最近、興味深い本を読んだ。
『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル著)
である。
著者のハーバード大学での講義は、履修学生の数が同大学史上最高を記録したとかで、NHKのBSハイビジョンにおいて、「ハーバード白熱教室」として、著者のハーバード大学での講義を放送していたようである。
つい最近、日本に来日して、東大の安田講堂で公開講義を行っている。
これらの話題を知って、この本に興味を持った。
著者は、政治哲学が専門のようであるが、法律家としての目でいえば、本の内容は、いわゆる法哲学に直結する内容と言える。
制定法の小手先の解釈よりも、ずっと根源的な問題を扱っており、現在のアメリカのトピックな話題も例にとりあげながら、著者の問題意識がわかりやすく述べられている。
期待に違わぬ非常に興味深い本である。下手な法哲学の本よりもずっと興味深く読めるし、特に法律家であれば、一度は読んで決して損のない本だと思う。
法律家におすすめの本であること、間違いなしだと思う。
『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル著)
である。
著者のハーバード大学での講義は、履修学生の数が同大学史上最高を記録したとかで、NHKのBSハイビジョンにおいて、「ハーバード白熱教室」として、著者のハーバード大学での講義を放送していたようである。
つい最近、日本に来日して、東大の安田講堂で公開講義を行っている。
これらの話題を知って、この本に興味を持った。
著者は、政治哲学が専門のようであるが、法律家としての目でいえば、本の内容は、いわゆる法哲学に直結する内容と言える。
制定法の小手先の解釈よりも、ずっと根源的な問題を扱っており、現在のアメリカのトピックな話題も例にとりあげながら、著者の問題意識がわかりやすく述べられている。
期待に違わぬ非常に興味深い本である。下手な法哲学の本よりもずっと興味深く読めるし、特に法律家であれば、一度は読んで決して損のない本だと思う。
法律家におすすめの本であること、間違いなしだと思う。