ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話を中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

これさえあれば~シネマと書店とスタジアム

2010-05-30 10:40:01 | 本の少し
シネマと書店とスタジアム (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社

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☆☆

この「シネマと書店とスタジアム」は、
沢木耕太郎が、新聞に書いた映画評や書評や観戦記を集めたものである。

誰にでも、「それさえあれば」というもののひとつやふたつはあるようだ。
釣りさえできればという人もいるだろうし、音楽さえ聴ければという人もいる。
そういう人にとって、海や河やコンサートホールやレコード屋は、「聖地」になる。

著者の沢木は、四番目に酒をあげたいようであるが、とりあえず、
「映画と書物とスポーツのゲーム」の三つをあげる。

私にとっては、「落語と本と音楽」か・・・。
特に幸せな時は、何を、愛するのか・・・

音楽を聴く時は、無心になれる時であろうし、考える時には適した空間であるが、
思考が優先し過ぎて、時に辛い時にもなる。

その点、落語は考える間もなく一方的にどんどんその世界ヘ導いてくれて、
どっぷりと浸りきる事ができる。

本は、その中間、その世界ヘ入ったり戻ったりは、自分で心のおもむくままに加減できるし
まあ、まさに今の状態、音楽聴きながら、本を読むというのが、Wで愉しめる至上の時か。

でも、この三つの楽しみは、かれこれ40年、親しんでいる事になる。

沢木耕太郎、私にとって、考えるヒントを与える、大事な作家である。

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オカミサンは辛い~噺家カミサン繁盛記

2010-05-22 06:20:35 | 本の少し
噺家カミサン繁盛記 (講談社文庫)
郡山 和世
講談社

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☆☆


旦那の小三治さんの「まくら」シリーズの本も楽しめるが、
それ以上に、気丈夫なカミサンの日常がおもしろい。

弟子は、小三治さんが師匠であるが、そのカミサンの弟子ではないとの、
思いがあるが、そんなことには、おかまいなしに、弟子を肉体的にも、
精神的にも、鍛えあげる。

本来は、落語家と弟子は、父と子であれば、そのオカミサンは
母と子であるのか・・・・・。
その熱き思いがなければ、3年の内弟子時代のごんたくれの者と
落語家志望といいながら、開き直りもなければ、一緒に暮らす事など、到底できない、。

やんちゃな落語家、夫の小三治に、惚れた子供(弟子)たちが、
そのDNAをどんどん、引継ぎ、膨らましていく。

でも、オカミサン、「師匠は怖いけど、おかみさんはもっと怖い」と、
疎んじられるながも、弟子たちを、可愛く感じ、日々共に暮らせるのは、
その父、夫の小三治さんに、惚れているからだろう。

落語家さんが、弟子をとるというのは、その奥さんがオカミサンになるという事、
弟子をとるという気がある落語家さんは、
まずは奥さんに、事前に読んでもらうと便利な本ですな・・・。
(でも、対象の人少ないですな)

落語の世界は、舞台も、楽屋も、日常も、おもしろいですな・・・・。




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打ち上げまで楽しい~船場寄席

2010-05-20 23:41:06 | 笑福亭鶴二


船場寄席・・・・本町での落語会・・・近いけれど、なかなか行けなかったが、
今週、鶴二さん出番なので、駆けつける。
料金は800円で、50店舗で使える、500円のお食事券付き。
落語は300円・・・一席100円・・・ああ、お値打ち。

一、桂三ノ助・・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」
神戸の大学出身、高校は兵庫県で、野球の名門、滝川二校。
もちろん、野球部・・そういえば、三ノ助さん、ガタイは、大きく、立派。

