ついに、今年も、あと少しで終わり。
今年は、62公演、273の噺を聴きましたが、
後半は、立川流に興味がいき、談春、談四楼、生志さんとたて続けに聴く。
今年も若手の充実で、開口一番から、愉しめる落語会が増えて、めでたし、めでたし。
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30・・・。
鶴二さん、梅團冶さんは贔屓だけに、どの演目もBEST入りするので、
今年も、噺家さん一演目にいたしました。
まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2010年・・BEST30
01・・・春團冶・・「代書」・・・・・・・・・01・06・・・完璧でありながら、柔らかさがある、名人芸。
02・・・松喬・・・・「お文さん」・・・・・・01・01・・・お店の情景がうかぶ、落語の世界どっぷり。
03・・・鶴志・・・・「平の陰」・・・・・・・01・18・・・笑福亭の「骨太」が味わいに、松鶴師匠が乗り移る。
04・・・さん喬・・「時そば」・・・・・・・・12・21・・・聴きなれた噺でも、味に深みがでる、名人芸。
05・・・雀松・・・・「猫の忠信」・・・・・03・06・・・よろしいな、悋気のおかみさんの「おとわ」さんが秀逸。
06・・・ざこば・・「子は鎹」・・・・・・・09・23・・・柿落としの大舞台の大トリの大役、大熱演でしたな。
07・・・雀々・・・・「代書」・・・・・・・・・09・26・・・「ポーン・・、でーす」「せいねんがっぴ」「留めぇ」、枝弱師匠そのまま。
08・・・鶴二・・・・「船弁慶」・・・・・・・08・21・・・「あぁ暑いのぉ」大阪のお松に、京都のお客様、びっくり。
09・・・千朝・・・・「蔵丁稚」・・・・・・・08・07・・・松之助師匠伝授のネタ。どこか、骨太感が残っている。好きだす。
10・・・こごろう「七段目」・・・・・・・・06・13・・・音曲噺も最高。しっかりした中に、漫画チックなおもしろさ満載。
11・・・梅團冶・・「佐々木裁き」・・・01・16・・・梅團冶の四郎吉は、怖いもの知らずで、憎めないかわいさがある。
12・・・生志・・・・「芝浜」・・・・・・・・・06・20・・・生志さんの人柄、伝わる。夫婦の「ありがとうよー」が、すべて。
13・・・文華・・・・「替り目」・・・・・・・06・19・・・「替り目」が一人酒盛状態に、酔いっぷり最高の文華さん。
14・・・米紫・・・・「佐々木裁き」・・・08・28・・・都んぼ時代より落ちついた感じの米紫さんの四郎吉。
15・・・文太・・・・「猫の災難」・・・・・02・20・・・文太さんあまり酒のみのイメージないが、実に上手。
16・・・染丸・・・・「掛け取り」・・・・・11・10・・・歌舞伎や浄瑠璃の芸事が発揮された格調高い高座。
17・・・談春・・・・「居残り佐平治」・09・19・・・佐平治の居直り、啖呵がかっこいい、ヨイショもまた良し。
18・・・仁智・・・・「ハードラック」・・03・20・・・一つぶで二度おいしい。何度聴いてもおもしろい、今や古典ですな。
19・・・吉坊・・・・「七段目」・・・・・・・10・11・・・山本能楽堂での落語。クーラーが効かぬ程の熱気ムンムン。
20・・・生喬・・・・「天王寺詣り」・・・01・09・・・風貌と相まって、ご利益のありそうな「天王寺詣り」。
21・・・銀瓶・・・・「胴乱の幸助」・・・01・20・・・銀瓶さん、淡麗で、辛口で、後味スッキリ。
22・・・松枝・・・・「らくだ」・・・・・・・・11・28・・・紙屑屋の酔態は、笑福亭のお手のもん。
23・・・米左・・・・「豊竹屋」・・・・・・・02・07・・・鳴物上手の米左さんの落語、渋いですな。
24・・・仁鶴・・・・「壺算」・・・・・・・・・04・28・・・大阪の街中の心地良い空気が流れる「壺算」ですな。
25・・・呂鶴・・・・「植木屋娘」・・・・・01・16・・・「ぼてれんじゃ、ぼてれんじゃ」のノー天気の大喜び。
26・・・三喬・・・・「熊の欲鷹」・・・・・01・09・・・サスペンス仕立て、筋立てが、三喬さん好みなんでしょうな。
27・・・竹林・・・・「みかん屋」・・・・・09・29・・・「みかん、みかん・・・どうでおますか」この売り声だけで、決まる。
28・・・かい枝・・「青菜」・・・・・・・・・07.10・・・大阪独特の夏暑苦しいさもさほど感じない、さわやか青菜。
29・・・喬若・・・・「ちりとてちん」・・05・11・・・食べる仕草に、趣きをおいた楽しい「ちりとてちん」
30・・・団朝・・・「短命」・・・・・・・・・・01・03・・・色っぽくなり過ぎなくて、宜しいな。
今年、一年、ごまめのいちょかみに、おつきあい頂きありがとうございました。
来年は、お正月の一心寺亭からが、笑い初めでおます。
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今年は、62公演、273の噺を聴きましたが、
