親の介護
2007-12-16 | 日記
おじいちゃん おはよう!!「え~~なんや?」「ご飯作りに来たんよ」「そうか、ご苦労さん」
いつもだったらうとうとと寝てるのに今日は起きていていろんな話をした。
戦争で南方の戦地に行ったときのエピソード、もう何回も聞いたけど、それはそれなりにいろいろと楽しくおしゃべりしてくれる。
舅は今の時期、みかんよりも、りんごよりも、柿が大好き、それもちょこっと柔らかくなった甘いのが
ウチにちょうど食べごろのがあったので持っていって舅と一緒に食べた。
「柔らかくて甘いな!!」と喜んでくれた。私もウレシイ。
お昼は素うどん、うどんつゆは袋入り、さっと炊くだけ・・・
「ユーが作るんはおいしいなぁ、ヘルパーさんが作ってくれるんはどうも薄味でミーの口には合わん」
「健康のためには、薄味のほうがええんよ、ヘルパーさんが作ってくれはるんは正解なんやからね」
「そうかなぁ?この年まで食べてきた味と違うのはちょっと辛いなァ・・・」
それに栄養のバランスを考えて生野菜のサラダとかついついつけたいのは解かるんだけど、舅にはちょっと生の野菜はシンドそう。「出来ることなら食べとうない」と、言うていました。
洗濯物が溜まっていた。義弟(年齢は私より上)が洗濯をしてくれてた。
京都市内の北の方はお日様が見えてても雨が細~く降ってきたりするんですよ。
空気も湿っていて冷たいし、洗濯物が思うようには乾いてくれません。
部屋の中に物干し竿入れて干そうかと思案してたら、長男が「風呂場のドライヤー使ったらええねん」
「え~~そんなんあるん?」知らんかったぁ~~
風呂場のパイプにハンガーかけて干したらなんと、夕方には全部ふんわりと乾きました。
晩御飯はかす汁ですよ、具いっぱいのね、私的にはおいしいと自信はありました。
「おじいちゃん、ど~ぉおいしいでしょ?」「うん、そうやなぁ、ここに鮭のアラが入ってたらもっとおいしいねんけどなぁ~」
あちゃぁ~~そういえば、姑のかす汁には鮭のアラが入ってましたなぁ・・・・・
ウチのはかしわなんですよ、鮭のアラは苦手なモンで・・・
それでも、機嫌よく食べてくれてホッ!!
時々「玄関に誰か来はったみたいやし、ちょっと見てきてくれるか」誰も来てる気配は無いのやけど、
「うん、見てくるわね~~あんね、誰も来てはらへんかったよ」「そうか・・・」
義弟が勤めを辞めて介護をしてくれてる。ありがたいことです。
それでも、息子と言うのは、親の今のありようを認めにくいようである。
「もう、ミーはなさけない、0男が来たら、怒られてばっかりなんや」
ウンなんか想像できる、それは無理もないことなんです。
とても手がかかる時があるんですよね、想像もつかないようなことを自分の父親がやってしまってる。
なかなか今の現状を認めにくい、でも、今のことを見守ってあげないとしようがない、やいやい言うても、当の本人はただ戸惑うだけ・・・・
でもね、そばで言うのは易しいけれど、なかなかそうはいかないのが現実なんですよね。
今、舅はデイサービスやショートステイを体験中。
「ほな、奥さんお世話になりました、私はこれで失礼します、さいなら」と貴重品を入れた巾着袋を持って、フラフラと立とうとする。
「おじいちゃん、何処行くの?ここはおじいちゃんの家なんよ」
「奥さんまた来まっさ・・・」
私は泣けてしまいました。
いつもだったらうとうとと寝てるのに今日は起きていていろんな話をした。
戦争で南方の戦地に行ったときのエピソード、もう何回も聞いたけど、それはそれなりにいろいろと楽しくおしゃべりしてくれる。
舅は今の時期、みかんよりも、りんごよりも、柿が大好き、それもちょこっと柔らかくなった甘いのが
ウチにちょうど食べごろのがあったので持っていって舅と一緒に食べた。
「柔らかくて甘いな!!」と喜んでくれた。私もウレシイ。
お昼は素うどん、うどんつゆは袋入り、さっと炊くだけ・・・
「ユーが作るんはおいしいなぁ、ヘルパーさんが作ってくれるんはどうも薄味でミーの口には合わん」
「健康のためには、薄味のほうがええんよ、ヘルパーさんが作ってくれはるんは正解なんやからね」
「そうかなぁ?この年まで食べてきた味と違うのはちょっと辛いなァ・・・」
それに栄養のバランスを考えて生野菜のサラダとかついついつけたいのは解かるんだけど、舅にはちょっと生の野菜はシンドそう。「出来ることなら食べとうない」と、言うていました。
洗濯物が溜まっていた。義弟(年齢は私より上)が洗濯をしてくれてた。
京都市内の北の方はお日様が見えてても雨が細~く降ってきたりするんですよ。
空気も湿っていて冷たいし、洗濯物が思うようには乾いてくれません。
部屋の中に物干し竿入れて干そうかと思案してたら、長男が「風呂場のドライヤー使ったらええねん」
「え~~そんなんあるん?」知らんかったぁ~~
風呂場のパイプにハンガーかけて干したらなんと、夕方には全部ふんわりと乾きました。
晩御飯はかす汁ですよ、具いっぱいのね、私的にはおいしいと自信はありました。
「おじいちゃん、ど~ぉおいしいでしょ?」「うん、そうやなぁ、ここに鮭のアラが入ってたらもっとおいしいねんけどなぁ~」
あちゃぁ~~そういえば、姑のかす汁には鮭のアラが入ってましたなぁ・・・・・
ウチのはかしわなんですよ、鮭のアラは苦手なモンで・・・
それでも、機嫌よく食べてくれてホッ!!
