河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

ピリオド系ジュピター

2008-11-11 01:24:29 | モーツァルトに会いたい・4
「ジュピター」交響曲のCDを今頃になって買いあさっている。

私はピリオド楽器系の演奏が好きなので
今日のヨガの帰りに探しにいったのだけどあまり見つからず
ブリュッヘンのものと、もう1種類をとりあえず買ってきた。

ブリュッヘンのは
噂によると「レコード芸術」の第1位になった名盤とか?

・・・私のCDの聞き方はちょっと変わってるかもしれないが
スピーカーの近くで聞かないで
隣りの部屋や遠くで聞く。

そうすると
骨格がよく見えるから。

今日は、
リビングでCDをかけながら
お風呂で聞きました。

ブリュッヘンのは
最初の3つの楽章は、私はダメだった。

モーツァルトって、どこか
都会の洗練、みたいなとこがあると思うけど
・・・つまり
悲しいときに「悲しい」と言ったりそういう素振りを見せないで
にっこり微笑んで見せるような・・・。

だから決して重くない。

ブリュッヘンのは
1楽章が私にはどうしても遅すぎ。
2楽章はやすぎ。
3楽章遅すぎ。

でも!!
フィナーレすばらしい!!!

この曲の骨格がわかる。
スケルトンのよう。

ジュピターのフィナーレの骨格がわかるっていうのは、
この曲の良さが一番アピールされているということ。

そのこと(良い曲だと、聴いている人に理解してもらう)こそが
演奏家の存在意義だと思います。

私は
以前京都コンサートホールで聞いた
コープマンのモーツァルト40番がほんとに良かったので
CDをネットで捜したのだけど×。

やっと
ホグウッド、ピノック、ガーディナーあたりが手に入るところ。

今日買った、
もう一つの方は
ホント腹立つくらい×××。

2楽章をあんなに不感症で弾くなんて信じられない。

口直し、
もとい耳直しに
もう一度ブリュッヘンのフィナーレを聞いて寝ます。


コメント
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