【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

秋桜

2014-10-12 | 絵本
百恵さんはレコーディングの時「ピンと来ないので上手に歌えない」と正直に僕に告白した。
僕は「いつか何故こんな歌を書いたのかきっとわかってくれる日が来ると思う、その日が早く来ると良いね」と言った。

百恵ちゃんの♪秋桜♪こちら

それから数年の後彼女が素晴らしい伴侶を得、きっぱりと颯爽と姿を消した事は今や生きた伝説となった。
実は彼女の引退の日の晩、僕は大阪でコンサートをやっていたのだが、帰ってみるとホテルに彼女からメッセージが届いていた。忙しい自らの引退の日にこんな配慮の人が存在することに感激した。カードにはこう書いてあった、
「さださんがこの歌を作ってくださったお気持ちが、やっと分かる日がやってきました。本当に本当にありがとうございましたー山口百恵」
この時ほどこの歌を作って嬉しいと感じたことはなかった。
僕はカードを胸に抱いて、小さな声で「おめでとう」と言った。★ 絵本のあとがきより
コンサートの中でさださん自身がお話されてた記憶があります。


作:さだまさし
絵:伊勢英子

薄紅の秋桜が秋の日の


何気ない陽溜まりに揺れている


此頃 涙脆くなった母が


庭先でひとつ咳をする

 
縁側でアルバムを開いては


私の幼い日の思い出を


何度も同じ話くりかえす


ひとりごとみたいに 小さな声で


こんな小春日和の穏やかな日は


あなたの優しさが浸みてくる

 
明日嫁ぐ私に「苦労はしても笑い話に時が変えるよ心配いらない」と笑った


あれこれと思い出をたどったら


いつの日もひとりではなかったと


今更乍ら 我儘な私に 唇かんでいます


明日への荷造りに手を借りて

 
しばらくは楽しげにいたけれど


突然涙こぼし 「元気で」と  何度も 何度も くりかえす母


ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに


こんな小春日和の穏やかな日は


もう少し あなたの子供でいさせてください









北海道に在住(5月~11月)のKさんから秋の便りが届きました。


お元気ですか?
北海道では秋は駆け足で通り抜けて、もう暖房をいれています。我が家の庭にリスが埋めていった栗が5mもの木になって、小さいですが栗の実がいっぱい実りました。毎日10~20個と、栗拾いしてます。わんちゃんと一緒に栗拾いしたことを思い出したりして・・・11月初旬に鹿部を出ます。お会いできる日を楽しみに・・・