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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

糸島半島「立石山」登山

2020年02月10日 | スポーツ

糸島半島にある3つの山、「可也山」、「立石山」、「火山」。

「小富士」とも呼ばれる美しい可也山に登ったのは2018年9月、時間が経つのは早いものです。

2月10日は❝ブリッジ休暇❞とさせていただき、「立石山」に登ってきました。

 

登山ルートは、比較的なだらかな「福ノ浦登山口」と、急峻な岩場もある「芥屋海水浴場側登山口」。

福ノ浦登山口から登って、様子を見て、どちら側で下山するかは決めることに、、、結局、下山は海水浴場側にしましたので、ぐるっと一周したことになりました。

上図の通り、登山口から山頂までの距離は、福ノ浦からの方が短く、かつ登山口まで結構舗装路を登るので、難易度は低いと思います。

 

筑前前原駅北口バス停から芥屋線の終点「芥屋バス停」へ、1時間に1本もないバスの時刻に合わせて出発です。

(筑前前原駅(北口)駅前。)

「まぁ平日だしガラガラだろう。」と思いきや、小さなバスはほぼ満席。

(かわいい路線バス。芥屋バス停にて。)

地元のお年寄りが2名、あとの乗客は、今が見頃(?)の「小富士梅林」に行く年配のハイキングご一行と、糸島の牡蠣の名所のひとつ「岐志」に行く若手やおじさんの牡蠣小屋客。

終点「芥屋」で降りたのは私だけでした。(笑)

(帰りの時刻は要チェック。)

芥屋バス停に10:08着、帰りは、12:05 or 13:25のどちらかのバスに乗る予定です。

歩き出すとすぐに、「多分あれが立石山だろうなぁ。」という、山頂に岩が突き立っている山が見えました。

朝はやや曇り、薄い雲間から太陽の光がプチ❝天使の梯子❞状態。

(下の光っている面はビニルハウス。)

道が間違っていないことのチェックポイントの「松原天神社」で、今日の無事を祈願。

この作物は何だろう、、、緑が美しい畑。(もちろん、誰一人歩いていません。)

「天神山溜池」。

天神山溜池の左の方に立石山が見えたので、山頂を最大ズームしてみました。

(巨岩が立ってる。ひょっとして山の名前の由来か。)

しばらくは歩きやすい舗装路、ただし緩やかな上りを登り続けます。

30分弱歩くと雰囲気が変化してきます。(イノシシとの遭遇にビビりながら歩いています。)

まだ「福ノ浦登山口」に着いていませんが、登って来たので、景色が良くなってきました。

芥屋バス停から歩き始めて40分弱ってところでしょうか、登山口に到着。

登り始めてすぐにこの激坂。

(思わずロープを使ってしまいました。)

土と階段の道が終わると、次は岩場。

(なかなか登りづらい。)

けがをしないように手も使って安全確保をしながら登るも、太ももには乳酸大量発生。(笑)

疲れた膝がカックンして踏み外せば事故ですので、絶景を見つつも緊張気味。

(岩の向こうは絶壁。)

このスポットかどうか分かりませんが、立石山をググると、この岩の上で記念写真を撮っている人が結構いたように思いますが、私には絶対無理です。

立石山は、山頂よりも、山頂やや手前が絶景ポイント。

芥屋海水浴場、芥屋漁港、芥屋の大門(おおと)、幣の浜(にぎのはま)、、、という海岸線を一望できます。

別の方向を見ると、可也山が美しく裾野を拡げています。

この絶景スポットで初めて人に出会いました。

(そこそこ年配のトレッキングご一行。)

5人くらいで絶景を楽しんでおられましたが、私が登ってみると、足場は満員状態。

狭い足場で見る絶景は、高所恐怖症ではない私でもお尻がキュッとなりました。(笑)

左側にもスペースがあるらしいですが、何と、そこではカップル(?)が絶景を肴にビールを味わっている声が。(こわっ。)

山頂は、この絶景スポットから200m(だったかな)ほど歩きます。

山頂へ続く道もこわすぎ。

(確か、あの岩の上で撮った記念写真をアップしている人もいたなぁ、、、絶対無理。)

