仕事関係で初めて聖火リレーを観ました。場所は掛川市と静岡市。静岡県での聖火リレーは3日間とのことですが、❝西日本エリア❞のラストとなります。
真夏とまではいきませんが、強烈な日差しの中、スタートです。
コンボイと言われる大型特装バスがランナーの前に走り、沿道を盛り上げます。スポンサー企業の日本生命、NTT、コカ・コーラと続きます。
(ナンバープレートが「2020」。(笑))
側面の巨大スクリーンには、コンボイよりも先行しているキックボード隊が撮った動画が配信され映し出されます。
ランナーが登場すると、沿道のテンションが一気に上がるのを感じます。声を出すのはNGで、拍手でランナーを応援します。
(晴れがましい、いい笑顔。)
ちなみに、写真はランナーだけが写っていますが、この少し前に10人以上?の警備のための制服警察官や関係者スタッフが走っていて、ランナーだけを撮るのが結構難しい。
トーチキスのポイント。
テレビで観るように、この後、2人のランナーがそろってポーズをしますが、「いつ打ち合わせしているのだろう?」と思っていましたが、事前の組織委員会の説明会に当日のランナーが一堂に会するので、その時に前後のランナーで話して決めているそうです。
で、走り終わったランナーは少しの時間沿道の方々(多分ご家族)からの求めに応じて記念写真を撮って、❝回収バス❞に乗って運ばれて行きます。
(❝回収バス❞に乗り込むところ。)
県警の警備車もたくさん出ていますが、静岡県警の車の❝額❞のマークが「葵の御紋」。
(さすが徳川の本拠地。)
視覚に障害をお持ちの方は伴走者とともに走ります。
掛川駅を降りた時は人もまばらでしたが、聖火リレーの時にはどこからか集まった人たちで、密にならない程度ににぎわっていました。
おそらく人生で初めて降り立った掛川駅、JR東海道本線に、三セクの「天竜浜名湖線」(略称「天浜線」)が合流しているようです。
(特徴的な形の駅舎。ちょうど入って来た列車は1両ですが、学生さんがそこそこ降りてきました。)
JR在来線で掛川駅から静岡駅まで移動。
茶畑が続く車窓の景色を眺めながら(実際はご一緒した同僚の方とずっと話していました(笑))、約40分。静岡駅で地元の方と合流して、まずは、シティセレブレーション会場になっている、静岡市民の憩いの場「駿府城公園」へ。
(駿府城は天守閣は現存しません。石垣の遺構で新たな発見があったらしく、現在一画が発掘調査中でした。)
いい感じに暮れてきました。
ステージ上のイベントが始まるまで時間がありますので、このエリアの聖火リレーのスタート地点となる「浅間(せんげん)神社」まで歩きます。
(立派な神社。平常時に再訪したいものです。)
ランナーが走り出すと「並走禁止」となり動けませんので、一足先にセレブレーション会場に戻ります。
(コカ・コーラが配っている応援グッズ(タオル)。静岡エリア限定。日付が「2020」年になっています。)
スポンサー企業のステージイベントが始まります。
(NTT。もっと華やかなステージでしたが、写真が地味に、、、。(笑))
この後、ダンサーとともに地元の高校生が踊って、地元色いっぱいのいいステージでした。
更に次は、地元の高校の吹奏楽専攻?のみなさんが登場。1曲でしたが、大会で金賞受賞の高校、聴きごたえのある演奏でした。
そして、本日の最終ランナーが登場です。遠くにトーチの先端で元気に揺れる聖火が見えました!
「写真を!」と思いましたが、これまた先導する大量の関係者にはばまれまくって(笑)、何とかこの1枚。
ステージに上がって、いよいよ聖火台に点火!
(なかなか感動的な瞬間です。)
本当に晴れがましい表情でスピーチをして、今日の聖火リレーを締め括ります。
いいものを見せていただきました。こうやって生で見るとやはり感動することに気付きました。と同時に、聖火リレーをしてこの大規模なオペレーション、競技本番は「本当に安全・安心なのだろうか?」と思ったのも事実です。
それにしてもよく歩きました。本日約16000歩。
静岡駅からひかり号で大阪へ帰ります。
静岡駅の駅弁を楽しみにしていたのですが、売店は開いていたものの、弁当は完売状態。車中での遅い夕食はランチパックとなりました。(笑)
みなさん、お疲れ様でした!
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