管内ではパイプハウスでのほうれんそう周年栽培が盛んに行われております。しかしながらここ数年は萎凋病による夏期の収量低下が問題となっていました。特に、昨年は発生も早く被害も深刻な状況だったことから、普及センターではJAの担当者等と対策を検討してきました。その結果産地では、昨年萎凋病が発生したほ場は5月までにダゾメット剤による土壌消毒を励行していくことになりました。しかし、土壌消毒は未経験者が多く、実施はしたものの効果が十分上げられなかった事例も何件かありました。そこで、基本技術習得のため、5月18日にメーカーの協力を得て土壌消毒実演会が開催されました。
実演会では、普及センターから実施前の土壌水分調整等を説明したあと、農薬の袋にひもを通して散布する際の袋の縛り方のコツから始まり、農薬の散布・耕起・灌水・ビニル被覆までの全行程について、それぞれ作業毎にきめ細かなポイントの説明が行われました。「農薬散布を均一にするため、耕起方向と垂直方向に農薬の袋を引く」などは、初めて知ったという声も聞かれました。ちょっとしたコツが効果を左右しているとを再確認してもらうことができました。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225
実演会では、普及センターから実施前の土壌水分調整等を説明したあと、農薬の袋にひもを通して散布する際の袋の縛り方のコツから始まり、農薬の散布・耕起・灌水・ビニル被覆までの全行程について、それぞれ作業毎にきめ細かなポイントの説明が行われました。「農薬散布を均一にするため、耕起方向と垂直方向に農薬の袋を引く」などは、初めて知ったという声も聞かれました。ちょっとしたコツが効果を左右しているとを再確認してもらうことができました。
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美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225