三枝師匠に、入門の時のエピソードをマクラに、
師匠の創作落語「お忘れ物承り所」ヘ。

この頃、思いだせない事も多いので、頭の中に「お忘れ物承り所」が有ればと、
助かると思う、今日この頃ですな。

二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「延陽伯」

文福師匠との出会いをマクラに、一門を越えてかわいがってもらっておると。

「延陽伯」、時間が迫っていたのか、導入部分はいつも以上に、早口で進めるが、
やもめの妄想のあたりから、ペースを落として、じっくりと、楽しませてくれる。

クイックとスローのテンポの使い分け、最高。
今日の鶴二さんの「延陽伯」、区間快速でおましたで・・・。


三、桂枝女太・・・・・・・・・・・・・「猿後家」

たっぷりと、文枝師匠の匂いを残した、「猿後家」。
べんちゃらのほんちゃら・・・の極みですな・・・。

枝女太さんの噺っぷりに、芯の通った芸人を感じる。
文枝一門、聴く噺家さんが増えれば増える程、文枝師匠の懐の深さ、感じますな・・。



第19回・船場寄席
2010年5月20日(木)
船場センタービル2号館・B2F

一、桂三ノ助・・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「延陽伯」
三、桂枝女太・・・・・・・・・・・・・「猿後家」

10-26-113

毎週木曜日・開催

第一週目・・・6月3日・・・露の雅、豊来家一輝、桂文福
第二週目・・・6月10日・・・露の眞、横山まさみ・浮世亭とんぼ、、桂春蝶
第三週目・・・6月17日・・・露の紫、桂三金、桂文福
第四週目・・・6月24日・・・桂ぽんぽ娘、桂出丸、桂文福

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飲んで、食べて、喋って、笑顔、いっぱいですな・・・。


写真では、黙っておられますが、文福師匠、喋る、喋る、
サービス精神、旺盛ですな・・・。
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「愛」という言葉を、口にできなかった二人のために

2010-05-18 06:00:08 | 本の少し
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために (幻冬舎文庫)
沢木 耕太郎
幻冬舎

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☆☆☆


「愛」という言葉を、口にできなかった二人のために、と、題を見ると、
ラブロマンスのようであるが、「世界は使われない人生であふれている」の続編、
「暮らしの手帖」の映画の欄に掲載された、32の映画評であり、エッセイである。

本を読み進めると、映画そのものが気になるが、今回一番見たいと思ったのは、
許鞍華監督の、香港、台湾の製作の「客途秋恨」である。

この映画、香港で日本人妻となった母と、その娘の、葛藤・・・。
いろんな事情と流れの中で、母と子は、離れて暮らしたり、同居したりとの、
くり返しで、母と娘の心はひとつにはなれない。

母の生れ故郷の日本に二人で訪れるが、和解というか、
単に離れている距離が縮まっただけで、母と娘の哀しみは、永遠に続く。

この本を読んでいる時、会社の女子社員が母親の介護で、週に三日程帰りたいので
一旦退職をと・・・話していると、肝心の父が、母に優しくないと・・葛藤を・・・。
丁度、この「客途秋恨」のところを、コピーして渡したのだが。

肉親とは、「優しく」もあるが、反面、致しがたい「哀しい」存在になりえるという
思いがよぎるだけに・・・・・・・是非、この映画観てみたいものだ・・・。


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第八回・熊取松喬一門会

2010-05-16 23:43:37 | 笑福亭松喬一門

熊取・松喬一門会


煉瓦館・元紡績工場跡、煉瓦の壁にはノコギリ型の跡が・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熊取の煉瓦館で、松喬さんの一門会・・・・凄い今や実力揃いの一門の面々が集う。
立派なホールに、260人程の超満員。今回で、既に、八回目とか。



一、笑福亭風喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いらち俥」

北までの料金が10銭、市電も出てくるので、大正時代か。
最近の「いらち俥」は、市電との衝突シーンなど、大スペクタルで
演じられるのが多いが、風喬さん、しんどいと言いながら、
全体的には、大正時代のセピア色の原本をみているようで、
いたっておとなしめ。・・・・それが、また、味になってましたが。

