【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

虫たちとの出会い:堺自然ふれあいの森 PART② 2014.10.15

2014-11-07 | 
同じ日(10月15日)⇒こちら
幼虫にもたくさん出会いました。
わんちゃん的にはスゴク珍しい虫たちがいっぱい。
面白い幼虫に出会いました

クサカゲロウの仲間の幼虫


クサカゲロウの仲間の幼虫には背中にゴミを背負うものとそうでないものがいて、ゴミを背負う者だけでも10種類以上います。自分の背中に載せているのは自分が食べた生物(アブラムシなど)の食べかすが多いようですが、他の生物の脱皮殻、小さな枯れた植物質、他にも色々まじってるようです。なぜ塵(ちり、ごみ)を載せるかというと、捕食者(ナミテントウなど)から認識されにくくする、あるいは襲われた時に逃れやすくするためだそうです。
ちっちゃなちっちゃな虫、それにしてもスゴイ牙が・・・脚も思いっきり踏ん張ってるぞ!!

チャトゲコナジラミの幼虫


ヒサカキの葉っぱの裏になにやら黒い点々が・・・
チャトゲコナジラミの幼虫でした。
愛知県作成の「農業病害虫防除の手引き」によれば平成16 年に国内では京都府で初めて確認された茶の新害虫、分布を急速に拡大しています。愛知県では、平成22 年に初めて確認され・・・っと載ってます。
写真で見てこの幼虫の刺の先に滴がありますけど?コレは?
Re:そよかぜさん
毛状の突起の先の滴ですが、触れて確かめたわけではありません(そのレベルの大きさではありませんね)が、私の考えではネバネバしているのではないかと思います。というのは、葉から汁を吸って暮らしている虫たちにとっては、糖分が余ってきますので、それを捨てる必要があります。しかしそのまま捨てるとアリなどが来そうなものですが、あまり見かけません。アリなどの好まない成分が入っていて、ネバネバを防御に使っているのか、アリも無視する量なのか、いろいろ考えられますが、それを調べるためには、この滴を取って化学分析する必要があるでしょうね。
成虫は1.0~1.3mm 詳しい様子は ⇒こちら


ずらずらずら~~っとの幼虫
オオタバコガ               キイロスズメ
 

クチバスズメ                コヨツメエダシャク               
  
ナナホシテントウ
幼虫       蛹
  

の仲間たち
ニレキリガ


フタテンキヨトウかな?


蜘蛛の仲間たち
ゾウシキカニグモ


ヤサガタアシナガグモ


ビジョオニグモ
  

マダマダ出会った虫たち
ヤマトシリアゲ
体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
初夏に現れるものは黒色で比較的大きく ⇒こちら
晩夏~秋に現れるものは黄色っぽく小さい・・・

っと教えていただきました。


クロウリハムシ               アザミヒゲナガアブラムシ
 
クロウリハムシのお腹が大きく見えますね?
卵が入ってるんですよ。

オオキバハネカクシの仲間


モンキナガクチキムシ


ホウネンダワラ

ホウネンダワラは穴が開いてますね。
こんな変な所に穴が開くのは、多分寄生されていて、寄主が出た跡だと思います。
⇒そよかぜさん談

ハラビロカミキリ




堺自然ふれあいの森(さかいしぜんふれあいのもり)ってどんなところ?
大阪府堺市の南部丘陵エリアにある都市公園。
大阪府堺市の緑のシンボルエリアである南部丘陵エリアに位置し、豊かな自然環境や多様な生き物の生息空間を保全するため、市民協働により後世に残す里山公園である。周辺環境との連続性を踏まえながら、自然環境の保護、活用、復元を図っていく「里山の保全」を目標とし、市民ボランティアの活動による森の整備を行っている。
また、「森の学校」をテーマに人と里山との新しい関わり方を模索する場を目指しており、園内散策のほか、休日を中心に様々な自然体験学習のイベントや講座が開催されている。また、保育所や幼稚園、小学校などの遠足や校外学習でも活用されており、現地職員(レンジャー)によるプログラムに参加することが出来る。
2006年の開園と同時に指定管理者制度が導入され、現在は、(株)生態計画研究所とNPO法人いっちんクラブの連合体である「ふれあいの森パートナーズ」が指定管理者として管理運営にあたっている。


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