minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

北海道ツアー報告vol.3

2019年06月16日 | 
ツアーもあと残り2本。ようやく昼間がなにもない時間ができたので、箭原さんから紹介していただいた漢方の先生のところに予約をとっていただいて行ってみることに。

ステロイドが全く効かないので、もうこうなったら漢方とか自然のもので試すほかはなく、藁をもすがる思いです。保険が効かないので1日3回3種類の漢方を処方され、一週間分で7500円もしましたが、どうか改善できますように。と祈るばかり。




夜は札幌ジェリコです。ここはいつも北大のジャズ研の若者たちが来てくれたり(今回は室蘭工業大学のジャズ研の男の子も!)、昔のサックス仲間や、札幌の友人も仕事があるなか、駆けつけてくれたりと本当にありがとうございました!!学生たちはみんなCDやリオの四菅獣のレコードを購入してくれる、熱心な人が多くて嬉しくなります。



音量を気にせず思う存分吹けたので楽しかった〜(苦笑)。札幌最後の夜、ジェリコの渋谷さんの美味しい打ち上げダイナミック料理を堪能することができ、大満足でした。






翌朝、お世話になったMizuhoさんに別れを告げ、いざ、函館へ!




なんだか、通りの先には海が見えるなんて、ハバナのようです・・・。


hanabiという古い蔵をおしゃれに改造したバーで昨年に引き続き2回目のライブ。美容室Simplyの池田くんがたくさんのお客様を集めてくれてここでも演奏できることになりました。本当に感謝。その池田くんを紹介してくれた「スケッチ・オブ・ミャーク」「縋りのカマリ」を撮った大西監督も来てくれ、会場は一曲目から「わ〜、すごい!」という悲鳴に近い歓声が。ノリノリで北海道ツアー最後の楽しい夜は更けていきました。
















リオのカタツムリパレードを「梅雨時になると落ち込む友人を励ますために書いた曲です。」と説明して演奏したときのこと。

男の人が話しかけてきました。

「CDください。実は今回、自分の友人とバイクで北海道を旅行する計画を立てていたんですが、出発当日に彼の息子が自殺をはかって、病院に運ばれたんです。とりあえず命はとりとめたようですが。そんなときに、さきほどのカタツムリパレードの話を聞いたので、その友人にこの曲を聴かせたいんです。CDは彼にプレゼントします。」

なんと美しい話でしょう。その息子さんもお父様もこのCDで元気がでればこんなに嬉しいことはありません。1日も早く元気になれますように。


いろいろとハプニングだらけでしたが、なんとか無事に東京へ戻ってこれました。北海道で出会ったみなさま、本当にありがとうございました。来年は9月に行きますのでよろしくお願いしま〜す。














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