モーツァルトさん、こんにちは。
今日も「私はランドール」変奏曲について、第10と第11変奏のことを少し。
この二つ、かわいい双子ちゃん。
プラス、なんだか新鮮な響き。
まず第10変奏。
ヴァイオリンがずっと遠くでオクターヴトレモロをやって、ヴィオラとチェロが二重奏。
う~ん、きれい。
続く第11は、チェロがずっとオクターヴトレモロで、ヴァイオリンとヴィオラが二重奏。
さっきと響きが逆(鏡に映したよう)で、おもしろい!
しかも、曲の形が、例外的。
ここまで、テーマを含め、変奏曲はすべてオーソドックスな形、つまり「AA BB」という形(前半も後半もリピート)。 ところが、この第10変奏の形は、「A B」と繰り返しがなく、第11変奏も「A B」。
なんでかというと、第10変奏の右手32分音符オクターヴトレモロと、第11変奏の左手32分音符オクターヴトレモロが twin になってるからね。
よっくできてますねぇ。
モーツァルトさんは、結局この「ランドール変奏曲」のほかに、14曲のクラヴィアのための変奏曲を書き残していらっしゃいますが、こんな機知に富んだ書き方したの、この曲だけでしょう?
この双子ちゃん、きっと密かな自慢だったのですね?
私も、ここを弾くとき、とってもうれしいですョ。♪
今日も「私はランドール」変奏曲について、第10と第11変奏のことを少し。
この二つ、かわいい双子ちゃん。
プラス、なんだか新鮮な響き。
まず第10変奏。
ヴァイオリンがずっと遠くでオクターヴトレモロをやって、ヴィオラとチェロが二重奏。
う~ん、きれい。
続く第11は、チェロがずっとオクターヴトレモロで、ヴァイオリンとヴィオラが二重奏。
さっきと響きが逆(鏡に映したよう)で、おもしろい!
しかも、曲の形が、例外的。
ここまで、テーマを含め、変奏曲はすべてオーソドックスな形、つまり「AA BB」という形(前半も後半もリピート)。 ところが、この第10変奏の形は、「A B」と繰り返しがなく、第11変奏も「A B」。
なんでかというと、第10変奏の右手32分音符オクターヴトレモロと、第11変奏の左手32分音符オクターヴトレモロが twin になってるからね。
よっくできてますねぇ。
モーツァルトさんは、結局この「ランドール変奏曲」のほかに、14曲のクラヴィアのための変奏曲を書き残していらっしゃいますが、こんな機知に富んだ書き方したの、この曲だけでしょう?
この双子ちゃん、きっと密かな自慢だったのですね?
私も、ここを弾くとき、とってもうれしいですョ。♪