つくば植物園のハーブ花壇で、薄紫色の小さな花が集まって美しく咲いていました。葉を少し摘まんでみると、ハッカのような爽快な香りがしました。前掲の黄色い花と違って、薄紫色の花です。説明板によれば、ヨーロッパ~中央アジアが原産で、学名は「Origanum vulgare」、シソ科、オリガヌム属の多年草です。葉の部分は、香辛料として使用されるほか、強壮・健胃、去痰などの薬効があるようです。食事前にオレガノティーを飲むと、食欲が増進され、消化も良くなると言われています。生の葉を使ったイタリア料理もいろいろありますね。写真は6月26日に撮影しました。
つくば植物園のハーブ花壇で咲いていました。黄色い小さなが集まって咲いています。葉に触れるとよい香りがしました。説明板によれば、栽培品種で、学名は「Oribanum vulgare 'Compactum'」、シソ科、オリガヌム属の多年草です。鑑賞にされるほか、全草が料理に使う香辛料になると記されていました。写真は6月26日に撮影しました。
珍しい色をした花がつくば植物園で咲いていました。初めて見て感動しました。秋になると柿の葉が紅葉しますが、、遠くから見るとまさにその色のように感じました。和名の由来もその通りだそうです。説明板によれば、学名は「Epipactis thunbergii」、ラン科、カキラン属の多年草です。草丈は30cmくらいでしたが、ラン科の花らしく唇弁に紫や茶色の斑点がありとても美しい花です。図鑑を見ると、北海道から九州までの広い地域の比較的日当たりもよくて湿気の多い場所に分布しているようです。写真は6月26日に撮影しました。