河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

24番3楽章 各変奏の出入り口

2009-03-25 17:08:09 | モーツァルトに会いたい5
昨日は書いてる途中でそのままアップしてしまいました。
続きです。

・・・
テンポの伸縮でいえば
24番第3楽章の変奏曲ごとのテンポの微妙な違いも
指揮者が居ると
時にわざとらしくなることもあるみたいだけど

(ここまで、昨日書きました。以下つづきです。)

たとえば第6変奏のハ長調から第7変奏ハ短調に移るところ。

結構ここは復縦線を越した(♭3個増える=ハ短調になる)とたん
「テンポアップしました~」みたいなのをよく耳にするけど
そうではなくて。

ハ長調の束の間ハッピーな(これは過去の幸せな思い出?・・そういえばこの第6変奏は、無邪気というか、無心に遊ぶようなところがありますね)変奏では
やはりテンポはやや緩んでる。

で、コーダ(8分の6拍子=テンポアップしたように聞こえる)を目前にした第7変奏では、弦楽器は冒頭のテーマを弾くこともあり、テンポはモトに戻らなければ気持ち悪い。

その戻り具合、というのが
タマちゃん(コンマス玉井さん)バッチリでした。

実際にはテンポアップしてるけど
第6と第7変奏の出入り口でテンポが滲(にじ)む、というか・・・。

ゲネプロの時も少し練習して
一拍目の四分音符もやや長めに弾いてもらったことによって
なんというか
うまかったです。


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