8月中ごろから野原を散策していると、いわゆる野菊があちこちで咲いているのを見かけます。この花もその一つです。薄い白紫の綺麗な花で、秋の日差しを受けて凛としている姿はなんとも美しいものです。牛久自然観察の森でも咲いていました。関東地方以北の土手や小川の辺りなどに分布します。学名は「Kalimeris pseudoyomena」で、キク科、ヨメナ属の多年草です。和名の由来は、西日本に分布するヨメナ(嫁菜)の同属で関東以北に分布するものだからのようです。図鑑によれば、ヨメナは春先に若芽を摘んでおひたしにしたりして食用にできるようですが、カントウヨメナは食用には向かないと記述されていました。牛久自然観察の森では見頃の植物の説明板が設置されていますので、この花を知ることができました。写真は9月15日に撮影したものです。
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