ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

やったね、2級ゲット。。。

2012年04月28日 | 社労士の目
 今日携帯の電話がなった。
「先生、やりました。 主人の障害やっと認められました」

 タイトルを超~軽めに書いたのには訳があります。
この方のご主人は、うつ病で、10年以上も仕事ができずにいます。
もちろん今もその状態は現在進行形です。

 ご夫婦で、障害年金の請求をされ、3級の認定を受けました。
でもそれを不服として、審査請求をされましたが、棄却され、最後の手段である再審査請求をするためにご依頼いただきました。

 東京まで行って再審査請求するも、これも見事に棄却されてしまいました。
どの方向から見ても、2級に該当するだけの病状を呈しているにもかかわらず。
原因は、面会に行ったあたしの話を一切聞こうともしない医者の診断書です。
診断内容を吟味してほしいと家庭での状態を説明しても「僕にはそうは見えません」の一点張り。

 10年間も患者を診ていて、よくなる兆候もなく、薬さえ変えることもない。
患者にとっていいことに協力する姿勢さえ見えない。
通院中の患者は、体の調子のいい時に来るという当たり前のことすら考えようとせず、目の前の事実だけをうのみにし、家庭での見えない部分については、家族にすら話を聞かない。
いったい何を以て、判断しているのか、医者の資質を疑わざる負えないような、医師でした。

 なかなか外出ができず、病院を変えようとしないご主人を必死に説得し、やっとこ病院を変え、やっといい先生に巡り合えて、額の改定で、待ちわびた
障害年金2級の裁定がおりました。
永かったぁぁぁ
2年かかってしまいました。

 だから、この長い月日も今の気持ちを込めて、超~軽めに書きたかったのです。
明るい奥様の声が携帯の向こうで、涙声になっていました。
あたしも思わず、フードコートに並んでいる列の中でガッツポーズをしてしまいました。