ここで、遂にホンダからスーパースポーツ(SS)の最新型が登場しましたね。
2020年から販売開始の、新型「CBR1000RR-R」です。
実は、今までの現行モデルに関しては見た目こそ、定期的に変化してきましたが、
3代目(SC59)〜5代目(SC77)までに関して実質は、ただのマイナーチェンジだったんですよね。
それだけに、スーパースポーツとして今となっては、かなり他社に溝を開けられた感があり、
個人的に速いスーパースポーツが欲しければ、
最新モデルの、カワサキ「ZX-10R」か、スズキ「GSX-R1000」、
はたまた最強と言われる、ヤマハ「YZF-R1」にする方が良いって、個人的には思っていました。
しかし今回のホンダ「CBR1000RR」は「本物」のフルモデルチェンジです。
ひつこい様ですが、それまでと違い、全く新しいモデルと言っても過言じゃない最新の「CBR1000RR-R」です。(笑)
とにかくスペックを見ると凄くて、最高出力が217ps、最大トルクが11kg、
車重は200kgそこそこで、最上級モデルの「SP」だと、ブレーキシステムは電子制御ブレンボーで、
サスペンションも電子制御オーリンズで固めています。
また、他の電子制御システムもほぼ全て搭載されてて、先代モデルとは大きくフォルムも改善されています。
現在の予想新車価格はスタンダードモデルで242万円、最高峰の「SP」で278万円となっています。
さすがに高いですね!
これは個人的な経験のお話しですが、数年前まで地元のサーキット(岡山国際サーキット)を走っていたボクですが、
当時、ボクが乗ってたマシンはサーキット専用の、カワサキ「2015年式 ZX-6R-モリワキ・ステージ2仕様」というものでした。
いわゆるサーキット専用にフルカスタムされた、600ccバイクだったので、
ある程度はノーマル車に対して、排気量の垣根を越えてアドバンテージがあったのですが、
さすがに、SS系「1000ccカスタムマシン」について走るのは「至難の技」でした。
ただ、そんな中で唯一、何とかなりそうだったのが、ホンダ「CBR1000RR」だったんですよね。(笑)
もちろん、ライダーの技量も大きいですが、いつも参加してたクラスが「エキスパート」だったので、
それなりに速い?もしくは経験値の高いライダーであった事は間違いなかったと思います。
そこで、他の車種は無理だけど「CBR1000RR」だったら何とかついて走れたって記憶です。
当時思ってたのは、これはある程度「性能と比例」してるって気がしてて、
悪く言えば、性能で劣ってると言う言い方になってしまいますが、
基本設計が古いので、仕方ないとも思っていました。
しかし、今回の新型モデルは全く違いそうです。きっとメチャメチャ速いんでしょうね!
これで、SSマシンの「速さの順位」が変わりそうです。
個人的に若干「不格好」に見えたスタイルも、断然よくなりましたしね!(笑)