も、出会いのある馬石さん。
しゅっとした中に、じんわりとした笑い、
ぼちぼちツボにはまりそうでおます。


十四、柳家さん喬・・・・「片棒」

いいな、それも、ちょいと軽めの「片棒」がさん喬さんが聴けるなんて。
でもこれも、三男坊までいかず、次男どまり、祭りや木遣りとか賑やかさでは
次男のところがピークでしょうが。

親父が死んで息子達嬉しそう、親父さん普段よほどケチン坊なんでしょうな。

楽しい、愉しい、一席でおました。


十五、ホ―ムラン・・・・「漫才」

もう、三回目か、ホームランさん。

いいですな、たにしさんの飄々さ、勘太郎さんのカーブの様なツッコミ。
いずれにしても、よい味ですな、ああそれから、勘太郎さん今日もまた
いまどきやないスタンド衿のスーツ姿でおました。

十六、柳家小さん・・・・「二人癖」

上方の方が、知恵の絞りあい、相手につまらいと言わせようと必死
その必死感が伝わるだけ、おもしろさが増すんですが・・・。

さらっと、かっこ良すぎて東京薄味で、この噺では物足りずでおます。


十七、林家正楽・・・・「紙切り」

リクエストをお三方に・・・・。

最後のお客様は、「鮎釣り」、切ったのを舞台まで取りに行かれた時、
その切った紙と引き換えに、そっとご祝儀を、お江戸の方は・・・かっこいい。

次は、ご祝儀を持っていき、遠慮せずリクエストしてみよう・・・。

十八、柳家市馬・・・・・・「蒟蒻問答」

トリは、市馬さん、本来は今週小三治さん、一度聴いてみたい。

市馬さんの噺は「蒟蒻問答」一番の山は、やはり美声でもって
いろはにほへとを節に載せてお経を読むところ・・上手いですな。

トリの良さ、たっぷりの「蒟蒻問答」、堪能しましたで・・・・。


浅草演芸ホール・2015年5月上席
2015年5月8日(金)
浅草演芸ホール・

一、柳家ろべえ・・・・・・「唖の釣り」
二、柳家三之助・・・・・・「酔っ払い(替り目)」
三、花島世津子・・・・・・「マジック」
四、柳家〆治・・・・・・・・「家見舞(祝いの壺)」
五、古今亭志ん弥・・・・「浮世床」
六、林家あずみ・・・・・・「三味線漫談」
七、柳家はん治・・・・・・「俺も居酒屋」
八、林家しん平・・・・・・「雷門みやげや」
九、鏡味仙三郎、仙志郎・・・・・・・「大神楽」
十、柳家権太郎・・・・・・「金の大黒」
仲入り
十一、柳亭左龍・・・・・・「長短」
十二、江戸家小猫・・・・「ものまね」
十三、隅田川馬石・・・・「元犬」
十四、柳家さん喬・・・・「片棒」
十五、ホ―ムラン・・・・「漫才」
十六、柳家小さん・・・・「二人癖」
十七、林家正楽・・・・・・「紙切り」
十八、柳家市馬・・・・・・「蒟蒻問答」



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江戸前で笑いたい~高田文夫・編

2015-05-06 09:47:47 | 本の少し
江戸前で笑いたい―志ん生からビートたけしへ
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆

大昔、前に文庫本で読んでいて今回古本屋で単行本を見つけたので買って
改めて読みかえす・・・この頃老眼が激しく眼鏡を掛けても文庫本の小さい字は
辛いので、家で読むには単行本は見やすくて良いのと、寝ころんで読むと手がだるくなり、
ソファなどで姿勢正しく読まなければならないので一石二鳥である。

本の内容は一切覚えておらず、連休中で良かったが、丸二日かかって読みとおした。

サブタイトルに、志ん生からビートたけしへとあるが、
高田氏の師匠でもある談志さんも入れて、三人の共通点が浮かびあがる。

中で、志らくさんが、師匠談志は「落語はイリュージョンだ」と言っているが、
説明するのはまことに難しいが、この言葉こそ落語の本質であるのは間違いない。
私はそれを信じて生きていくつもりだ・・・と。(1997年頃の文献)

