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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

糸島半島「可也山」登山

2018年09月17日 | スポーツ

三連休の中日、「いつかは登ってみたい」と思っていた、糸島半島の「可也山」に登ってきました。

糸島半島にドライブに行ったり、芥屋ゴルフ倶楽部の「小富士コース」を回ると、端麗な姿を見せる「可也山」です。

(今年4月、芥屋ゴルフ倶楽部にて。)

可也山は、その美しい形から、「筑紫富士」とか「糸島富士」とか「小富士」と呼ばれるようで、「小富士梅林」は昔福岡で勤務していた時、妻と梅見に来たことがあります。

糸島半島には登山向きの山として3山、紹介されています。

「立石山」(210m)、「火山」(ひやま、244m)、「可也山」(365m)。

正直、「まぁ、365mだし、自然道も整備されているらしいし、楽勝だな。」と思っていました、、、が、とんでもなく苦しかったです。

確実に体力が落ちているのか、この手の運動が超久々だからか、ヘロヘロになりました。

 

可也山登山口へは、筑前前原駅(「ちくぜんまえばる」と読みます)からバスで「師吉公民館」下車。

(筑前前原駅、10時前。)

15分ほどで「師吉公民館」に到着。

(小型バスですが、「えっ?!」という民家の細い道を縫って走ります。)

こちらが公民館で、最後のトイレや登山ポストがあります。

登山ポストには「糸島の山歩き」という初心者向けのパンフが置かれています。

(実は、帰りに気付いたので、次回用に1部いただきました。)

公民館からは登山口や登山道の案内看板がありますので、迷うことはありません。

(めざす可也山が見えます。)

歩き始めてすぐにある、名前も出ていないお寺を過ぎると、、、

ここからが本格的な登山道です。

すぐにこんな景色になります。

そしてさらにすぐにこんな道に。

(大阪勤務時代に使っていたトレッキングシューズを履いてきて良かったぁ、、、。)

「これはひょっとしてなめてはいけない登山道では、、、」などと感じつつ前進。

この木の階段で太ももに一気に乳酸が溜まり、汗も噴き出します。

1人登山なので尾根道もそれなりに緊張します。

木の階段ならぬ、京都の鞍馬の山中のような木の根攻撃に体力を持っていかれます。

結構ハァハァしているところに、この案内板。

確か登り始めた時は「1800m」ってあったような気がするので、「まだそんなものなのぉ~」という感じで、メンタルの強さも要求されます。

途中、すれ違う人への挨拶がてら何度も休憩しつつ、ヘロヘロになってベンチのある所に来ました。

太ももの乳酸が治まるまで説明看板を読んだり水筒の手作りポカリを飲んだりして休憩。

可也山は、山体の大部分が花崗岩で、昔から良質な石材の産地として知られていたそうで、この「石切場」は福岡藩時代の採石場跡で、ここから切り出された石が、福岡藩の初代藩主黒田長政公によって栃木県の日光東照宮に寄進され、日本最大の石鳥居として使用されているそうです。

休んでいると、何度も登っているベテランのおばさまに「初めてですか?」などと励ましてもらって、再スタートしました。

放送用アンテナ。

山頂展望所まであと800m、、、あまり減らないなぁ。

「第1展望所」で再び休憩。

(さっきの放送用アンテナがまだこんなに大きく見えます。)

しばらく登ると、これまでにはない広い場所に出ました。

道の真ん中にある「境石」とは何と何の境か。

案内板があります。

前日にチラッとネットで調べたところ、可也山の登山ルートには、東側からの「師吉ルート」(今私が登っているルート)と南側からの「小富士ルート」の2つがあって、小富士ルートはかなりハードとのこと。

お堂のお地蔵様に今日の無事を真剣にお願いしました。

(帰りにはここまでの無事の感謝を申し上げました。)

こんな看板も出ていますが、とてもチャレンジする体力はありません。

ここからはそれほどつらい道はなく、「可也神社」に到着しました。

ここでも今日の無事をお願いしました。

それにしても、ピークから少し下っている印象がありますが、頂上はどこなんだろう。

と思っていると、突然頂上の標識が出ました。

(普通に山の中の頂上で眺望は全くありません。)

この山頂の看板の後ろにこんなのがありました。

「糸島山歩会」、どんだけ登頂しているのぉ、、、とびっくり。

ほどなく展望所が見えてきました。

(あそこが展望所!)

到着!

(ここの方が山頂のような感動スポットです。)

「TAKE FREE」とありますが、「可也山展望台」の足元に木箱があります。

そうなんです、登頂した記念にご自由に持って帰ってください、というおそらく地元の方のご厚意。

木に焼印を施した本格的なもので、裏に通し番号が打たれています。

ありがとうございます!

すごく嬉しいです。

さて、眺望の方も感動です。

こちらも。

デジカメをズームにすると、福岡タワーやヤフオクドームが見えます。

(左中段あたりの尖った建築物が福岡タワー。)

ぐるっと、ほぼ360度眺望を楽しめます。

みなさん、ここでお昼ご飯を食べたりしています。

私は眺望を堪能したので下山へ。

普通の山道は良いのですが、登りでもつらかった木の階段、下りもかなりきついです。

最初は良いのですが、これがかなり続くので、膝からふくらはぎあたりが❝笑い❞始めました。

登りは太ももと呼吸を整えるために休憩、下りは❝笑い❞を止めるために休憩。

でも休憩しても❝笑い❞が止まりません。

膝がガクッとして思わぬ転倒をしないように慎重に下ります。

何度も休憩して、転倒も滑ることもなく無事下山。

この景色を見た時にホッとしましたが、ほぼ平らな道をうまく歩けません。

脚が少し回復してきたので、余裕も出てきました。

自然のミカンが生っています。

(ミカン?)

これはひょっとして杉の花粉の袋?

コスモスに似た雑草?

公民館に無事戻ってきました。

振り返ると登った可也山が見えます。

365m、なめてはいけません。

というか、足腰の強化、考えないといけないなぁ、と痛感した2時間強でした。

 

さて、ちょうどいい時刻にバスがあったので、ランチ時に筑前前原駅に戻ってきました。

多分、メインストリートであろうこの通りをぶらっとしてみます。

(「イリスロード伊都」。スナック系が多そうな感じ。)

で、お店が開いていません。

ネットで「角屋食堂のボークチョップが美味しい。」とあったので行ってみましたが、休み~。

(ネットでは月曜定休みたいなことが書いてあったのに。)

いつでも開いている「ウエスト」でランチ。

「かき揚げぶっかけ」と「かしわめしおにぎり」。

(おいしゅうございました。)

行きに駅前で見かけた「松露饅頭」を自分のお土産に購入。

(十何年ぶりの松露饅頭。懐かしい。)

帰りの電車をしばし待ちます。

向かいのホームの「西唐津」行きが発車しました。

この先からは単線のようです。

(今度はふらっと唐津散策もいいかな。)

冷房のきいた電車で座って帰路へ。

帰宅後すぐに風呂&洗濯、、、そして、松露饅頭でお茶タイム。

久々の松露饅頭、最高です。

 

こうして、念願のそして初めての「可也山」登山は無事成就しました。

リピーターが結構いらっしゃるようで、私も再度登るかなぁ、、、でも次は「立石山」か「火山」に行ってみるかな。

まずは足腰づくりからかな。(笑)

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