山頂です。

山頂にはベンチがありますが、先程の所の方が絶景なので、誰も座っていませんでした。

山頂の隅の木の根元に、可也山の山頂でも見た木箱が。

可也山だけでなく、立石山にも「登頂記念」の手作り焼印木札がありましたので、ありがたく1ついただきました。

 

芥屋海水浴場側の絶景に吸い込まれるように、下山は海側に下りていくことにしました。

先程、絶景スポットにいたご一行が先に下り始めましたが、こんな巨岩の間を抜けて歩く場所もあります。

この後、私に気付いたようで、「下山者ですよぉ~、道を譲りましょう~。」とチームメンバーに声をかけていただき、ご挨拶と御礼を言いながら先に行かせていただきました。

この巨岩はひょっとして麓から見えたものだろうか。

(鳥居の向こうに小さな祠があります。)

海側の下山ルートの道は、岩がちで、砂もかぶっていることから滑らないように細心の注意が必要です。

そして、要所要所で絶景が広がるのですが、道が海に向かって落ちているので、吸い込まれるようでこわいです。

(写真ではそんなにこわそうに見えませんが、とてもこわいです。)

とにかく巨岩がゴロゴロ。

巨岩&絶景の道は終わり、普通の山道となりました。

ということで、途中こわい箇所もありましたが、無事下山できました、、、ふぅ~っ。

海側の登山口は「第二駐車場」のすぐ近く。

立石山を振り返って見る。「あそこから一気に下って来たんだなぁ。」と人間の歩く力に我ながら感心。

芥屋海水浴場。

(中央奥尖っている岩山が芥屋の大門。)

可也山に登った時にもあった「山ナビBOX」がここにもありました。

自分の感覚では、10時過ぎから歩き始めて、もっと時間が経っていると思いましたが、11時半をやや過ぎた頃。

12:05のバスに間に合うことが確信できると、ちょっと余裕が出てきました。(笑)

マンホールのデザインなんぞを見てみたり。

(はまゆうは合併前の旧志摩町の町花。)

「88選」というのが微妙。

(「水浴場」?)

15分程待って12:05のバスに乗れました、、、乗客は私だけ。

途中、岐志バス停で、牡蠣小屋で一杯やったであろう、行きも同じバスに乗った人たちが乗ってきました。

 

筑前前原駅に戻って来ました、、、ちょうどいいタイミングで昼食です。

可也山登山の時には閉まっていて残念だった、筑前前原の「角屋食堂」へ。

誰もいない「イリスロード伊都」を抜けると、、、

「角屋食堂」、営業中。

「混んでいるかなぁ~」と入ってみると、私の他は2人ぐらいでした。

ちなみに、店内は結構広く、テイストは昭和感全開。(私にとっては居心地が良かったです。)

注文はもちろん「ポークチャップ定食」。

(メニューの表紙を飾るポークチャップ。)

味のある大きな鉄板にジュージュー音をたてながら登場、、、美味しそぉ~。

(糸島豚。)

うまい!

登山後の空腹もありますが、これは美味しい。

「角屋食堂」、これ以外にもたくさんメニューがありますので、いろいろと食べてみたくなる、上質の昔ながらの洋食屋さんです。

 

お腹も満たされ、筑前前原駅へ。

BSプレミアムで放送しているのを観たことがありますが、何と、筑前前原駅にも「駅ピアノ」がありました。

ここでピアノを弾くのはかなり勇気がいりますよね。

 

単身住まいの管理人さんに「今日はお休みですかぁ?」と聞かれてちょっと照れくさかったですが、14時台に帰宅。

山頂でいただいてきた木札を比べてみました。

可也山verと立石山verで山の形が変えてあることに気付いて、ちょっとほっこりした気分になりました。

可也山、立石山を登った今、残すは「火山」(ひやま)のみ。

「糸島半島三山」(という呼び方があるかどうかは分かりませんが)制覇をめざします。

 

絶景とポークチャップを堪能した一日でしたが、明日は筋肉痛だろうなぁ。(笑)

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