韜晦小僧のブログ 無線報国

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54年前の開局時の高1中2全波受信機の修復作業 その1(令和3年06月19日)

2021年06月19日 19時19分49秒 | 07アマチュア無線機

54年前の開局時の高1中2全波受信機の修復作業 その1(令和3年06月19日)
現状の状態と欠落部品の実装作業について
54年前の高校1年生の時に開局用に当時でもポピュラーな高周波増幅1段、中間周波増幅2段の全波受信機を自作しました。
コイルパックはトリオの既製品を購入し、その他の部品は小遣いをためて少しずつ製作を進めました。
高校2年生までは、アクティブなQSOをおこなっておりましたが、これ以降は電波を出す機会はなくなったようです。
その後、とは言っても約20年後のことですが、旧軍無線機の修復のため本機のIFTや電源トランスを転用したため、本機はジャンクとなり果てて今日に至った次第です。
今回は、高校生時代にもどり、再度高1中2の全波受信機の修復を目指すこととしました。
欠落部品については、部品のストックからなんとか調達することができました。
実は本機を使用していて不満だったのは、バンドスプレッド用のバリコンの容量が大きくてスプレッドのききが悪かったことです。
今回の修復に合わせて、専用のバンドスプレッド可能なバリコンを用意したのですが、本機のバリコンを交換するとなると、裏面のコイルパック自体を一度外す必要があり、今回は断念するこことしました。
当面は、昔の全波受信機の機能を忠実に再現することとしました。
また、本機にはSメーターが取り付けられていましたが、配線をした気配がありません。
当時の運用ではSメーターを使用したような記憶があるのですが、これも幻だったのかもしれません。
そうこうしていると、開局時の資料の中から、当時の受信機の手書き配線図が出て来たので、bach3にて配線図を作成してみました。

 

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