オチは、「ここはどこ」・・「これより、津軽海峡、、戻りまひょか」
「いや、ここで、ちょうどええわ・・・・・・
大阪駅から汽車に乗って、青森に来ようと思うてたから」と・・・、
風喬さんの「いらち俥」、これだけでも、十分、新鮮でおますな。、


二、笑福亭右喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「看板の一」

得意の、レストランと実家の運送屋での、アルバイトネタのマクラ。
なんとも言えない、味のある右喬さんの世界がはじまる。

「看板の一」も、この頃の右喬さんのパターンで、
なぜか、登場人物全員が肩に力が入ったような状態。

客も、元博打打ちのおやっさんなどを、聴いていたら
翌日、全員、筋肉痛になりそうなくらい、、どんどん、肩に力が入る。

一度、さらりと、虚脱感のある、右喬さんの落語、聴いてみたい気がしますな。


三、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」(鼻ねじ)

出て来るなり、今流行りの「食べるラー油」のつくり方を披露。
家に帰って嫁さんに話すと、ほんま、流行っているそうで、
こんな、ホットな話題を提供してくれるだけで、
生喬さんの高座、楽しくなる。

噺は、「隣の桜」、丁稚のおもしろさは、師匠譲りのおもしろさで、
普段、固めの、学者肌の雰囲気とは違って、、
軽い噺の生喬さん、とっても、魅力的でしたな。
(そういえば、昔、「つる」を聴いて感心したのを、思いだしました。)

四、笑福亭三喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「鹿政談」

大仏さんと、串本の鯨が大きさを競った、
「鯨が、勝ったが、なぜ」・・「クジラ(鯨)の方が、カネ(曲)よりも。二尺大きい」と
勉強になりますな。「三作石子詰め」、「おから」、「キラズ」、「卯の花」など、
最後のオチに向って、懇切、丁寧に、一つ一つの言葉の説明を行なう。

こんなところ、何か、中学校の古典の先生の話しを聞いているよう、
でも、こんな先生、おったら、生徒には、大人気ですな。

三喬さん、最後の最後にして、千慮の一失というか、言い間違い。
ここまで、懸命に演ってきたのにと、三喬さん、舞台で落胆の表情。

でも、客にとっては、そんなこと、たいした事や、おまへん・・
楽しく格調高い、「鹿政談」、十分楽しませて、もらいましたで。


五、笑福亭松喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「壺算」

花粉症で、鼻声で調子が悪いが、お許しを・・・と。

前半の、二人の掛け合いが、最高に楽しい。
怒ったり、怒られたり、むきになたっりと、二人の仲は、羨ましい。


「壷算」、瀬戸物屋の番頭、何かおかしいと気づいて、
このまま帰してはならないと思ってはいるが、解らない。

その時の、松喬さんの、自分でも、解っているのにと、アホの表情が最高であり。
そこが、この噺が、単に、詐欺まがいの行為にならないのが救い。

でも、どんどん、聴いているうちに、私たち客も、終いに、番頭と同じ立場で
考えている自分に、気付く・・・・・・恐るべし、松喬さんの話術ですな。


六、遊喬、喬若、生寿、喬介、右喬・・・・・「大喜利」

なぞかけ、今流行りの、「ととのいました」、人気の「ねづっち」に負けないよう、
遊喬さんの司会で、喬若、生寿、喬介、右喬さんが、
「柏餅」、「ツイッター」、「鯉のぼり」などに挑戦。

そのあと、「通天閣・・高い・・高いはダイヤモンド・・」の通天閣を。
(これ、正式名でしゃろか)
お客さんから、題を二つもらって、それを繋げる。
一つは「鯛焼き→バナナボート」、そして「上海万博→・・・・・・」でしたが。

ボケ役は、喬介、右喬さんと思いきや、先頭の喬若さんも大ボケ。
やはり、芸人、感心されるより、笑われる方が愉しいのか。
案外、遊喬さんと、喬若さんだけが常に、しっかりと、進行を考えていて、
喬介、右喬さんあたりは、いたって自然体だったりして。

