夏の養生？

西の方から梅雨が明け始めています。　地方に
よって違うでしょうが、暫くは暑い夏との闘いが続
きます。　昼の暑さはしかたがないとして、夜くら
いは涼しく休みたいものです。

夏の養生法として「素問」第２篇では、
　夏は天と地の気が交わり、万物が実る。
　夜更かしせずに早く起き、怒ることのないよう
　気を発散させるのがよい。
と説いています。

これに逆らうと心臓を傷め、秋や冬に重篤な病
気を得ることになる、と戒めています。　イメージ
としては、夏にはスポーツなど活発に活動する方
が良いようですが、事故が多いのも夏です。

現代医学でも、水分不足や寝不足から様々な
障害を起こしやすいことが知られています。　亡
くなられた先輩の病名が心筋梗塞でもあり、今
年の夏は早め早めに休息を取り、「自重」して
いきたいと思います。