後半は、立川流に興味がいき、談春、談四楼、生志さんとたて続けに聴く。
今年も若手の充実で、開口一番から、愉しめる落語会が増えて、めでたし、めでたし。
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30・・・。
鶴二さん、梅團冶さんは贔屓だけに、どの演目もBEST入りするので、
今年も、噺家さん一演目にいたしました。
まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。
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2010年・・BEST30
01・・・春團冶・・「代書」・・・・・・・・・01・06・・・完璧でありながら、柔らかさがある、名人芸。
02・・・松喬・・・・「お文さん」・・・・・・01・01・・・お店の情景がうかぶ、落語の世界どっぷり。
03・・・鶴志・・・・「平の陰」・・・・・・・01・18・・・笑福亭の「骨太」が味わいに、松鶴師匠が乗り移る。
04・・・さん喬・・「時そば」・・・・・・・・12・21・・・聴きなれた噺でも、味に深みがでる、名人芸。
05・・・雀松・・・・「猫の忠信」・・・・・03・06・・・よろしいな、悋気のおかみさんの「おとわ」さんが秀逸。
06・・・ざこば・・「子は鎹」・・・・・・・09・23・・・柿落としの大舞台の大トリの大役、大熱演でしたな。
07・・・雀々・・・・「代書」・・・・・・・・・09・26・・・「ポーン・・、でーす」「せいねんがっぴ」「留めぇ」、枝弱師匠そのまま。
08・・・鶴二・・・・「船弁慶」・・・・・・・08・21・・・「あぁ暑いのぉ」大阪のお松に、京都のお客様、びっくり。
09・・・千朝・・・・「蔵丁稚」・・・・・・・08・07・・・松之助師匠伝授のネタ。どこか、骨太感が残っている。好きだす。
10・・・こごろう「七段目」・・・・・・・・06・13・・・音曲噺も最高。しっかりした中に、漫画チックなおもしろさ満載。
11・・・梅團冶・・「佐々木裁き」・・・01・16・・・梅團冶の四郎吉は、怖いもの知らずで、憎めないかわいさがある。
12・・・生志・・・・「芝浜」・・・・・・・・・06・20・・・生志さんの人柄、伝わる。夫婦の「ありがとうよー」が、すべて。
13・・・文華・・・・「替り目」・・・・・・・06・19・・・「替り目」が一人酒盛状態に、酔いっぷり最高の文華さん。
14・・・米紫・・・・「佐々木裁き」・・・08・28・・・都んぼ時代より落ちついた感じの米紫さんの四郎吉。
15・・・文太・・・・「猫の災難」・・・・・02・20・・・文太さんあまり酒のみのイメージないが、実に上手。
16・・・染丸・・・・「掛け取り」・・・・・11・10・・・歌舞伎や浄瑠璃の芸事が発揮された格調高い高座。
17・・・談春・・・・「居残り佐平治」・09・19・・・佐平治の居直り、啖呵がかっこいい、ヨイショもまた良し。
18・・・仁智・・・・「ハードラック」・・03・20・・・一つぶで二度おいしい。何度聴いてもおもしろい、今や古典ですな。
19・・・吉坊・・・・「七段目」・・・・・・・10・11・・・山本能楽堂での落語。クーラーが効かぬ程の熱気ムンムン。
20・・・生喬・・・・「天王寺詣り」・・・01・09・・・風貌と相まって、ご利益のありそうな「天王寺詣り」。
21・・・銀瓶・・・・「胴乱の幸助」・・・01・20・・・銀瓶さん、淡麗で、辛口で、後味スッキリ。
22・・・松枝・・・・「らくだ」・・・・・・・・11・28・・・紙屑屋の酔態は、笑福亭のお手のもん。
23・・・米左・・・・「豊竹屋」・・・・・・・02・07・・・鳴物上手の米左さんの落語、渋いですな。
24・・・仁鶴・・・・「壺算」・・・・・・・・・04・28・・・大阪の街中の心地良い空気が流れる「壺算」ですな。
25・・・呂鶴・・・・「植木屋娘」・・・・・01・16・・・「ぼてれんじゃ、ぼてれんじゃ」のノー天気の大喜び。
26・・・三喬・・・・「熊の欲鷹」・・・・・01・09・・・サスペンス仕立て、筋立てが、三喬さん好みなんでしょうな。
27・・・竹林・・・・「みかん屋」・・・・・09・29・・・「みかん、みかん・・・どうでおますか」この売り声だけで、決まる。
28・・・かい枝・・「青菜」・・・・・・・・・07.10・・・大阪独特の夏暑苦しいさもさほど感じない、さわやか青菜。
29・・・喬若・・・・「ちりとてちん」・・05・11・・・食べる仕草に、趣きをおいた楽しい「ちりとてちん」
30・・・団朝・・・「短命」・・・・・・・・・・01・03・・・色っぽくなり過ぎなくて、宜しいな。
今年、一年、ごまめのいちょかみに、おつきあい頂きありがとうございました。
来年は、お正月の一心寺亭からが、笑い初めでおます。
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