年一回の、熊取・松喬一門会ですが
会場の雰囲気といい、季節といい、ほんま心地好い、落語会でおましたで。


第八回・熊取松喬一門会
2010年5月16日(日)午後2:00開演
熊取・煉瓦館

一、笑福亭風喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いらち俥」
二、笑福亭右喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「看板の一」
三、笑福亭生喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」
四、笑福亭三喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「鹿政談」
仲入り
五、笑福亭松喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「壺算」
六、遊喬、喬若、生寿、喬介、右喬・・・・・「大喜利」

10-25-110


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ハナシになる~ハナシにならん

2010-05-11 07:39:40 | 本の少し
ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺 2
田中 啓文
集英社

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☆☆

「東京が粋(イキ)なら、大阪は粋(スイ)や」師匠の梅寿が竜二に言い、

「客が笑うのを待て」「落語とゆうのは基本的には、聴き手をリラックスさせる芸や、
客を緊張させてどないすんねん。笑わしたろと、思うたらあかんで、
まずは、客をなごませて、力を抜かせる。そのあとは、ちょっとしたことで客は笑いよる。」
「自然に、笑うのを待つんや、こちらから笑わせにいくもんやない。」と
猿右衛門が、竜二に教える。・・・・笑いの不思議さが、何気なく解る気がする。

竜二は、テレビでバラエティに参加する。
そこで、若手タレントのグループと、正真正銘の本番で大喜利をやるが、惨敗する。
「テレビのタレントの仕事と、ネタを稽古して高座にかける落語とは、
まるっきり違う」と、・・でも、落語は一部の人だけを対象としているが、
TVを通しては、何百万人が相手にしている。

竜二は、レポートの仕事でケツを出して、番組を壊す。
このあたり、まさに、鶴瓶さん・・・。
TVの仕事、TVの世界、これまた、落語の世界とは違うが、
共通なのは、笑いという共通項で結ばれている。

「ハナシにならん」なんて、この笑酔亭梅寿シリーズ
容易い言葉で、落語の世界の裏事情がようわかる「ハナシになってまっせ」。


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お気軽に~岸和田・浪切亭

2010-05-08 05:42:34 | 浪切亭落語
一番気楽な落語会、低料金ながら指定席、車で行けるので
30分前に家を出ても、充分間に合う・・、帰りには、買物もでき、
日常の生活の中に、二時間半だけ、普段着的に落語が入ってくる。

毎月の、開催でも、皆勤で、通い詰めるのに・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


14列目からでも、充分見れる、丁度良い大きさ。
300人定員に250人で、一寸後には空席が・・・・。


一、桂三金・・・・・・・・・・・・・・・・・「アメリカ人が家にやって来た」

師匠の三枝さんの創作落語。
おじいちゃんの、英語のうらおぼえによる言葉のいいまちがい、
年がいくと増えますな・・・。

私も、3Dを、サンディと読んで、娘にスリーディやでぇと訂正され、
この前も、リハビリを、リハリビと書いてましたし、買ったAQUOSのTVを
ずっとアクロスと思い込んでました・・・アハハ、辛い。

あのネタ、英語の間違いが間違いと解って客席大笑い、
結構、年代の高い客層でしたが、笑えるというのは、
頭のリハビリ(要注意)に、なっていますな・・・・。

二、桂文鹿・・・・・・・・・・・・・・・・・「持参金」

文鹿さん、このあと、「きふね寄席」の出演もあり、早めの出番。
噺は「持参金」、この噺、おなべが、番頭さんの都合だけで、
20円のお金で、嫁いでいく。田嶋陽子さんなら、断じて許されない噺か。

でも、次の日に、おなべに情を感じたと言うのに、多少の救いがある。
しかし、明けの朝、番頭さんが来たとき、あの狭い家の中で、
おなべはんは、どこにいるのか、気になるのは、私だけでしょうか・・。


