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2021.02.01 1月末で私のお正月は終了。

昨日、1月の末日となった為、迎春用品を片付けた。



赤いお盆に、纏める。


それを、飾り棚の一番したの段に収める。
来年のお正月迄、ここで待って居て下さいね、という感じ。

これら用品の半分は、震災の前から持っていた物。
我が家の居間には、長年使っている、特大の机がある。(これは、50年程前
に購入したもので、私が勤めていた頃、私自身がボーナスをはたいて買った物
の中で、おそらく最大の物だと思う。)

私は、旅行嫌いで有名?だったが、その私が阪神大震災の年の1月13−18迄、
何故か、どうしても行きたいと自ら希望して、香港に旅行した。共産国に返還
される前の香港にどうしても見て置きたかった。
(自分が生まれた上海に近い何かが、今なら、残っているかも知れないと。)

その時、1月だったので、迎春用品を飾っていたが、その大切な大切な迎春用品
を大きな篭に纏めて、その大机の下に置いて出掛けた。
地震の翌日、帰国した私は、家は全壊していたが、机の下に置いていた迎春用品が
全部、無傷で生き残った偶然を知り、驚喜した。
「と言うことは、神様、又あのお正月を迎えられると言うことですか?神様
有り難うございます、有り難うございます。」
これらが残ったと言うことは、私はツイテイルのだ!
これさえあれば、どんな苦難も乗り越えられるという涌き上がる確信を持った。

ちなみに、この赤いお盆4枚も、地震を生きぬいてくれた可愛い子。
1枚だけ、小さな欠け傷が出来ているが、小さいので目立たない。




私は、毎年のおせち料理を、普通の大人数のお宅で使われる、大きな重箱
ではなく、和菓子用の小型の重箱をいくつも使って、その中を仕切る為に、
様々な種類の盃を集めていた。
その盃を見た人は、私が、どれほど酒好きなんだろうと、思っていたと思う。




そして、扉を閉めた状態の飾り棚。

私が、この飾り棚を手に入れた時のことは、思い出す度に感動する。
その思い出話を、次回書かせて頂きます。
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