そして山藤章二さんは、〈現代〉から〈過去〉ヘ客を運ぶのが志ん朝で、
〈過去〉をグイと〈現代〉の岸に引き寄せるのが談志である・・・と。(初出1994年頃)

そうそうこの本、全編高田さんが書いたものではなく、
東京のお笑について色んな方が語りあうのをまとめたもの。

「三木のり平」については、永六輔さんと小野田勇さん、
「由利徹」高平哲郎さん、「渥美清」長部日出雄さんと高田文夫さん
「クレージキャッツ」岸野雄一さん、「萩本欣一」ラサール石井さん、
「ビートたけし」井上まさよしさん、「イッセイ尾形」中野翠さん、
「伊東四郎」西条昇さん、あと、内藤陳さん、水道橋博士さん、快楽亭ブラックさんなど
多彩な顔ぶれで、東京の喜劇人についても、個性的に解説している。

まあ、東京のお笑いの近代史みたいなもの、高田さんと同時代の私にとっては
懐かしさを感じながら、ながれを整理するのにもってこいの本でおました。


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繁昌亭GW特別公演

2015-05-03 17:23:00 | 天満天神繁昌亭

朝の11時開演の、繁昌亭へ。



嫁さんがナオユキさんお目当てに、3日の第1回公演に・・・。

一、露の紫・・・・・・・・・・・・「大安売り」

紫さんの下に入ってきた二人の妹弟子。紫さんにょりも立派な体格。
今や、楽屋では、都部屋といわれていると・・・。

噺は「勝ったり、負けたり」の難しいはなしを旨くつなげて笑いをとる。
時々みせる、都師匠の言い回しが嬉しい。

紫さんの会へ行って、ぼちぼち大ネタも聴きたいもんですな。


二、林家菊丸・・・・・・・・・・「読書の時間」

この頃、演じる方が多くなった三枝さん作の「読書の時間」
(浅草で正蔵さんでも聴いたことがあります)

でも、先生が真面目と硬さが菊丸さんと相まって今や菊丸さんの噺に。

優男の染弥さんが薄れ、どっしりとした菊丸さんの高座。

「癪の合薬」以外にも、はまりネタ見つけましたで・・・。


三、桂三風・・・・・・・・・・・・「めざせ!ちょっと岳」

終演後、今日一番オモシロかったのはと嫁さんに聞くと「三風さん」という返事。

マクラはそうでも無かったんですが、
本題に入ってからの大阪のおばちゃんキャラは最高。
厚かましさとえぐさ、仲間の中での自己主張の押しの強さ、
どれをとっても大阪のおばちゃん、そのもの。

おばちゃんにとっては、すべて、あるある辞典なんでしょうな。

落語に入っての、最初の一言で場面と雰囲気が変わる、
そのインパクトに驚いた三風さんの「・・・・・・・・」。

あれ、演目のお題、実は解らずじまい、でおます。
(おばさん達が、男の大学生と山登りの合コンするハナシなんですが)

追伸、明彦さんからコメントあり、「めざせ!ちょっと岳」とか、
早速お題訂正致しました、ありがとうございました。


四、ナオユキ・・・・・・・・・・「スタンダップコメディ」

今回、3日の第一回目の公演を選んだのは、
嫁さんがナオユキさんを是非聴きたいと・・・。

久しぶりに聴いたが、昼間の子供連れのから始まり、ガラガラ声のスナックママまで
一つとして前に聴いたネタは無し。
常に新しいネタ探し、ネタづくりをされているから・・・・・凄い。

でも、ナオユキさんは夜のシーン、それも酒場が似合うようで。
酔っ払いの醜態、普段何かを我慢しているのか、
酔って一気に溜まっていたものがふきだす。

絡む、説教、俺なんかのくどい話、自己と世間の間で揺れ動く
ナオユキさんの見る目は、人そのものが面白いのであって、
根底に人を愛する気持ちがあるからこそ、
毒舌とは違う、オブラートに包まれた笑いになるんでしょうな。

ナオユキさんとの酒場は、最高ですな。


五、桂文之助・・・・・・・・・・「星野屋」

良く聴いた噺と思いきや、文太さんで一回、文之助(雀松)さんで三回目。

自分の思っている「星野屋」とは、今日のはちょいと違う。

妾のお花の色っぽさか、お花のお母さんのしたたかさか、
間に入った藤助の機転さか、何かがちょっと違う。

やはり、休日の朝から聞くはなしではないのか・・・。
本日は艶っぽさの欠ける文之助さんの「星野屋」でございました。

・・・・・・・・・・・・・・・贅沢。


六、笑福亭鶴笑・・・・・・・・「ステテコ刑事」

手足に小道具をつける、鶴笑さんの(パペット)落語。
今回は、手抜きというか足抜きというか、小道具がステテコ。

ステテコ刑事から譲りうけたのがステテコマシーン、
何にでも変身する、優れもの!?