三、桂都んぼ・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」

大好きな演目。
喜六と清八、と狐・・・・主人公は誰。
「七度狐」と言いながら、やはり喜六でしゃろか・・・。
喜六のキャラクター、喜怒哀楽の濃いのが、私は好きですな。


四、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・「豊竹屋」

かい枝さんの、「豊竹屋」、最高に、おもしろい。
豊竹屋節右衛門の、浄瑠璃、義太夫、が聴かせどころ。

「チンドン屋」、「テンテコマイ」、「天神サン」、「キンカン」
「ツンツルテン」、「セッチン」と、口三味線が続く・・

こんな噺、演者の楽しさがすべて、かい枝さんの楽しさで、
高座自体が、明るくなる。


五、林家染弥・・・・・・・・・・・・・・・「天災」

この会、17回目であり、私も既に6回目の訪問。
同じ会に通い続ける楽しさは、同じネタがダブらないこと。

「天災」なども、はんなりの染弥さんには、扱わないネタのような気がするが、
今日のように、違う面も見れるのは楽しい。

母じゃの、眉間をボンとどついて、鼻血を出させる落語家もあるのに、
上げた手を下げ、足で向こう脛を蹴飛ばすのは、染弥さんの、優しさか・・・。

ますます、全員の噺の幅が拡がるのが、楽しめる浪切亭落語ワールド、
平成6年入門同期生、切磋琢磨で、20、30回と続けてほしいですな・・・・・・・・。



VOL・17、浪切亭落語ワールド
2010年5月8日(土)午後2:00開演
岸和田市立浪切ホール・小ホール

一、桂三金・・・・・・・・・・・・・・・・・「アメリカ人が家にやって来た」
二、桂文鹿・・・・・・・・・・・・・・・・・「持参金」
三、桂都んぼ・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」
仲入り
四、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・「豊竹屋」
五、林家染弥・・・・・・・・・・・・・・・「天災」


10-24-105



号外・・・8月15日に、この浪切ホールで、落語ワールドの番外編で
桂米紫襲名披露公演をさせて頂きますと・・・・師匠の塩鯛さんも来るのか。


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志ん生的、文楽的

2010-05-06 06:01:14 | 本の少し
志ん生的、文楽的 (講談社文庫)
平岡 正明
講談社

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二ヶ月、経っても、完読できず、自分自身いやになる。
落語論ではあるが、作者の平岡正明さんの視点が高尚すぎて、
いかんせん、江戸落語で、生で聴いた事の無い、
志ん生さんと、文楽さんで、ましてや内容が学術的で馴染めない。

三木助の「芝浜」を、朝の芝浜の朝明けの清清しい描写が有名だが、
あれだけ、磯の匂いが沸き立つぐらい事細かに演じると、
「あれじゃ、夢だと、思えねえ」と、五代目志ん生が切り捨てていた。と

この様に、CDもあり、確かめるできるところは興味深く読む事ができるが
音源として、我耳に残らないのは、辛いことですな。
江戸落語に出合うた時には、再度、ページをめくる事もあるでしょうが・・。
ひとまず、書棚にいれときます・・・・。

上方ファンの方、平岡正明さんの本では、
まずは、桂枝雀さんを書いた「哲学的落語家」から、お読みなさるのを
お勧めしますな・・・。


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シャレのち曇り

2010-05-04 22:17:25 | 本の少し
シャレのち曇り (ランダムハウス講談社文庫 た)
立川 談四楼
ランダムハウス講談社

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☆☆☆


立川談四楼のデビュー作、「シャレのち曇り」

あの、真打昇進試験制度事件で、第一回目では、小朝さんに、抜かれた36人の中の一人。
落ちた談四楼に、師匠の談志は、「気をおとさねぇでしっかりやれや。」と
そのあと続いて、「これは、俺個人の好みだが、ま、芸人、最終的には売れにゃあ話しに
ならんのだが、いいかよくきけよ。汚く売れるより、きれいで売れない芸人の方が
俺は好きだ。無論、芸がしっかりしてて食えているという条件つきだがな。」と、
談四楼が顔を染めるようなセリフを言う。

