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韜晦小僧のブログ 無線報国

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
田舎暮らしの日常生活の記録

手製本活動(その20:製本教室)

2015年01月23日 13時17分29秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その20:製本教室)

平成27年01月22日実施した製本教室の制作模様です。
なお、前回の講座はカメラを忘れたため記録ができませんでした。

全体の教室模様です。


生徒さん作成の丸背製本です。今回は見返しの紙の接着がうまくいかず折れた状態のものが3人のかたで発生しました。少し糊の入れ具合に工夫したいとし思います。
また、250頁の本では、通常以上に本体部の紙に波打ちが発生しました。いままでにない現象なので何が悪かったのか原因の解明が必要です。
ただし、レーザープリンターを使用して印刷している関係上、多少の波打ちは発生します。
オフセット印刷機が理想ですが、個人では手が届きません。


おまけ:和文タイプライターの活字を使用した箔押し見本です。10ポ程度の大きさです。

 

 

■目引き、背固めの工程の丸背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

⑤最後に和紙を背に貼って完成です。

 生徒さんの作品です。

Yさんの作品です。

Nさんの作品です。

Sさんの作品です。 


Oさんの作品です。

 


■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の丸背チームの作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

Tさんの作品です。

 

 


手製本活動(その19:製本教室)

2014年12月11日 21時24分16秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その19:製本教室)

平成26年12月11日実施した製本教室の制作模様です。

本日も残念ながら2名のかたが欠席となりました。
今回は作業ミスが出やすくなっている作業項目を重点的に説明するように心がけました。


生徒さんによる独自作品です。全革装でとてもきれいです。

 


全体の教室模様です。


生徒さん作成の丸背製本です。少し溝のところが二重になったのが残念でしたが、その他は満点です。

 

 

おまけ:断裁機なしでもカッター一本で断裁できます。

 

 

 

■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。

①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。

②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。

 

③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。

 


■表紙の作成工程の角背・ 丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙と地券紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

 


■表紙と本体部の合本処理丸背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

 

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

 

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

 


手製本活動(その18:製本教室)

2014年11月27日 21時14分06秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その18:製本教室)

平成26年11月27日実施した製本教室の制作模様です。

本日は残念ながら1名欠席者がありました。
最近は少し作業ミスが出やすくなっていますので、注意しながら丁寧な作業に心がけましょう。

全体の教室模様です。


■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の角背・丸背チームの作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

 

 

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

 

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

 


■表紙の作成工程の丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙と地券紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

 

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

 
■表紙と本体部の合本処理丸背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

 

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

 

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

 


手製本活動(その17:製本教室)

2014年11月14日 13時30分07秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その17:製本教室)

平成26年11月13日実施した製本教室の制作模様です。

 

今回は全員出席で楽しい講習会となりました。


全体の教室模様です。


生徒さんの自宅での製作見本です。布張りで大変きれいです。

 

 

前回作成の半革装の製本の完成です。少し天地のチリの取り方が甘かったのが残念です。

 


おまけ;生徒Yさんによる布の裏打ちした表紙で、多数製作されております。 

 


■目引き、背固めの工程の角背・丸背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。(丸背チームのみ)

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

 

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

⑤最後に和紙を背に張ります。

⑥丸み出し、目引き、背固めの工程の終了です。

生徒NAさんの作品です。

生徒NIさんの作品です。

 

 

 

■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の角背・丸背チームの作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

生徒Tさんの作品です。

生徒Oさんの作品です。

生徒Sさんの作品です。

生徒Yさんの作品です。

 

 

■表紙の作成工程の丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。背は地券紙で切り出します。

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙と地券紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

生徒Tさんの作品です。今回は成功です。

 


手製本活動(その16:製本教室)

2014年10月23日 16時16分12秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その16:製本教室)

平成26年10月23日実施した製本教室の制作模様です。

本日は2名のかたが欠席されました。
十分に教室の時間はありますので、作業の要所要所で作業内容のチェックをするとミスが少なくなります。


全体の教室模様です。


前回作成の半革装の製本の完成です。布ばりの表紙に、背は革といった表装です。

 

 

■目引き、背固めの工程の角背・丸背チームの作業状況です。

①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。(丸背チームのみ)

 

②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。

 

③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。

 

⑤最後に和紙を背に張ります。

 

⑥丸み出し、目引き、背固めの工程の終了です。

 


■表紙の作成工程の丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。背は地券紙で切り出します。

 

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙と地券紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

 

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

※今回は順調に表紙作成が終わったと思いましたが、本文と合わせたところチリ部分のマージンを取っていないことが発覚しました。
 次回、表紙の再作成するこことなりました。大変残念です。