変身の楽しさ満載、「ステテコ刑事」、これからも何度も見れそうな予感ですな。


七、桂九雀・・・・・・・・・・・・「さくらんぼ(あたま山)」

こんな奇想天外、奇天烈な噺が江戸時代にあったとは。

九雀さんではないが、先人の洒落っけには驚きますな。

雀々さんで何度も聴いてるのですが、
あの桜満開さと、木の大きさにはちょいと負ける上品ぶり。

でも、いつも噺の選択といい、ちょいとひねったところに
九雀さんの真髄がでていますな。


八、月亭八方・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」

お半長、「桂川連理柵」の義太夫。

京の柳馬場押小路虎石町の西側で帯屋の“長右衛門”
お父さんが“仏の繁斎”、“おとせ”という悪い婆、
“儀兵衛”という連れ子、信濃屋の娘“お半”、貞女の“お絹”

幸助さんでなくても、この絡みようを聴いただけでおもしろうそうな噺。
登場人物、ほぼ覚えてしもうただけに、是非文楽あたりで、
この「お半長」聴きたいもんですな。

八方さん、各人の名前を言うのに思いだしながらの喋り、
「胴乱の幸助」の世間知らずの一途さに、
ちょいともの足りなく感じた一席でおました。


繁昌亭GW特別公演
2015年5月3日(日)午前11:00開演
天満天神繁昌亭

一、露の紫・・・・・・・・・・・・「大安売り」
二、林家菊丸・・・・・・・・・・「読書の時間」
三、桂三風・・・・・・・・・・・・「めざせ!ちょっと岳」
四、ナオユキ・・・・・・・・・・「スタンダップコメディ」
五、桂文之助・・・・・・・・・・「星野屋」
仲入り
六、笑福亭鶴笑・・・・・・・・「ステテコ刑事」
七、桂九雀・・・・・・・・・・・・「さくらんぼ(あたま山)」
八、月亭八方・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」



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米朝らくごの舞台裏~小佐田定雄

2015-05-01 09:39:21 | 本の少し
米朝らくごの舞台裏 (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆☆

早くも、米朝師匠の追悼の本が発刊。

談志師匠の時も、批評家はもとよりお弟子さんたちが次々に、
このあと、一門の皆さんから色々な教えと想い出の数々が披露されるんでしょうか。

40の演目別にあれやこれやと、米朝師匠がその噺にまつわる芸談を語る。
羨ましいのは、小佐田さんが聞き手として実際生で聞いておられること。

話は、多岐に渡り、米朝師匠の先人たちのハナシも多く、まさに中興の租として
上方落語を後世に残すべき語り部、繋ぎ部としての芸談が満載。


数ある中から一つだけ紹介すると、「たちぎれ線香」で米朝師は、

「もちろん難しい噺やねんけど、若旦那が紀ノ庄に行くまでは悲劇的なところは
一切ない、普通の落語として陽気に演じるんや」と言っておられる。
若旦那が紀ノ庄にたどりついて、「ごめん」と声を掛けると、家の中から女将が
「はーい」と返事をする。その「はーい」の一言が暗くて、気だるい調子で、
勘のいい聞き手は「おや、この家になにかあったのかな?」と予測するトーンなのだ。
女中のお仲の案内で座敷に通された若旦那は女将から小糸の位牌を突きつけられ。
「小糸を殺したのはあんさんです」と告げられる。
その時点から「悲劇」はスタートするわけである」と・・・・・・。

今後「たちぎり線香」を聴く時、この女将の「はーい」は気になる台詞になりましたな。

この様に、噺一つ一つに思いが事細かにいっぱい。

是非、米朝師匠の音源と共に傍に置いて置きたい本ですな。

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