私も、上方の落語家さんを見ていると、そんな気がする。

第二回目は、受けた10人全員が、昇格し、形だけになりかけたと思いきや、
次の三回目に受験の10人に混じって、談四楼と同門の小談志も試験を受けるが、
合格は源平、小里ん、花蝶、正雀の四人のみで、根拠がなく、基準がなく、首を傾げたくなる
人選で運命が決まった・・・。

その結果を、師匠談志に報告すると、「もういっぺん、言ってみろ。」と、
血相を変えて、協会事務所に電話・・これから、立川一門の協会脱会事件へとつながる。
「おまえ達の為に出るんじゃねぇぞ、勘違いするな。いいキッカケなんだおまえ達の一件は。
いいか、試験に落とされたってペコペコ卑屈になるんじゃねえぞ・・・・・・・・」と、
出かけるのを、やめて劇をとばす。・・・
・・・・・・こんなとき、弟子は、この師匠で良かったと感激するんでしょうな。

試験・・人が人を評価する、客が評価するならいら知らず、仲間内が評価する。
上方落語に、真打制度が無いなんて、いかにも実質的で、おおらかさを感じますな。

私小説風の、「前座の恋の物語」、「二ツ目の小僧」、」「借金真打」の、あと三編がついている。
小説として読みごたえ十分、談四楼さんの「シャレのち曇り」は、デビュー作ながら、
作者の、最高傑作である・・・東京舞台だが、上方落語ファンにも楽しめまっせ。



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バスと出会えるか~和泉鳥取ダム

2010-05-03 21:06:01 | 釣り
3日は、朝3時起きで、早朝からバス釣りヘ、連休中で釣り人は一杯みたいだが、
主役のバスたちは、連休中では無いでしょうな。
釣果は・・・・お楽しみに・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・和泉鳥取ダム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

朝明けの風景・・・清々しいの一言でおます。




途中から、日差しもあり、心地よいお天気でしたが、
おさかなさんも、ゴールデンウィークで、お休みのよう、
お姿も見えず、ルアーにも、なんの興味もしめさない・・・。




水は、まだまだ冷たく、身も心も冷えで萎えてしまって、
実は、9時過ぎにはあがる・・・・・その後の、連れの仲地さんとの、ランチタイム。

ええ、釣果、無論、お魚の画像が無いので、アハハ、ボウズでおます。・・無念。
まあ、バス釣りは、やはり夏が最高と、お互いに慰めあった、二人でおました。

次回は、未定、・・・藤四郎にも釣れる季節に行きたいですな・・・。
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第70回でっせ~ビギン寄席

2010-05-02 08:28:53 | 鶴瓶・都のお稽古会
・・・・・・・・・・・・第70回でっせ~ビギン寄席・・・・・・・・・・・・




今日は、鶴瓶さんと都さんの、ビギン寄席で、京橋ヘ。
最近、京橋商店街は、100円商店街としてイベント中とか、
早めに行って、探索したいですな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


入場の12時前に行くと、なんとその列に、かつての仕事仲間のお嬢さん二人が。
こんな処で会えるなんて、やはり、お笑いの街、大阪ですな・・。


一、林家染雀・・・・・・・・・・・・・・・・「宿屋町」

ずっと、鳴物応援で下座にはいらせていただいてましたが、
都師匠に、雅、眞、紫、の三人のお弟子さん、
先程の、二番太鼓も、笛も三人で、私のでる幕はないんですが、
ずっと、通い続けまっせ・・都噺、袖で聴いてても、おもしろいですもの、と。

