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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

伊東温泉一泊旅行

2011年08月28日 | 家族

妻の姉家族と時々旅行に行きます。といっても、記憶違いでなければ、最後に行ってからもう7年。

7年ぶりの旅行は、伊東温泉一泊旅行となりました。

しか~し、伊豆半島への旅行というと、8年前の2003年に同じ顔触れで旅行した時のことを思い出します。2泊3日の旅行が、結果的には、3泊4日に。理由は、、、

Dsc02801(2003年8月の新聞より。)

豪雨で半島から抜ける交通機関、道路は全てストップ。そう、3泊目は、、、

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JRの特急列車が開放された「列車ホテル」で。列車の窓から見る「いとう」の看板が雨でぼやけます。

 

今回の旅行に向けた金曜日の帰郷時に三島近辺で豪雨で新幹線がストップ、、、2003年の豪雨が脳裏をよぎります。

もっとも、初めての列車ホテル、結構楽しかったのですが。(伊東駅だけのサービスなのか、朝になると、駅員さんがおにぎり、サンドイッチ、飲み物を配ってくれました。)

 

 

さて、前フリがが長くなりましたが、土曜日の朝出発。曇天です。

旅の始まりは、お墓参りから。自宅からゆっくり走って2時間弱の霊園です。

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広大な敷地なのにいつも掃除が行き届いて気持ちがすごくいいです。晴れた日には富士山が見えるのですが、今日は残念ながら無理のようですね。

 

お参りの最中に雨が降ってきたので、ちょっと慌ただしいお墓参りになりました。

で、さっそくお昼ごはんへ。“三島でうなぎ”も捨てがたかったのですが、2003年の伊豆旅行の時がうなぎだったので、今日は、沼津漁港で新鮮な魚を。

 

国道246号線ですんなり到着。目当ての店は「かもめ丸」です。

R0018186(ラッキーなことに並ばずに入れました。)

私は「刺身盛合せ定食」。

R0018189(全景。)

刺身のアップを。

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桜海老、生しらす、金目鯛、いわし、、、新鮮な魚がで~んと盛られています。もちろん、言うことなしのうまさです。ほんと、うまい!

小鉢のイカの塩辛、カツオ?の佃煮風、アオサノリ入りの味噌汁もなかなか普段口にできない美味しさでした。

こちらはその名も「沼津丼」。

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桜海老、生しらすを中心に食べ切れないぐらいのボリュームです。

「かもめ丸」は「アド街」で第一位に輝いたらしいのですが、その時のおススメがこの「沼津丼」だったとか。

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ちょっとバリエーションをつけるために、妻は天丼を。

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刺身や天ぷらをシェアしながらいただきました。「かもめ丸」、うまいぞ! ごちそうさまでした。

 

お腹もいっぱいになったので、沼津漁港をぶらぶら。漁港自体はこんな雰囲気です。

R0018201(わりと小ぢんまり。)

いろいろと地産品を売っています。

一番多いのは干物。絶対うまいと思います。

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静岡といえばお茶。

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唐揚げスタンド? 海の幸が寿司ネタのようにケースに並んでいて、「これを揚げて。」と注文すると、唐揚げにしてくれるようです。

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「えびせん」のみを売っている店。味付けのバリエーションが豊富。

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見てるだけでも楽しいです。もちろん、お土産をいっぱい買いました。

そうそう、妻曰く、桜海老の乾物がやっぱり相当なお買い得だそうです。桜海老って、いろんな料理に使えてうまいんですよねぇ。

 

さぁ、あとは宿に向かうのみ。早めにチェックインしてゆっくり温泉に浸かろうというわけです。

沼津から伊東へは伊豆半島の「付け根」を横断するイメージ。曇っていることを除けば快適なドライブです。

R0018210(それにしても雲っとるなぁ、、、)

おおっ、いとうにゆくならハ・ト・ヤ、ハ・ト・ヤに決めた! でご存知「サンハトヤ」が見えてきました。もう伊東温泉です。

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今日の宿は「アンジン」。三浦按針がその名の由来のようで、「夢路への水先案内人」というコンセプト。

