新幹線が山陽~九州と直通になって一周年、その新幹線に乗ってみたいなと思い今回、
熊本の「一心行の大桜」 に逢いに行こうと決めたんです。
京都から熊本まで4時間もかかりません、ビックリです。
ン十年前の高校の修学旅行に遡ります。
天保山から船に乗り大分に着いて別府で泊まり翌日は地獄めぐりと耶馬渓(やばけい)へ。
耶馬渓への道路はスゴイところでバスに乗っていたのに窓を開けると制服が土埃で真っ白(この記憶のみが鮮明に)。
翌日は“やまなみハイウエイ”を熊本へ・・・
その時の阿蘇の雄大さには「機会があればもういっぺん来てみたいとこのナンバーワンやなぁ」と思ったモンでした。
熊本の 「一心行の大桜」って?さて?熊本のどこに?
ラッキーでした南阿蘇村やって・・・
新幹線に乗れて阿蘇の雄大な景色にも再会できるかも?よっしゃ決めた。
「一心行はたくさんの人が来るから、朝一番に行くことにしましょう、そこから阿蘇中岳の噴火口とか、一心行の他にも観音桜ってありますから、そこへも行きましょう」
ペンション・ルミナスを8時過ぎに出発。
「一心行の大桜」の向こうに見えるのは阿蘇のやまなみ
阿蘇登山道路を走り中岳噴火口そばの駐車場に。
「あれは?何ですか?」
「避難所になってますね」
いつ、いつ噴火するかわからない・・・今日日そんなことは無いらしい
(マグマの動きはちゃんと察知されてるらしいから)
でも、いつ噴火しても・・・みたいな雰囲気はバッチリ
柵を乗り越えてズズズズズゥ~~と下りていきたいような。
アカンアカン・・・
アメリカのグランドキャニオンみたいやなぁ、と、その雄大な景色を飽かずに眺めてました。
別にグランドキャニオンに行ったと言うワケでは無いですよ、そりゃスケールだって比べモンにならないと思いますよ、けど・・・
何ケ所かで遊歩道がえぐれてました、火山土はもろいモノ、雨でザラザラ~と流されてしまったりとかするそうです。
堰堤がありましたね。
阿蘇火口(中岳)から草千里下の草原にある小さな火口丘の跡、その横を通って
阿蘇登山道路を下りて変った形の山「米塚(こめづか)を案内していただきました。
ここで、ルミナスのオーナーから阿蘇にまつわる神話を伺いました。
米塚(こめづか)は “収穫したお米の山”
健磐龍命(たけいわたつのみこと)は阿蘇の人々に稲づくりを教えられたといわれています。
山頂のくぼみは"ひとすくいの恵み”
収穫した米を積み上げたものが山になったのが米塚。
山頂のくぼみは健磐龍命(たけいわたつのみこと)が米をひとすくいして貧しい人たちにその米を恵まれたためにできたといわれている。
阿蘇には健磐龍命(たけいわたつのみこと)にまつわる神話や伝説が数多く残っています。
それは、阿蘇開拓がいかに困難で、人々が苦労してきたかを物語るものだ、ともいえるのです。
健磐龍命(たけいわたつのみこと)は今も農耕神、阿蘇火山の自然神として厚い神仰を集めています。
「米塚」について詳しくは ⇒こちら
「艸千里濱」 三好達治
われ嘗て この国を旅せしことあり
昧爽(あけがた)のこの山上に われ嘗て立ちしことあり
肥の國の大阿蘇の山
裾野には青草しげり
尾上には煙なびかふ 山の姿は
そのかみの日にもかはらず
環なす外輪山(そとがきやま)は
今日もかも
思ひ出の藍にかげらふ
うつつなき ながめなるかな
しかはあれ
若き日のわれの希望(のぞみ)と
二十年(はたとせ)の月日と 友と
われをおきて いづちゆきけむ
そのかみの思はれ人と
ゆく春の この曇り日や
われひとり齢かたむき
はるばると 旅をまた来つ
杖により 四方をし眺む
肥の国の大阿蘇の山
駒あそぶ 高原(たかはら)の牧
名もかなし 草千里濱
↑ 道草さんよりいただきました。
「『観音桜』は結構立派な桜ですよ・・・」
「そうなんですか楽しみです」
牧場の中に居る一本桜の「観音桜」は樹齢約90年のソメイヨシノ。
村が公園整備を進め、地域の方々が桜の手入れをされ、昨年から一般開放している、と伺いました。
駐車場から少し斜面を歩きました、すると日頃の運動不足のせいで息切れが…
「観音桜」の向こうには阿蘇の山々が見渡せます。
「明日のご予定は?」
「この”るるぶ”で熊本動植物園を見つけました、そこに行こうかと思います」
「電車だったら、本数が少ないのでかえって、時間がかかりますよ、車でお送りします、明日の朝、もういっぺん『一心行の桜』に寄ってみましょう、昨日今日と好天気だったので、八分咲きか、もう満開に近いでしょうから」
「ありがとうございます」
熊本の「一心行の大桜」 に逢いに行こうと決めたんです。
京都から熊本まで4時間もかかりません、ビックリです。
ン十年前の高校の修学旅行に遡ります。
天保山から船に乗り大分に着いて別府で泊まり翌日は地獄めぐりと耶馬渓(やばけい)へ。
耶馬渓への道路はスゴイところでバスに乗っていたのに窓を開けると制服が土埃で真っ白(この記憶のみが鮮明に)。
翌日は“やまなみハイウエイ”を熊本へ・・・
その時の阿蘇の雄大さには「機会があればもういっぺん来てみたいとこのナンバーワンやなぁ」と思ったモンでした。
熊本の 「一心行の大桜」って?さて?熊本のどこに?