演目は、東の旅の終盤、「宿屋町」、結構地味なネタ選び。
でも、宿屋町のところ、下座から鳴物も入り、いたって上方らしい。

染雀さんの「質屋芝居」で、大感激した私、是非、続きの「瘤弁慶」聴きたいもんですな。


二、露の都・・・・・・・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」

都さん、この会、70回目、かれこれ15年、いや17年ぐらいか、はっきりした事
分かりませんが、前の結婚生活、離婚、そして二度目の結婚、私の人生、そのままです、と。

鶴瓶さん、今の今まで、今日はお稽古会と思っていたみたいで、「ええ、ビギン寄席か」・と。
次の80回、90回、100回記念も出てもらうよう、お願いしています。

「阿弥陀池」・・・ようできた噺ですが、都さん、初代春團治風に、コンパクトに。
でも、最初からアホタを騙したろうというのではなく、あまりにも、
新聞に無知なので、思わずからかってやろうして、「阿弥陀池」も「糠に首」も話した事。
その、導入部分が無いので、二人の関係が何かしっくりこない。

サゲも、「誰ぞが行けというたんやろ」を受けてアホが、思い付きで言うたので、
「阿弥陀が行けと言いました」だけではなく、前に「ああ、それやったら」
が、是非、ほしいところですな。

でも、何を演じても、都さんの世界になるのは、凄い・・・。
私は、都さんの噺、人柄そのまま、すべて、好きでおますな。


三、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・・・「回覧板」

鶴瓶さんの、ラブソング、・・・・・・「回覧板」
「男はぐっとこらえて、口には出さぬ」が、夫婦円満の秘訣ですな。

まあ、嫁さんの軽い悪口を言えるなんて、常に興味の対象であるからで、
基本的に、愛してるから、なんでしょうな。

「玲子」と、この噺の中で、なんど、嫁さんの名前を呼ぶ事か。
でも、嫁さんに言いたい事は、前回とは、多少入れかえっているみたい、

あの鶴瓶さんでも、そうであれば、私なんぞ・・
嫁さんには、色んな面で、感謝、感謝、でございますな。

「男はぐっとこらえて、口には出さぬ」・・・・「それを言っちゃ、おしまいや」・
・・・・ええ、嫁さんだけに、肝に命じて、辛抱でおますな。



第70回・記念ビギン寄席
2010年5月2日(日)午後1:00開演
ビギンホール

一、林家染雀・・・・・・・・・・・・・・・・「宿屋町」
二、露の都・・・・・・・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
三、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・・・「回覧板」

10-23-100




I氏が、二時間並んで購入し、差入れされたクリスピー・ドーナツ。
お裾分けで、おひとつ、ご馳走になりましたが・・・・。
ふわふわで、二時間、並ぶ優しさが溢れて、美味しいでっせ。


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落語大看板列伝

2010-05-01 06:47:08 | 本の少し
落語 大看板列伝
落語ファン倶楽部
白夜書房

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☆☆

落語大看板列伝・・・
・桂枝雀、桂文治、春風亭柳昇、金原亭馬生、柳家小さんの五名が出ているが、
一ヶ月前に、図書館で借りたが、枝雀さん以降、いっこうにすすまず、ほってあった。
返却日も過ぎたので、枝雀さんのみで書く。

好きこそものの上手なり・・で、興味のないことは、いっこうに進まない。
私にとっては、江戸落語はまさにそれ、同じ落語でも、別物であるのがよく解る。

「枝雀が八百屋さんだったら、八百屋さんになっていた」という
、南光さんの言葉が印象に残る。

枝雀襲名以降に入った、六人の弟子の座談会は、まさに兄弟の集まりであり、
誰もが、「桂枝雀の弟子というのは、誇りなんですわ」と・・
「そして、八人それぞれに方向付けをしてくれた、と、各自の中に師匠がいてる。

「八人寄れば、枝雀になるねん」と、この頃、枝雀さんのお弟子さんたちの高座に、
興味が大いに沸くのは、私自身、結構、潜在的に枝雀さんの落語を、
楽しいんでいるのでは、ないかと・・・・・・。



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