ちょうど15時過ぎにチェックイン。

R0018244(雰囲気のあるフロント。)

幻想的な廊下。

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2部屋取ってあるので、姉家族と一旦別々に。部屋に入ると、えらく広い。次の間4畳、メインが12畳、ベッドルーム9畳、ソファが置いてある4畳、、、こんな使わんで、と思いつつも、広々しているのは気持ちいいものですね。

部屋からの景色はこんな感じ。緑は「渚公園」です。

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雲っとるぅ~。まっ、明日は晴れるでしょう。

ということで、旅館の部屋にある饅頭とお茶で休憩。ちょっと珍しかったのでご紹介を。

「ぐり茶」というのが置いてあります。

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「ぐり茶」とは正式には「蒸し製玉緑茶」。伊豆特産のお茶だそうです。私は初耳でしたが、関東圏では有名かも。

そして、饅頭もちょっと面白い。各自で蒸して、蒸し立てをどうぞ、という趣向。

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せいろの下には温泉がはってあります。饅頭は「ぐり饅頭」。「ぐり茶」が練り込んであるそうです。温泉で蒸すぐり饅頭。着火マンで固形燃料に火を点けて蒸し開始。10分ぐらいで出来上がり。蒸し立てはそりゃうまいです。

家でこんなことはやってられませんので、お土産には不向きですが。

 

さっそく温泉へ!

誰もいないのをいいことに写真を撮ってみました。内風呂。

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内風呂から出ると、露天風呂。

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強い個性こそないですが、いつまでも浸かっていられるいいお湯です。浴槽の底は私の大好きな伊豆石。やっぱり温泉には伊豆石ですなぁ。

泉質は弱アルカリ性。2本の源泉は高温と低温。これを混ぜて温度調整をしているようです。一般的に温泉って、違う源泉を混ぜるのはご法度なのですが、泉質が温度以外似ているということで可能なのでしょうね。

 

そうこうしているうちに日も暮れました。漁火には早いですが、街はもう夜景です。

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今回の旅行プランの目玉は夕食。美味しいという口コミの「アンジン」の創作懐石ではなく、あえて外へ。

伊東で予約が取りづらい鉄板焼きの有名店「TEPPAN池田」。

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目の前で料理人が演出たっぷりに肉を焼いてくれる鉄板焼きが全員大好きです。

R0018245(さぁ、始まるぞぉ。)

まずは「本日のスープ」。美味しかったことしか覚えていませんが、冷製のスープにコンソメのジュレが入っています。

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焼き物スタート! 野菜から。ナスもこれだけ大事に扱われれば本望でしょう。

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ヤマイモに塩(駿河湾の深層水の塩)が合います。

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楽しみにしていた地物の金目鯛の焼き。銅のフタで蒸らし中。

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これを取ると、、、登場、金目鯛!

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既にうまそうな金目鯛にレモンがかけられ、、、

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添え野菜も焼き上がり、これで完成! ソースは、金目鯛の肝と、骨から取ったスープで作った醤油ベース。もう言うことなしの美味しさです。

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肉料理に行く前に、肉のたたきの握りで一休み。

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さぁ、メインイベント。サーロイン。

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準備を整えるべく、私はここで赤ワインにチェンジ。完全にマイペースで楽しんでします。

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ワイングラスがなかなかいい。料理人さん曰く、ルーマニアから取り寄せたグラスだそうです。私としては、グラスもさることならが、目の前のサーロインが気になってしょうがない。

 

料理人さんが全員に焼き加減を訊いて、いよいよ始まりました。

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いい感じに焼けてるぅ。

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そろそろですか、、、きたぁ~

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最大の見せ場で見事なピンボケ。

でも、焼き立てを次々に皿に乗せてもらって、いただきまぁ~す。

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柔らかいし、肉汁美味しいし、とろける脂が最高だし、うまい! やっぱ鉄板焼き最高です。

 