ラッキーでした南阿蘇村やって・・・
新幹線に乗れて阿蘇の雄大な景色にも再会できるかも?よっしゃ決めた。
「一心行はたくさんの人が来るから、朝一番に行くことにしましょう、そこから阿蘇中岳の噴火口とか、一心行の他にも観音桜ってありますから、そこへも行きましょう」
ペンション・ルミナスを8時過ぎに出発。
「一心行の大桜」の向こうに見えるのは阿蘇のやまなみ
阿蘇登山道路を走り中岳噴火口そばの駐車場に。
「あれは?何ですか?」
「避難所になってますね」
いつ、いつ噴火するかわからない・・・今日日そんなことは無いらしい
(マグマの動きはちゃんと察知されてるらしいから)
でも、いつ噴火しても・・・みたいな雰囲気はバッチリ
柵を乗り越えてズズズズズゥ~~と下りていきたいような。
アカンアカン・・・
アメリカのグランドキャニオンみたいやなぁ、と、その雄大な景色を飽かずに眺めてました。
別にグランドキャニオンに行ったと言うワケでは無いですよ、そりゃスケールだって比べモンにならないと思いますよ、けど・・・
何ケ所かで遊歩道がえぐれてました、火山土はもろいモノ、雨でザラザラ~と流されてしまったりとかするそうです。
堰堤がありましたね。
阿蘇火口(中岳)から草千里下の草原にある小さな火口丘の跡、その横を通って
阿蘇登山道路を下りて変った形の山「米塚(こめづか)を案内していただきました。
ここで、ルミナスのオーナーから阿蘇にまつわる神話を伺いました。
米塚(こめづか)は “収穫したお米の山”
健磐龍命(たけいわたつのみこと)は阿蘇の人々に稲づくりを教えられたといわれています。
山頂のくぼみは"ひとすくいの恵み”
収穫した米を積み上げたものが山になったのが米塚。
山頂のくぼみは健磐龍命(たけいわたつのみこと)が米をひとすくいして貧しい人たちにその米を恵まれたためにできたといわれている。
阿蘇には健磐龍命(たけいわたつのみこと)にまつわる神話や伝説が数多く残っています。
それは、阿蘇開拓がいかに困難で、人々が苦労してきたかを物語るものだ、ともいえるのです。
健磐龍命(たけいわたつのみこと)は今も農耕神、阿蘇火山の自然神として厚い神仰を集めています。
「米塚」について詳しくは ⇒こちら
「艸千里濱」 三好達治
われ嘗て この国を旅せしことあり
昧爽(あけがた)のこの山上に われ嘗て立ちしことあり
肥の國の大阿蘇の山
裾野には青草しげり
尾上には煙なびかふ 山の姿は
そのかみの日にもかはらず
環なす外輪山(そとがきやま)は
今日もかも
思ひ出の藍にかげらふ
うつつなき ながめなるかな
しかはあれ
若き日のわれの希望(のぞみ)と
二十年(はたとせ)の月日と 友と
われをおきて いづちゆきけむ
そのかみの思はれ人と
ゆく春の この曇り日や
われひとり齢かたむき
はるばると 旅をまた来つ
杖により 四方をし眺む
肥の国の大阿蘇の山
駒あそぶ 高原(たかはら)の牧
名もかなし 草千里濱
↑ 道草さんよりいただきました。
「『観音桜』は結構立派な桜ですよ・・・」
「そうなんですか楽しみです」
牧場の中に居る一本桜の「観音桜」は樹齢約90年のソメイヨシノ。
村が公園整備を進め、地域の方々が桜の手入れをされ、昨年から一般開放している、と伺いました。
駐車場から少し斜面を歩きました、すると日頃の運動不足のせいで息切れが…
「観音桜」の向こうには阿蘇の山々が見渡せます。
「明日のご予定は?」
「この”るるぶ”で熊本動植物園を見つけました、そこに行こうかと思います」
「電車だったら、本数が少ないのでかえって、時間がかかりますよ、車でお送りします、明日の朝、もういっぺん『一心行の桜』に寄ってみましょう、昨日今日と好天気だったので、八分咲きか、もう満開に近いでしょうから」
「ありがとうございます」
忙しい夫を置いて、子供たちと三人で旅行しました。
雄大な山々と桜も素敵ですね~
お天気にも恵まれたようですね
それにしても、近くなりましたね!
