高校生の心の中。。。

　高校３年生の男子生徒が、自分の母親を殺害して首を切り、警察に自首してきたらしい。
初めこのニュースを聞いたとき、どういうことか解からへんかった。
「相手は誰でも良かった。」・・・って、母親を殺害するかなぁ。
よ～解からん。
おまけに、首まで落としちゃうかなぁ。
ますます解からん。

　ニュースを聞いていてちょっと気になることがあった。
この高校生は、中学時代明るくて、スポーツも勉強もかなり良くできていたらしい。
友達も多くて、近所づきあいも子供としては結構頑張ってたみたい。
家族とも仲が良くて、母親も教育熱心だけど、過剰というほどでもなかったらしい。
家があるのは、風光明媚などちらかというと田舎に属するほうで、いい大学に行くのなら、会津若松市の高校に行くのは普通らしい。
彼も、家族の期待を担って、すぐ下の弟と一緒に下宿していた。

　いうなれば、普通に育ったできのいい子が、その土地にあった普通の生活をしていただけやのに・・・。

　私が気になったのは、高校の担任の言葉。
「どちらかというと、一人でいることが多く、社会に出ても大丈夫かなぁと思った」・・・って。

　中学時代は、純朴な文武両道の人気者が都会に出てきて、自分よりももっと優れた人がいることを知る。
16歳の心には大きなショックかも知れへんし、初めての挫折かも知れへん。
そんな親元を離れて学校や教師が頼りの若者をしっかり見ててあげたんかなぁ。

　いちばん感受性の強い時期に、何を考えていたんやろ。

担任の「私は関係ありまへん」的な言い方にも、ちょっと「へっ」・・・っていう感じがしたのは私だけ？

　今回の猟奇的な事件の裏に、どんな秘密が隠されているんやろ。
私は特に、高校生になった後の彼の心境の変化にとても興味があります。
学校が絶対関わっている気がするんやけど・・・。
一緒に住んでいた、弟は、どうしてたんやろ。

人食いハンニバルでも、家族は大切にしてたのにぃ。