終盤戦。牛脂とともに炒めたもやし。鉄板に残ったサーロインの旨みも全部吸っていますので、そんじょそこらのもやしとは美味しさが違います。

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最後は、「池田」の名物みたいなご飯もの。

ガーリックライスが出てきて、まずはこのまま。シソが入っているので、さっぱりといただけます。

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半分ぐらい食べたところで、鶏スープをかけてお茶漬け風に残りをいただきます。

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スープをかけると味がコロッと変わってうまいこと。おかわりはできませんが、おかわりしたくなる美味しさです。

 

あとはデザート。別室に移動してゆっくりと。

柚子のシャーベット。

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30分ぐらい余韻を楽しみながらゆっくり、まったり。

最後は店員さんがチェキで記念写真のサービス。

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ごちそうさまでした!

 

もちろん、帰ったらまた温泉。ぐっすり休みました。

 

 

翌朝。晴れ! (快晴じゃないですが、、、)

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朝食前に朝市へ。輪島みたいな、、、ってわけにはいきません。手作り感いっぱいの小ぢんまりとした朝市です。

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女性陣が買い物をしている間に私は散歩。

こんなオブジェが。「(日本での)西洋式帆船発祥の地」の記念碑のようです。

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伊東の漁港方面。逆光ですね。

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渚公園から見た「アンジン」全景。

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「アンジン」の前を流れる伊東川。

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その伊東川のほとりに建つ碑を読む父子。

R0018301(何の碑でしたかぁ?)

 

散歩をするとちょっと汗ばみます。今日は暑くなりそうな予感。

宿に戻って朝食です。

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このアジの干物が立派! こんな大きなアジの干物は見たことがありません。

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肉厚で身が締まっています。かなりうまいです。イカの塩辛やもろみ昆布もうまかったですねぇ。

 

レイトチェックアウトなので、朝食後もゆっくり。私はまた温泉に行きました。今回の泊りで5回は入ったかな。

 

チェックアウトして、ちょっと寄り道。冒頭でも書いた前回の伊豆半島旅行では行けなかった城ヶ崎海岸の吊り橋へ。伊東温泉からは30分弱です。

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子どもたちの夏休み最後の土日にわざわざ誰も城ヶ崎には来ないだろうと思ったら、大盛況。

さっそく吊り橋へ。

すごい! 絶景!

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この吊り橋は揺れないので安心して渡れます。

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でも、足元を見ると、結構な迫力で、お尻がきゅっと締め上がるような感覚になります。

R0018329(こわい、、、)

バックに吊り橋と灯台を入れて記念写真。雄大さが伝わるように撮れと言われたのですが、私の腕では無理ですわ。

R0018324(一応、吊り橋と灯台と海は入れてみたのですが。)

 

訪ねたかった景勝地に来ることができて満足。自分へのお土産はこれにしました。今度帰郷した時の晩酌用。

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結構暑くなってきたので、最後はいつもどおりご当地ソフトで〆。

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これで今回の旅程は終了。私は熱海で降ろしてもらって新幹線で大阪へ帰る予定です。

熱海駅を目指しますが、渋滞もあって城ヶ崎から熱海まで1時間以上かかってしまいました。

R0018335(熱海が見えてきたぞぉ。)

 

皆さん、お疲れ様でした。さっき妻から電話があり、東名が渋滞していたとか。熱海から家まで何と5時間かかったそう。でも無事帰宅できたことが何よりです。

私は、熱海駅で15時前のこだまに。

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名古屋駅でのぞみに乗り換え。駅弁を買い込んでちょっと早い夕食(兼昼食)です。

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その名も「特撰名古屋」。何でこれにしたかっていうと、行きの新幹線で名古屋から乗って来た隣の人が食べていてすごく美味しそうだったから。

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想像通り美味しかったですよ。名古屋がらみの出張の方、おススメです。

 

 

妻たちに先立つこと1時間。18時半には単身住まいに帰着。

いい土日でした。大勢で旅行するのも楽しいですね。帰って来たところですが、また行きたくなります。やっぱ温泉かな。

前回の7年前は甥っ子も姪っ子もまだ小さかったですが、今回の旅行ではもう大人。子どもたちの成長の早さと成長ぶりを実感する旅行でもありました。

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