時々「玄関に誰か来はったみたいやし、ちょっと見てきてくれるか」誰も来てる気配は無いのやけど、
「うん、見てくるわね~~あんね、誰も来てはらへんかったよ」「そうか・・・」
義弟が勤めを辞めて介護をしてくれてる。ありがたいことです。
それでも、息子と言うのは、親の今のありようを認めにくいようである。
「もう、ミーはなさけない、0男が来たら、怒られてばっかりなんや」
ウンなんか想像できる、それは無理もないことなんです。
とても手がかかる時があるんですよね、想像もつかないようなことを自分の父親がやってしまってる。
なかなか今の現状を認めにくい、でも、今のことを見守ってあげないとしようがない、やいやい言うても、当の本人はただ戸惑うだけ・・・・
でもね、そばで言うのは易しいけれど、なかなかそうはいかないのが現実なんですよね。
今、舅はデイサービスやショートステイを体験中。
「ほな、奥さんお世話になりました、私はこれで失礼します、さいなら」と貴重品を入れた巾着袋を持って、フラフラと立とうとする。
「おじいちゃん、何処行くの?ここはおじいちゃんの家なんよ」
「奥さんまた来まっさ・・・」
私は泣けてしまいました。
事実を事実として認めるのって難しい
男の人ってもっと認められないかも
長寿で元気でみんないたいけど
どうなるか自分じゃ決められないのが悲しい
息子さんもお嫁さん(わんちゃんさん)も来てくれて
世話を焼く人がいてくれる幸せを感じてるかな~
いつも「元気で長生きしてね・・・」が常でした。
今でも寝たきりじゃないのよ。
私はついつい甘やかしてしまい、服の着脱や食事の時なんかも手を添えてしまいます。
「お母さんにやってもらってる子供みたいになってしもた」と、つぶやいてました。
普段一緒に居ないと、せめても・・・と思ってしまうんです。ず~~っと一緒だったらできないやろうな。
「ありがとう」「遠いところをきてくれたんやな」
この言葉を聴いただけでも、「また、来週来るからね」
私も母に忘れられたらどうしよって何時も恐れていました。
最後まで娘の顔を忘れなかったことが救いでした。
お舅さまのご健康をお祈りいたします。
舅もしゅっ中私のこと忘れてしまう訳ではないんですよ。
時々忘れて、時々思い出して・・・ってところです。
義弟は親だから結構厳しく接してる様子ですが
私はずっと一緒じゃないから思いっきり甘やかしてしまいます。
アカンかな?とは思ってますが、「ええやんか・・厳しいばっかりじゃおじいちゃん可愛そう」って思ってるんです。
その気持ちが息子のお嫁さんに伝わっていて、私のこと面と向かっては「お母さん」と呼びます。
ご近所の方にでも必ず「奥さん」とか「苗字」で呼び掛けします。
これって相手を老けさせないコツのように思うのですよ。ちひろの辞書の中より。
やさしくて、こころ豊かで,慈悲深くて・・・・もっといっぱい・・・
おじいちゃんはいっの間にか。お茶のみ友達と,くつろい
でる気分やったとおもいます。
それでそろそろ,お暇を・・・・と・・・・・
おもわれたんですよ、
それほど、すてきなんです。わんちゃんさんは。
おじいちゃん、ご自分のこと、ミーっていわれるのですね
モダンやわ,さすが京都人・・・・
お舅さん大変になってこられましたね(・・;)
そして、しかりながらも介護をされる義弟さんすごいですね!
うちの父は口だけですね、母は気持ちを察して動いてます。
会えない日があるぶん会うたびに変化に戸惑い毎回対応が大変になられるかと思いますが、変化を楽しみ!
ご自身のお体にもお気を付け下さい。
明日お会いできるのを楽しみにしています!
舅のことずっと「お父さん!!」ってよんでたんですよ。
「ミーはユーのお父さんやないで・・・」と言われてからは「おじいちゃん!!」と呼ぶようになりました。
ご近所さんでももちろんおばあちゃんぐらいの方でも「奥さん」と呼んでますよ・・・・
舅は時々私のことを「ちょっとお母さん!!」って呼ぶときがあります。
「おじいちゃんのお母さんやったらとっくに100歳越えてますがな」と言いたいところを「ハイ、なあに」
って答えてますよ・・・・
普段ウチに居るときでも、キチッとした服装です。
暑いときでもステテコ一枚でなんてとんでもないです。
出かけるときは、ハットをかぶり、姿勢もシャキッと良く、ステキな紳士です。
ちょっと最近くずれかけてますが・・・・
Xジャパンが大好きとは、知らなかったイ・ガ・イ・
こいバカさんはおばあちゃんをずっと介護したんだよね、おばあちゃんはこいバカさんのことずっと頼りにしてるんだよね・・・今でも。
優しいこいバカさん。
いろんなこといっぱいのお話聞いたけど、また、会いましょうね。
若いうちにしかできないってこと、あるから・・・
顔晴って~