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【わんちゃんの独り言 part2】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています

梅だより

2025-03-13 | 折々の花
とある日の“むくのき交流広場”でのグラウンドゴルフで「えっ、今日は福ちゃんは?」
「北野天満宮に梅見に行きよったわ」と、まあさんが教えてくれはった。
 
早速「福ちゃん、梅だより送ってくれへん?」とお願いして送ってもらったのが👆
👇な・ん・と“北野天満宮曲水の宴”2025年3月8日(土)




福ちゃん:“曲水の宴”あまり上手に撮れてないけど、送るね~
わんちゃん:夕方のTVで北野さんの曲水の宴観たわ、な・ん・と雅な…ウ~~ン雰囲気あるあるあるで~~


【北野天満宮春の曲水の宴】
北野天満宮春の曲水の宴(はるのきょくすいのうたげ)は祭神・菅原道真ゆかりで、2016年(平成28年)に千百年振りに再興されました。菅原道真は第59代・宇多天皇(うだてんのう)が主催した曲水の宴に度々招かれ、その際に詠まれた詩文が漢詩文集「菅家文草(かんけぶんそう)」に収録されているそうです。ちなみに「菅家文草」は菅原道真が第60代・醍醐天皇(だいごてんのう)に献上したものだそうです。なお春の曲水の宴は例年3月上旬頃に行われています。
春の曲水の宴では菅原道真を顕彰する為、「和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)1018年(寛仁2年)頃成立」に収録されている詩文「我君一日之沢 萬機之余 曲水雖遙 遺塵雖絶 書巴字而知地勢 思魏文以翫風流(わがきみいちじつのたく ばんきのあまり きよくすゐはるかなりといへども ゐぢんたえたりといへども はじをかきてちせいをしり ぎぶんをおもひてもつてふうりうをもてあそぶ)」が白拍子の舞と朗詠で披露されます。また春の曲水の宴では平安装束を身に着けた詠み手が雅やかに平安時代の歌会を再現します。なお拝観券には見ごろを迎える梅苑入苑料・宝物殿拝観料・記念品付きです。(要確認)
曲水の宴は中国・周公の時代に始まり、353年(永和9年)には政治家で、書家・王羲之(おうぎし)が修禊(しうけい)の儀式として行ったことが「蘭亭序(らんていじょ)」に記されているそうです。その後中国から日本に伝わり、485年(顕宗天皇元年)には顕宗天皇(けんぞうてんのう)の前で行われたと「日本書紀」に記されているそうです。奈良時代から平安時代中期までは宮中の年中行事として行われていたが、その後途絶えたそうです。
白拍子の舞は男装姿の遊女などが今様などを歌いながら舞った歌舞の一種です。ちなみに今様は現代風・当世風という意味で、平安時代中期から鎌倉時代に掛けて流行した歌謡です。
梅苑・境内にはご神木である紅和魂梅(べにわこんばい)や寒紅梅・雲龍梅・思いのまま・月の桂・黒梅など50種・約1,500本の梅の木が植えられ、例年2月中旬頃から3月中旬頃に見ごろを迎えます。