前は飛行機で行ったけど、なかなかそれも大変やしね~
新婚旅行で阿蘇山までいきました。
その日は噴火していたので、登れず避難所まで下山しました。
行くまでの長者が原が雄大でした。
桜、凄いですね
どことも、お父さんは・・・
お天気は良かったですよ、帰りしなポツポツと降り始め翌日関西では本降りでしたね。
お天気が良いとラッキー感が倍増ですよね。
北海道なら躊躇なく飛行機を選びますが、
九州なら新幹線が楽しいです。
ホンマに近くなりました
阿蘇山がピンクに染まる、ミヤマキリシマのころもオススメだそうです、そして阿蘇山で霧氷ですって。
雄大な阿蘇の山々から目が離せませんね
かのんちゃんコメントありがとうございます。
雄大な阿蘇をバックに「一心行の大桜」「観音桜」
どちらの桜も地元の方々が丹精込めてお世話されてます。
そんな桜たちの前に立つと、
なんちゅうかスッゴイ元気(パワー)をもらったような気がしましたよ。
大分から、やまなみハイウエイを・・・の、長者が原でしょうか?
「一心行」と名付けられたのは、この桜の下で誰かが行をしたのでしょうか。まさに、神が宿るが如き雰囲気があります。阿蘇山の火口も懐かしい光景です。つい下まで・・・本当にそんな魅力に引き込まれそうです。
京都も満開が過ぎた様です。この九州の桜も、今は散り始めているのでしょうか。
「艸千里濱」 三好達治
われ嘗て この国を旅せしことあり
昧爽(あけがた)のこの山上に われ嘗て立ちしことあり
肥の國の大阿蘇の山
裾野には青草しげり
尾上には煙なびかふ 山の姿は
そのかみの日にもかはらず
環なす外輪山(そとがきやま)は
今日もかも
思ひ出の藍にかげらふ
うつつなき ながめなるかな
しかはあれ
若き日のわれの希望(のぞみ)と
二十年(はたとせ)の月日と 友と
われをおきて いづちゆきけむ
そのかみの思はれ人と
ゆく春の この曇り日や
われひとり齢かたむき
はるばると 旅をまた来つ
杖により 四方をし眺む
肥の国の大阿蘇の山
駒あそぶ 高原(たかはら)の牧
名もかなし 草千里濱
さすがですね~
九州新幹線に乗って、鹿児島に行きたい!!
と思いつつ、まだ計画もたてていません。
私も淡路島から神戸に渡って、神戸から
カーフェリーで福岡に行きました。
高校の修学旅行です。
阿蘇の雄大さに圧倒された記憶があります。
鹿児島まで行かなくても、もう一度阿蘇に
行くというのもいいですね。
九州新幹線で阿蘇への一人旅素敵ですね!
九州は中学の修学旅行で行っただけで、それ以来行った事がないんですよ。。。
一度ゆっくり行ってみたいな。。。
憧れの一本桜の見ごろに合わせて旅行なんて、凄い贅沢な旅でしたね♪
ペンションのオーナーも色々案内してくださって良かったですね!
流石見ごろだけあって桜綺麗ですね!
本州の方でも阿蘇は雄大なんですね
長崎県人は熊本に行っただけで
その広大さに圧倒されてしまいます
阿蘇から見る風景も素晴らしいですね
新幹線の旅おつかれさまでした
という、説明版がありました。
ナルホドです。
今は、この桜も葉桜になりつつ・・・でしょうか。
雄大な阿蘇をバックに、緑濃き大桜、雪の大桜と
写真パネルを見せていただきました
やっぱり迫力アリでしたよ。
雄大な阿蘇に圧倒された記憶が鮮明です。
もういっぺん行ってみたいなと、ずっと思ってました、新幹線がきっかけです。
速い速い・・・
ホンマに九州も近くなりましたよね